クローゼ2得点!バイエルン、ゼニトに勝利
5 月 19th, 2011
移籍市場での昨日の動きですが、結局ニュルンベルクにレンタル中のエキシィは
噂通りブレーメンへの完全移籍が決まったそうです(2015年6月30日迄)。
そしてそのブレーメンですが、主将のフリンクスとの来季の契約は結ばない、
そしててコーチのライセンスを取得して、コーチとしてチームに残って欲しいという
要請をすることに決定をしたと言われています。
フリンクス本人は来季も現役でのプレーを希望しているとの事ですし、
来季はどこかに移籍し、その後ブレーメンに戻ると言う道を選択するのかもしれません。
それにしても2002年戦士がどんどんと減って行くのは淋しいですね。
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これでFC バイエルン・ミュンヘンの2010/11シーズンも終りました。
昨日(日本時間では本日未明)ロシアのザンクト・ペテルスブルクで行われた
ゼニト対バイエルンのフレンドリーマッチでシーズン有終の美を飾ることができました。
本来、ここ数日のフレンドリーマッチの日程は本来、
日本のチャリティーマッチの為にとられていたスケジュールだったのですが、
かかる費用全てバイエルン側が負担という申し出にも拘らず
日本側(ガンバ?)が拒絶したため、このような親善試合が行われる結果となりました。
そしてこの所のフレンドリーマッチの中でも最強の相手、ゼニトに
クローゼのドペルパックを含む4得点を挙げた(PKも献上してしまいましたが)
バイエルンが2−4とホームチームを下してシーズン最終戦を勝利で締めくくりました。
この後、選手達はしばらくの間、夏休みに入ります。
…その間、ヨーロッパ各国代表選手達はユーロ予選を戦わねばなりませんが。
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昨日の結果
ゼニト・ザンクト・ペテルスブルク 2−4 バイエルン
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シーズン最後のフレンドリーと言う事で、コンテントは完全にベンチ。
ゴメスもベンチスタートとなりました。(シュヴァインシュタイガーは骨折)
また、ベルギー代表主将でもあるファン・ブイテンも途中の接触プレーの負傷で
大事をとってか前半にオットルと交替、オットルはバイエルン最後の出場となりました。
ベンチにはオリッチの姿も見えましたが、当然出場はまだ当面無理のようです。
そして今回はサテライトからケズが出場を果たしています。
珍しく破顔して笑う本日2得点(プラスPK献上)を決めたクローゼの明るい表情に、
これが最後になってしまうのかと神妙な気持ちになってしまいました。
また、終盤交替となってしまったものの、ゼニトに帰還を果たしたティモシュチュクは、
来季もバイエルンに残留すると自ら明言をしています。
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【本日の先発】
ゼニト・ザントペテルスブルク:
22 Borudin - 2 Anyukov, 6 Lombaertz, 14 Hubocan, 88 Telegin -
27 Denisov, 57 Ionov, 20 Fayzulin, 23 Huszti - 8 Lazovic, 9 Bukharov
バイエルン:
1 Butt - 21 Lahm, 5 van Buyten, 28 Badstuber, 23 Pranjic -
44 Tymoshchuk, 39 Kroos - 10 Robben, 25 T. Müller, 7 Ribery - 18 Klose
交替
38分 ファン・ブイテン → 16 オットル(バイエルン)
46分 ボロディン → 91 ザイツェフ(ゼニト)
46分 アニュコフ → 3 アウヴェス(ゼニト)
46分 ラゾヴィッチ → 10 ダニー(ゼニト)
46分 デニソフ → 18 ジリャノフ(ゼニト)
63分 ブカロフ → 11 ケルジャコフ(ゼニト)
63分 ロンバーツ → 21 ペニャイリジョ(ゼニト)
65分 テレジン → 50 チェミネバ(ゼニト)
73分 フボチャン → 63 テレンティエフ(ゼニト)
73分 ファイズリン → 98 ペトロフ(ゼニト)
78分 ミュラー → 33 ゴメス(バイエルン)
86分 ティモシュチュク → 38 ケズ(バイエルン)
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ゴールは次の6つ。
11分 ブカロフ(ゼニト)、17分 クローゼ(バイエルン)、
47分 クローゼ(バイエルン)、65分 ミュラー(バイエルン)、
80分 フスティ(ゼニト / PK)、81分 ロッベン(バイエルン)
イエローカード。
60分 アウヴェス(ゼニト)
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序盤はゼニトペース。
11分、ファン・ブイテンがミス。
ラームも止められず、まずはホームチームが先制。
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しかし17分には、久々のワントップで
その姿を見せてくれたクローゼが
ゴールを決めてバイエルン、同点にします。
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47分、右サイドから攻撃を仕掛けるバイエルン。
ごちゃごちゃとしたゴール前、リベリーからクローゼに。これを押し込み逆転します。
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45分にも抜け出したミュラーのゴールで
アウェーチームが1−3とリードを広げます。
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しかし79分、クローゼのこのプレーは反則となり、バイエルンは抗議しますがゼニトにPKが与えられます。
これをフスティがしっかりと決めてゼニトも追いすがります。が。
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そのわずか1分後、左サイドからリベリー。マークをものともせずにドリブル。
そしてロッペンにパス。ロッベンがこれをゴールに叩き込み2−4とします。
スター選手の活躍で、ロシアまでやってきた(?)
あるいは地元のバイエルンファンも大喜びです。
そしてこのまま試合は終了。
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楽しい遠征旅行なのか、公式戦が終わったからか、みんなの表情が明るかったのが印象的です。
契約延長となったブットも肩の荷が下りたのか、にこにこしていました。
そしティモシュチュク。最後の最後で交替となってしまいましたが、
かつて幸せな時を過ごしたSt. ペテルスブルクのファンからの熱い声援を受けて嬉しそうでした。
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クローゼも吹っ切れたものがあるのか、この表情。
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負傷のため欠場のシュヴァインシュタイガーがカップと花束を受け取ります。
最近すっかり暑くなったドイツとは一変、まだ肌寒いロシアの地に
早速、新ユニフォームのロングスリーブ版が活躍していました。
ヨンカー監督やルンメニゲ社長、ネルリンガーSDも一緒に記念撮影。リベリーも楽しそうです。
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そして”チームがプリメーラ・ディビジョンに残留すれば完全移籍”との噂もあった
デミチェリスですが、マラガに2014年まで居るという3年契約を交したそうです。
また、冬迄の主将だったファン・ボメルもミランとの1年間の契約延長で合意したとか。
ファン・ボメルについてはスクデットの喜びの中で「今迄一番美しい優勝」とコメントし
そして影でロッベンをミランに誘っているのではないかとの疑惑も生じた事で
私と同じくかつてのキャプテンへの失望感を感じているファンが他にも居るのなら
アウディ・カップでアリアンツへの帰還となる前主将に対して
声援や「おかえり」プラカードなどがなかったりするのではないかと思っています。
かつてミュンヘンに到着したティモシュチュクがたまたま空港で
ファン・ボメルと出くわし、ゼーベナーシュトラーセ迄の案内をしてもらったと言いますが
そのファン・ボメルの影で長い不遇の時を過ごしたティモシュチュク、
来シーズンもバイエルンのゼクサーとして活躍してくれる事を期待しています。
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