一昨日に、ブレーメンのアロフスマネージャーが「我々はピサロを買う」と語っていた
…という話題を昨日ここでも書きましたが、その通り、
ピサロはチェルシーからブレーメンに完全移籍する事となりました。

背番号は以前と同じく24です。
契約期間は2012年迄の3年契約。1年の延長オプション付き。
30歳の選手にこのオファーというのはブレーメンがどれだけピサロを欲しかったのかが分かります。
この件に関して、「kicker」のインタビューにピサロが答えています。

Bremens Stürmer Claudio Pizarro im kicker-Interview
“Es hat einige Nerven gekostet”
Er ist wieder da - zum dritten Mal. Claudio Pizarro hat bei Werder Bremen einen Vertrag bis 2012 unterschrieben. Beim FC Chelsea hatte der Peruaner keine Perspektive mehr gesehen. Im Interview mit kicker online erklärt er, warum er sich mit dem SV Werder so verbunden fühlt, gibt Aufschluss über seine Fitness - und offenbart unerklärliche Gedächtnislücken bezüglich anderer Angebote aus der Bundesliga.

キッカー：遂に移籍がなったわけですが、ブレーメンへの移籍は嬉しいですか。

ピサロ：もちろんさ。最終的にブレーメンに居る事ができて嬉しいよ。
長くかかったから神経がすり減ったよ。

キッカー：ブレーメンに戻るというのは常にあなたの願いでしたか？

ピサロ：ああ、ヴェルダーは常に一番にあった。そして幸運にもぼくはここに居るんだ。

キッカー：なぜあなたはそんなにもブレーメンに熱意を持っているんでしょう。

ピサロ：ここでは僕はいつも多くの人のエネルギーを感じるんだ。ポジティブな素晴らしいエネルギーをね。
監督のトーマス・シャーフがそうだし、マネージャーのクラウス・アロフスからもね。

キッカー：他からのオファーもありましたか？

ピサロ：いくつかはあったよ。

キッカー：どのクラブかあげてもらってもいいですか？

ピサロ：それはギリシャとトルコのクラブからオファーがあったし、
イングランドのチームも興味を持っていたんだ。

キッカー：さらにドイツのクラブではシュトゥットガルトもあげられますよね。
それにヴォルフスブルクも興味を持っていたと。これらについてはどうですか？

ピサロ：（笑って躊躇いながら）いや、僕はこれ以上はないと知っているよ。

キッカー：チェルシーではあなたは気前の良い給料を受けていましたが、
ブンデスに戻るについて、あなたは財政的に迷いませんでしたか？

ピサロ：そうだね、僕は金銭は断念せざるを得なかったよ。

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キッカー：あなたはチェルシーでは90分試合に出るという事がなかったのですが
それに対しては異議を唱えませんでしたよね。ブンデスではどうですか。

ピサロ：僕は十分にプレーすることはできていないけれど、トレーニングは十分している。状態はいいよ。

キッカー：どれだけのゴールを狙っていますか？

ピサロ：昨シーズンと同じくらいはゴールしたいよ。（昨シーズンはブレーメンで26試合17ゴール）
ブレーメンで勝ちたいんだ。ケームに、そしてもしかすると……（タイトルを）

キッカー：1年間ヴェーザーの地（ブレーメンのある川の名前）に来た時はレンタルだったので
あなたの家族はグレート・ブリテンに残りましたが、今はどうですか？

ピサロ：僕の家族は今度は一緒にやって来るよ。家を探しているんだ。
僕は大家族だから、それは大きな家でないといけないんだよ。

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　※完全意訳です。誤訳があった場合はそっとお教え頂けると助かります。
と、いう訳でピサロはやっとブンデスに戻って来ました。
チェルシーに居た期間は経済的には恵まれていたでしょうが、
いろいろと苦しい時間だったに違いありません。
ライバル、ブレーメンに戻るのは悔しい気もしますが、
（といっても今のバイエルンにピサロの居場所はありませんが）
やはりピサロにはブンデスが一番合っているのでしょう。頑張って欲しいものです。

一方で、前々から言われていたようにサノゴの件がまたクローズアップされて来ます。
ピサロが移籍し、モレノがシャフタールからやって来て、
アウメイダはまだまだ計算に入れられ、ロゼンベリが故障から復帰するとすれば
サノゴが放出の筆頭候補になるのは避けられません。
ブレーマーの方々にとってはまだまだあと10日、落ち着かない事でしょう。

ちなみにピサロの弟はバイエルンの下部組織に所属していますので、
ピサロの姿は今後もミュンヘン近辺で見かける事もあるのではないでしょうか。

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ブンデスの他のニュースというと、シュトゥットガルトのレーマンが
いよいよ今シーズン限りでの引退を表明したそうです。
テレビ局、Sat.1のインタビューに答えて「Dann ist Schluss.（終わりにするよ）」とコメント、
もう十分だよ。その後は何か他にする時間になるだろう。多分少し離れるだろうと思う。
ドイツとは限らない。それを楽しみにしているよ。
だけど最初はティミショアラ（ルーマニア）に行く事をたのしみにしているんだ。
といった事を語ったそうです。また将来は指導者になることを考えているとの事。

　
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