結局、バイエルンの第2GK、若者好きのファン・ハールのもと、時期尚早気味ではあったものの
ウィンターブレイク明けから3月迄、正守護神であったトーマス・クラフトが
ヘルタのメディカルチェックにパス、ベルリンに移籍することが決まったようです。
（BILDでは4年契約で年俸100万ユーロとの事。）

クラフトはノイアー移籍の噂が現実的なものとなって来た事で、
6月にバイエルンとの契約が終了した後の再契約をしないことで合意をしていました。
財政難のヘルタとしては、クラフトクラスの選手を無料で獲得できる機会を
待っていたとの事で、クラフトの加入を歓迎しているようです。

ヘルタは来季1部への復帰が確定していますので、レンジング同様
来シーズンはライバルとして戦うこととなると予想されています。
（逆にヘルタから逃げたゲカス、A.フリードリヒは1部残留への正念場です）

さて、今日は来季のCL出場権を確定した先週末のブンデスリーガ第33節、
ザンクト・パウリ対バイエルンのマスコミ採点をお伝え致します。

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まずはkickerから。（1〜6の数字で表現１＝最高、６＝最悪）

ザンクト・パウリ：
Kessler (6) - Thorandt (6), Morena (5), Eger (5,5), Lechner (6) - 
M. Lehmann (6), Daube (5) - M. Kruse (4,5), Takyi (6), Bartels (5) - Asamoah (6)

交替選手　46. Bruns (6), 46. Ebbers (5,5), 68. Kalla (-)

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バイエルン：
Butt (3) - Lahm (3), van Buyten (2,5), Luiz Gustavo (3), Contento (3) - 
Timoschtschuk (2), Schweinsteiger (3) - Robben (1), T. Müller(2,5), Ribery (2) - Gomez (1)

交替選手　43. Badstuber (3), 69. Klose (-), 69. Kroos (-)

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ホームで8ゴールを奪われたザンクト・パウリはクルーゼの4,5が最高点で、
あとは全員5と6の行列という悲惨な採点となりました。
特に終盤、集中力がぷっつり途切れてしまった事で、
この厳しい評価となったのではないでしょうか。

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一方バイエルンは最低点が「普通」の3、大勝の割に厳しい気もしますが、
相変わらず不安の多い守備ではやむを得ないところもあります。
一方、ブンデスリーガでも屈指の破壊力を持つ攻撃陣は相変わらずの高評価。
アシストはしているもののノーゴールのミュラーが2,5、
そして2ゴール1アシストのリベリーが2というのは厳しすぎる気もしますが、
この試合のMVPのロッベン、ハットトリックのゴメスが揃って最高評価を得ています。
また、出場時間の関係で評価対象外ではありますが、クローゼもわずか20分程でしたが
十分にドイツ代表のゴールゲッターとしての存在感を示すプレーを見せてくれました。

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ゲーム評価は2。
ザンクト・パウリのマズさのせいもあってワンサイドゲームとなってしまいましたが
ゴールシーンも楽しめ、またバイエルンのレベルの高さが楽しめたとの事でこの評価です。

主審の評価は2。
こちらもこのテストマッチのような雰囲気のゲームをよくコントロールしたと
なかなかの評価ですが、イエローを示すべき時に流した所が指摘されています。

MOM（マン・オブ・ザ・マッチ）は文句無しのロッベン。
2ゴール3アシストと、目覚ましい活躍ぶりでした。

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続いてBild紙の採点。（1〜6の数字で表現１＝最高、６＝最悪）

ザンクト・パウリ：
Kessler (6) - Thorandt (6), Morena (5), Eger (6), Lechner (6) - 
M. Lehmann (6), Daube (6) - M. Kruse (6), Takyi (6), Bartels (5) - Asamoah (6)

交替選手　46. Bruns (6), 46. Ebbers (6), 68. Kalla (5)

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バイエルン：
Butt (2) - Lahm (2), van Buyten (2), Luiz Gustavo (2), Contento (2) - 
Timoschtschuk (2), Schweinsteiger (2) - Robben (1), T. Müller(2), Ribery (1) - Gomez (1)

交替選手　43. Badstuber (2), 69. Klose (2), 69. Kroos (2)

主審：3

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バイエルンはkickerより評価がかなり甘めとなっていて全員が1と2の高評価。
逆にザンクト・パウリはバルテルスが5、
また、Bildは小数点以下の数字がない為、四捨五入で若干の採点の違いがあることもあって
kickerより一層、明暗額っきりと際立つ評価となっています。

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ところで、ACミランのスクデットを決定した一戦、復活の王子トッティ見たさに
少し観戦していてファン・ボメルに気付きました（つい失念していまして…）。
昨年のルシオと言い、バイエルンからの移籍で最高の幸せを得られて何よりです。

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