ヨーロッパリーグ・プレーオフの結果〜ハンブルクとブレーメンは大勝

8 月 21st, 2009

試合終了

昨シーズン迄のUEFAカップは今シーズンから名前をUEFAヨーロッパ・リーグと変えましたが、
昨日(日本時間では昨夜〜今朝にかけて)はその予選のプレーオフがヨーロッパの各地で行われました。
ブンデスのチームではハンブルガーSVがEAギャンガンと、
ヘルタ・ベルリンがブロンビーIF(ブレンビーIF)と、ヴェルダー・ブレーメンがFKアクトベと対戦、
ヘルタは残念ながら負けてしまいましたが、ハンブルクとブレーメンは大量得点の末、勝ちました。

補強が上手く行って、チーム力をあげているハンブルガーSV(ゼを上手く使っています)、
開始7分、11分にゲレーロ、ペトリッチと立て続けに得点をあげ、ペトリッチはハットトリックを達成、
最後にGKヘスルがゴールに弾き返してしまうというミスで1点を献上してしまった他は
相手の付け入る隙のない、危なげないゲーム展開でした。

一方、ヘルタは最初から押され気味の展開、ボールを取ったと思ってもすぐに取り返され
ボール支配率の面でも、チャンスの面でも常に劣勢でした。

しかし一番面白かったのは、何といってもブレーメン対アクトベの対戦でした!
ザルでおおざっぱな試合、と言ってしまう事も出来ますが、
ある意味とてもブレーメンらしいゲーム(褒め言葉でバカ試合)でした。

このプレーオフは来週、27日にセカンドレグが行われます。

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本日の主な対戦結果は以下の通り。
ギャンガン 1−5 ハンブルク
ブロンビー 2−1 ヘルタ・ベルリン
ブレーメン 6−3 アクトベ

MFKコシツェ 3−3 ASローマ
FKバクー 1−3 バーゼル
ブネイ・イェフダ 0−1 PSVアイントホーフェン
ラピド・ウィーン 1−0 アストン・ヴィラ
ガラタサライ 5−0 レバディア・タリン
ラツィオ 3−0 IFエルフスボリ
エバートン 4−0 シグマ・オロモウツ
NACブレダ 1−3 ビジャレアル
ステアウア・ブカレスト 3−0 セント・パトリックス・アスレティック
トゥエンテ・エンスヘーデ 3−1 カラバフ・アグダム
シヴァススポル 0−3 シャフタール・ドネツク
アヤックス 5−0 スロヴァン・ブラチスラヴァ
フラム 3−1 アムカル・ペルミ

【本日の先発・交替・得点】

ギャンガン 1−5 ハンブルク
試合終了

ギャンガン:
Trevisan - Deroff, Koné, Colleau, Saad -
Bellugou, Diallo, Mathis, Ogunbiyi (68, Hamrouna) - El Jadeyaoui (57, Giresse), Grax (7, Scarpelli)

ハンブルク:
Hesl - Demel, J. Boateng, Mathijsen, Aogo -
Zé Roberto (60, Tesche), Jarolim - Trochowski, Elia (69, Benjamin) - Petric, Guerrero (46, M. Berg)

ゴール:7. Guerrero (HSV)、11. Petric (HSV)、26. Petric (HSV)、
50. Berg (HSV)、86. Petric (HSV)、88. Hesl (HSV / オウンゴール)

サポ 喜ぶサポーター達。ハンブルクのサポもかなり本気です。

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ブロンビー 2−1 ヘルタ・ベルリン
試合終了

52分、ギスラソンのコーナーを処理し損なって痛恨の大ミスを犯してしまったドロブニ。
こぼれ球を押し込んだビショフのゴールでヘルタ、先制されますが
しかしその1分後にエベルトのクロスをドモフチフスキーがヘディングで同点ゴール。
ところが71分にペイチノヴィッツのオウンゴールでまたもビハインド。
そのままゲームは終了となりました。

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ブロンビー:
S. Andersen - Randrup, von Schlebrügge, Bischoff, T. Rasmussen -
M. Nilsson (90, Jensen), Gislason, Holmén, Krohn-Dehli -
M. D. Rasmussen (80, A. Farnerud), P. Madsen (65, Bernburg)

ヘルタ・ベルリン:
Drobny - M. Stein, 3 A. Friedrich, 4 von Bergen, Pejcinovic -
44 Kacar (83, Piszczek), Dardai, Cicero (80, Nicu) -
Ebert, Wichniarek (31, Domovchiyski), 10 Raffael

ゴール:52. Bischoff (ブロンビー)、53. Domovchiyski (ヘルタ)、71. Pejcinovic (ブロンビー / オウンゴール)

円陣 開始前は円陣を組んで結束していたというのに…

サポ 他所様のスタジアムでは火を燃やしてはいけません。

ビショフのゴール ビショフ 52分、ビショフの先制ゴール。

ドモフチフスキーのゴール ドモフチフスキー 53分、ドモフチフスキーのゴール。

オウン 71分、オウンゴールで呆然。

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ブレーメン 6−3 アクトベ

前半は取られたら取り返す、というシーソーゲームでしたが、
後半は調子に乗ったブレーメンがアウメイダ、ナウド、エジルと立て続けに得点、
最後にキャプテン、フリングスのファウルでフリーキックを与え、1点を返されますが
アクトベが追いつく可能性はほとんど無い怒濤の攻撃でした。
得点にはならなかったものの、68分の他何度もピサロの惜しいシーンも見られました。
それにしてもFKからダイレクトでゴール…というパターンが3ゴールというもの大味ですね。

結局サノゴのサンテティエンヌ行きが決定してしまいました。プロの世界は厳しいものです。
一方、早速ブレーメンでプレーできる喜びを爆発させていたピサロ、
ピサロがライバルチームに行く事やライバルチームが強くなるのは複雑ですが、
それでもブレーメンはこうでないと…とつくづく思ったゲームでした。

ブレーメン:
Wiese - C. Fritz, Mertesacker, Naldo (76, Pasanen), Boenisch -
Frings, Borowski - Özil, Marin (46, Hugo Almeida) - Pizarro (82, Marcelo Moreno), Hunt

アクトベ:
Sidelnikov - Kenzhisariev, Smakov, Logvinenko, Badlo -
Strukov (84, Tleshev), Golovskoi (72, Chichulin), Khayrullin, Lavrik, Asanbaev (70, Mytrofanov) -
Averchenko

ゴール:17. Boenisch (ブレーメン)、21. Strukov (アクトベ)、28. Özil (ブレーメン FK)、
32. Strukov (アクトベ)、36. Naldo (ブレーメン FK)、60. Hugo Almeida (ブレーメン)、
65. Naldo (ブレーメン)、67. Özil (ブレーメン PK)、87. Smakov (アクトベ FK)

2-1 3-2
 当初ピサロの得点と表示されて一瞬期待したのですが。

ピサロ それでも十分な活躍でした。

エジル ナウドとともにドペルパックのエジル(手だけ)。

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