イングランド、ポーランド、スウェーデンなどが勝利

11 月 18th, 2015

追悼 試合結果

昨夜(日本時間では深夜から今朝にかけて)は週末から続く11月の国際マッチデー、
フランスでのテロの影響が出た形となりましたが、それでも世界各地で
ユーロ予選、W杯予選、代表チーム同士のフレンドリーマッチが様々に行われました。

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我らがFC バイエルン・ミュンヘンではノイアーやボアテング、ロッベン、レヴァンドフスキーらが
いち早く代表チームからは離れてミュンヘンに戻って来ていますので、彼ら抜きの対戦となったのですが、
T. ミュラーをまだ残しているドイツ代表はハノーバーでロッベン抜きのオランダとのフレンドリーマッチ
……の筈が、直前で急遽警察の指示に従って開催がキャンセルされました。

また、ベルギー対スペインのフレンドリーマッチも、今回のテロに
ベルギーのブリュッセル近郊のモーレンベーク地区が関わっている、と
いわれている事もあってか、こちらもキャンセルとなりました。

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そして注目のフランス代表はロンドンにてイングランド代表との親善マッチを行いました。
バイエルンファンには思い出のスタジアム、ウェンブリーはトリコロールに照明が施され、
ウィリアム王子らが追悼の花を捧げ、スタジアムがフランス国歌を斉唱しました。

戦勝国なんで、ドイツのように歌詞を変えろと他国から強制される事も無く歌い継がれて来ましたが、
近年、フランス国歌のラ・マルセイエーズの歌詞が平和な時代にそぐわないとして、
変更をしよう、という意見も折に触れて登場していましたが、
こんな形でこの国歌が人々の胸に訴えかける時にまたなろうとは、複雑に思います。

いつもラグビーの試合などでもこの国歌を聞くと、逆になんだか笑えていたのに、
今ではストレートに恐ろしささえ感じるようになってしまいました。
「起て祖国の子等よ! その時は来たり」
革命の際に、マイセイユの義勇軍兵士が一晩で書き上げたと言われる
闘いを鼓舞する、敵の血で我らの畑を満たせ、というまったくもって純粋な戦争の曲ですが、
これが今、世界が団結する象徴となってしまっている悲しさを思わずにはいられません。

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昨日の主な結果:
イングランド 2−0 フランス
ポーランド 3−1 チェコ
オーストリア 1−2 スイス
デンマーク 0−1 スゥェーデン
ロシア 1−3 クロアチア

ドイツ − オランダ (中止)
ベルギー − スペイン (中止)

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そのイングランド対フランスには先週同様、途中出場でコマンが出場しています。
フランスが負けた事で、イングランド>フランス>ドイツとか言われてしまうんでしょうが、
ドイツサッカー連盟サイトで公開されているニュース動画でも今回のパリでの試合前の
ドイツ代表の映像が公開されていますが、あれはやっぱり可哀想過ぎますよ。

試合前日に宿泊したホテルに爆弾を仕掛けたとの脅迫があり、
ドイツ代表はとりあえず近くのテニスコートに移動、
ジャージ姿の彼ら階段に座り込んでたり、廊下に寝そべっていたり(シュヴァインシュタイガー)、
そのうちテニスボールでリフティング始めたり、足でダブルス流したり…という映像もあります。

試合後はスタット・ド・フランスでもテロがあったため、
やっぱりホテルに戻れず、スタジアムで一夜を過ごした後に、
ストはどうなったのか、ルフトハンザの特別機でフランクフルトに戻るという無茶を強いられました。

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もちろんフランス代表だって、スタジアムでテロがあった直後の試合、
コンディションなんて良い訳ないでしょうしね… 本当に困難な月でした。
来月以降のインターナショナルマッチデーが平和でありますように…!

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オーストリア 1−2 スイス
スイスに先制された後、アラバのゴールで同点に追いつくも、
更に1ゴールを奪われてオーストリアは敗戦となりました。
フランクフルトでプレーしているセフェロヴィッチがドッペルパック、
アラバとシャキリのマッチアップもありましたが、今回はシャキリにやられた感じでした。
ま、シャキリも良かったし。

ミュンヘン滞在中、オーストリア国営放送のバラエティ番組で
オーストリア代表GKアルマーが出演しているのを観ましたが、昨日はベンチ。
それも敗戦の原因かもしれません。ゴールを守ったエズガン、イマイチでしたし。

【昨日の先発】
オーストリア:
Ramazan Ozcan (G), Sebastian Prodl, Christian Fuchs, Aleksandar Dragovic,
Florian Klein, Jakob Jantscher, Julian Baumgartlinger, David Alaba,
Rubin Okotie, Marko Arnautovic, Marcel Sabitzer

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スイス:
Yann Sommer (G), Francois Moubandje, Johan Djourou,
Stephan Lichtsteiner, Timm Klose, Xherdan Shaqiri, Valon Behrami,
Gokhan Inler, Josip Drmic, Admir Mehmedi, Haris Seferovic

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オーストリアはいつものようにアラバをはじめ、GKのエーズガン(インゴルシュタット)、
プレドル(この夏までブレーメン)、フクス(今は岡崎の同僚ですが、夏まではシャルケ)、
バウムガルトリンガー(マインツ)、オコティエ(1860ミュンヘン)、
アルナウトヴィッチ(元ブレーメン)、ズットナー(インゴルシュタット)とお馴染みの顔がずらり。

一方のスイスもロドリゲス(ヴォルフスブルク)を欠くものの、
GKのゾマー(メンヘングラートバッハ)、ジュルー(ハンブルク)、T. クローゼ(ヴォルフスブルク)、
シャキリ(元バイエルン)、ドゥルミッチ(メンヘングラートバッハ)、メーメディ(レバークーゼン)、
セフェロヴィッチ(アイントラハト・フランクフルト)、ヒッツ(アウグスブルク)、
ビュルキ(夏までドルトムント)、ルステンベルガー(ヘルタ)、シェア(ホッフェンハイム)、
シュトッカー(ヘルタ)、デルディヨク(元レバークーゼン/ホッフェンハイム)
…と顔馴染みぶりでは負けてません。

まー、ドイツ語を話す人が多い両国ですからね。知った顔ばかりでも納得なんですがね。

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スイスのスタメン オーストリアのスタメン

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スイス オーストリー
アラバと元バイエルン所属のシャキリの対戦でもありました。

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喜ぶアラバ シャリ
ゴールを決めて喜ぶアラバと、自分で得点は出来なかったのものの、勝利に貢献したシャキリ。

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ポーランド 3−1 チェコ
主将 ポーランド
来週はCLもあるという事で、レバンドフスキーが離脱したポーランド代表ですが、
ツェフがキャプテンを務めるチェコを寄せ付けない強さでした。

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ポーランドはミリク(元レバークーゼン/アウグスブルク)の先制ゴール他、3得点しています。

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デンマーク 0−1 スゥェーデン
ユーロ出場をかけたデンマークとスウェーデンの北欧対決は
イブラヒモヴィッチのゴールでスウェーデンがそのチケットを手にしました。

シャルケに貸し出し中のホイビェルクはスタメンで90分のフル出場でしたが、残念でした…

デンマークと言えばブンデス関連では元ヴォルフスブルクのケアー(キェル)、
ヴォルフスブルクのベントナーもスタメン、ブレーメンのヴェステルゴーは途中出場しています。
スウェーデンは…… これ全試合上げてたらきりがないな〜!

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【昨日の先発】
デンマーク:
Kasper Schmeichel (G), Riza Durmisi, Lars Jacobsen, Thomas Delaney,
Simon Kjaer, Daniel Agger, Christian Eriksen, Nicolai Jorgensen,
Pierre Hojbjerg, Nicklas Bendtner, Yussuf Yurary

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スゥェーデン:
Andreas Isaksson (G), Pierre Bengtsson, Andreas Granqvist,
Oscar Lewicki, Erik Johansson, Mikael Lustig, Emil Forsberg,
Kim Kallstrom, Sebastian Larsson, Marcus Berg, Zlatan Ibrahimovic

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ホイ ホイ2

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イングランド 2−0 フランス
アリ、ルーニーのゴールでイングランドが勝利しました。

コマンはハーフタイムでベン・アルファとの交替出場でした。

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ウェンブリー フランス

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その他のゲームでは、ロシアと対戦したクロアチアは
元バイエルン所属のマンジュキッチのゴールを含む3得点で勝利しています。

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