ドルトムント、レアルに大敗&ヴィリーーーーー・サニョルは戻って来るのか?

8 月 20th, 2009

昨夜、ネットをうろうろ見ていた時に、涙目のユルゲン・クロップを見たのですが
何かと思えばボルシア・ドルトムント創設100周年イベントにレアル・マドリーを招いて行った
親善試合で0−5のボロ負けを喫したのですね。 

世界でもトップクラスに観客を動員できる事でも知られているドルトムントは
ホームスタジアムのシグナル・イドゥナ・パークに75,000人のファンを集めての大敗となりました。
そりゃあ感情表現の激しいクロップ監督なら涙目にもなります。
この試合のスタメンは
レアル・マドリー:Casillas - Diarra, Albiol, Metzelder (78. Garay), Marcelo -
Pepe, Xabi Alonso - Granero, Kaka (78. Rául), Ronaldo - Benzema (70. Higuain).

ボルシア・ドルトムント:
前半:Weidenfeller - Koch, Subotic, Santana, Dede -
 Sahin - Kuba, Tinga - Großkreutz - Rangelov, Barrios
後半: Ziegler - Owomoyela, Hünemeier, Hummels, Dede (64. Schmelzer) -
 Bender - Großkreutz (64. Öztekin), Kringe - Hajnal - Valdez, Zidan

ドルトムントのスタジアムでシャビ・アロンソやカカーやC.ロナウドなどの
国際的スターのプレーを見られたのがせめてもの救いかもしれませんが、
ドルトムントファンならば誰もがドルの勝利以上のものはないと思っているでしょうから
手加減無しに叩かれたのは複雑過ぎる心情だと思います。
…お祭りなんだから…… いや、うーん…

メツェルダーに慰めのコメントをされて居るのが余計に辛いですね。

.
さて、一昨日、「tz」で元バイエルン選手でキング・オブ・ツンデレ、
またフランス代表選手でもあった懐かしの(?)ヴィリー・サニョルのインタビューが載っていました。

その中でサニョルは現在は陽光溢れる南フランスの地で子供と過ごして
フランスのテレビ局の仕事をしてはいるが、10月から大学に通って
フットボールのマネージメントの勉強をはじめるそうです。

もちろん10月にはオクトーバーフェストの為にミュンヘンに行くつもりだそうですが、
時々ミュンヘンを訪れる時の為にミュンヘンに住居を探すと語っています。

…時折ミュンヘンを?

Bayern-Legende Willy Sagnol im großen tz-Interview
„Das Theater hat Franck geschadet“
München - Am 2. Februar gab er seinen Rücktritt bekannt – doch bei den Bayern-Fans ist Willliiiii Sagnol unvergessen. Das tz-Interview:

インタビューの中ではリベリーやトーニ、ファン・ハールやクリンスマンについても
コメントをしていますが、外部の人間にしては気遣った発言なのがまた奇妙です。
サニョルって、こんなにバイエルンへの愛情をあらわにする人間でしたっけ。

今はどう過ごしていますか、という質問には
「僕は今、息子と一緒に過ごしているよ。現時点では、スポーツ不足だけれど、
 僕は怪我によって2008年7月以来、自分のキャリアの終わりに慣れるには時間がたくさんあったんだ。
 それに、ここに住んでいると素晴らしいよ。 5月下旬以来、最大10分しか雨が降っていない。
 温度は通常30〜35度だしね。」
と語っています。

それはウリ・ヘーネスからの休暇ですよね。ヘーネスには会いましたか?という質問に
「うん、一緒に夏休みにここで食事をしたし、定期的に接触を持っているよ」と答えています。

バイエルンはアットホームなクラブで、バイエルン愛を持っているならば
引退した選手、移籍した選手ともいつも良い関係を保ち続けている事は知られています。
例えば、ハノーバーを引退した後、先般スカウト部門の仕事につく為にバイエルンに戻って来た
タルナトも「いつもウリ・ヘーネスとは連絡を取り合っていた」と言っていました。
ショルは引退後間もなく下部組織のコーチとして戻って来ました(現在は監督)。
リザラズもバイエルンの為に暗躍している(笑)ようですし
(12月のCL対リヨン戦のフランスのTV番組でのリザラズは忘れられません!)、
どうもサニョルもウリから目をかけられているようです。
怪我で引退が決まった後も、CLの抽選会にサニョルを派遣していましたっけ。

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あなたには、具体的な将来の計画がありますか?という質問には
「2年間の沈黙と教育の継続を望んでいるよ。今日すぐにはマネージャーや監督になれないからね。」
そして続くドイツかフランスで働いてもらえるのですか?という質問に
「それは僕は気にしていない。フランスも住み心地はいいし、もしブンデスリーガで仕事を見つけるならば
 バイエルンだけにしす必要があるね。他のクラブでは働けないよ」
というコメント。
これは大学で資格を得た後、いつかフランスで、または
バイエルンでコーチや監督、マネージャーに就く可能性があるのでしょうか?

どれぐらいにあなたのバイエルンとブンデスリーガを追求しますか?と聞かれたサニョル、
「バイエルンでの9年間はとても押しのけられるものではない。
 僕は親善試合やアウディ・カップも見ているんだよ」
と、びっくりするほどバイエルンべったりです。

新しいチームについては
“よく補強が出来ている。マガト以降バイエルンにはそれほど戦術面を重視する監督が居なかったが
 ファン・ハールはなかなかに戦術の専門家だ。”
クリンスマンは間違いだったのかと聞かれて
 ”辞めた監督に就いて話すのは悪い事だというのは確かだ。しかし彼には経験がなかった。
 彼はすべてチームスピリットとフィジカルで解決しようとした。これは十分ではない”
と語っています。何気にクリンスマンの事は好きではなかったようです(笑)。

そしてリベリーについて、レアルに行きたいという彼の願望を理解しますか?と尋ねられて
「ある意味ではイエス。別の点ではノー。ペレス会長は素晴らしいチームを作る為に
 フランクが加わる事を望んでいる。彼は全てについて良く考えなければならないね。
 彼はミュンヘンですべき事を知っている。
 レアルは夢のクラブだけれど、ストレスだってあるんだ。
 マスコミやファン、そしてロッカールームにも。
 彼の成長の為にはあと1、2年バイエルンに残っている必要があるよ」
ありがとうございます(笑)。しかし結構、これ、マトモな意見ですよね。
バイエルンにリベリーを引っ張るのに一役買ったサニョルの見方です。

リベリは頭の中にレアル・マドリーへの思いを常に残して過ごすのかと聞かれ、
“フランクはこのあともベストのパフォーマンスを示す”とも語っています。

そしてレルもオッドもダメで、サニョルの後継者を見つけられていない事についてはこうコメント。
「ラームは左がベストだと思うよ。彼はスーパーなクロスをあげられる。
 守備も出来る。しかし右は彼にとっては難しいようだね。」

GKに関しては
「ミヒャエル(レンジング)はいいGKだよ。クリンスマンとの関係は良くなかったようだけれど。
選手と監督の関係というのは自分には経験がないけれど。ブットも良くやっているけれど、
ミヒャエルはこれからのプレーヤーなんだよ。」
とコメント。
その他にもブレーノ頑張れ、とかルカ(トーニ)はきっとやるよ!などと語っています。

そして最後にマイスターはどのチームだと聞かれてこう語っています。
よほどクリンスマンは嫌いなんですね、サニョル。
「バイエルン。最高のプレーヤーと非常に良い監督が居るんだ。
 しかし去年もバイエルンにはベストなプレーヤーが居た。
 そこで人は良い監督がどれぐらい重要か分かるだろうね。」


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