バイエルンが世界第2位!

8 月 5th, 2013

先ほどのエントリが長くなってしまったので、バイエルンの収入と支出の話題は
こっちに分けて書いておきたいと思います。

さて、我らがFCバイエルン・ミュンヘン、
日本人に嫌われている「金満」チームですが、(そもそも金満って何?)
いつもブンデスファンが言うように、ドイツのチームの無借金経営のおかげで
選手獲得のための資金は空手形でもなく
どこかの金持ちがポケットマネーを出してくれるのではなく、
クラブ員達の出資と商業売上だけできちんとまかなっている訳で、
個人が給料の中から車を買ったり、旅行に行っているのと変わりはないんですよね。

そんなクラブ会員ですが、FCバイエルン・ミュンヘンのクラブ会員数は
ウリ・ヘーネスがマネージャーに就任して以来、みるみる増加の一途をたどり、
ついにこの度、20万人を突破しました!
(とにかく、ウリの脱税スキャンダルのせいで、ますます日本人ファンから攻撃される事となった
 バイエルンですが、どう考えても選手引退後のウリの働きはファンにとっては感謝しかないでしょう。)

以前からバイエルンは世界第2位のクラブ会員数を誇っていましたが、
1位のベンフィカ・リスボンにかなり近づき、抜くのも時間の問題かと思われます。

先日の発表ではバイエルンのクラブ会員数は217,241人、ベンフィカが224,000人との事です。
あと7000人って、結構あっという間かもしれませんね。

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ちなみに調べる事が出来た範囲では、ソシオが日本にも多いFCバルセロナの会員数は155,428人、
レアル・マドリードが90,699人との事ですが、意外にレアル・マドリード、多いんですね。

こういう会員からの会費やら、グッズの売上やら、放送権収入で選手の給料、移籍金を払って何が悪い!?

しかも借金がないので、返済に充てずに済んで、こんな収入がそのまま使える訳です。
(アリアンツアレーナの建設費も終ったんでしたっけ?)
このあたり、ドルトムントもやっとクリアして来る訳ですが、今まではそうも行かなかったでしょう。

世界一ファンが多いクラブはバルセロナ、と言われていますが、
お金を落としてくれるファンの数はバイエルンの方が多いのかもしれません。

それに、バイエルンは年間シートの販売数をかなり少なくして、その分、
その他の一般ファンにもスタジアムに足を運んで欲しい、というスタンスのクラブです、
バイエルンはブンデスの中では高くても、リーグ自体、チケットの価格も安いですし、
総収入の中でも、グッズの売上はかなり比重が高くなっています。
こういうグッズにお金をつぎ込んでくれるファンが多いのもバイエルンの特色かもしれません。

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あと、この際、他リーグファンの人の事をちょっとだけ。
ネットで時々、ブンデスを激しくこき下ろす他リーグファンの方に出会います。
日本人なのに何故、と哀しくなります。
他リーグファンであることに何も言いません。自分も外国チームのファンですから。
しかし、その為にドイツをバカにしないで頂きたいのです。
実生活の場で考えるとですね、広い世界で嫌われ者だった日本が心許せた
数少ない国がドイツやトルコだったんですよ。長い間。 

今はどうか知りませんが、長い間、日本とドイツは同類でした。
よくドイツの旅行ガイドやらを見ると「ドイツは比較的、親日国」とか
「年寄りがウインクして”今度はイタリア抜きでやろうな”と言った」とかいう文が見られます。
イマドキの中高生には日本がアメリカやイギリスと戦争していた事を知らない人も多いとか。
何も知らずにハワイでアリゾナ記念館とか行っちゃって、周りのアメリカ人が一斉に
自分を憎しみのこもった目で見ている事に驚く人とかが出ちゃう訳ですよ。

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プレミアファンが現地で観戦して人種差別とか受けちゃったり、
スペインで排他的な目で見られたりする事を思えば、ブンデスファンでシアワセです。
ドイツ人、いつも親切です。ネオナチ、日本人には無害です。
怖いのはフランクフルトサポぐらいです(いや、全部個人的な印象です)。

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選手も監督も貰っています

意外な事かもしれませんが、ドイツではホッフェンハイム等がいわゆる「金満」のイメージがあったりするようです。
ようは実力に見合わない、クラブ規模に見合わない支出を強請(ねだ)れるクラブ、という感じですか。

バイエルンが監督や有名選手に高額の年俸を支払えるのも、入場料、放送権料の他、
前述の会員が支払う会費やグッズ収入がたっぷりあるからなんですが、
ドルトムントの選手が移籍したいというのも仕方がないんじゃないのか、というのが以下のデータです。

ブンデスリーガ各チームの給与・支出 (2011/12)総額

 チーム名の後ろの(順位)は前年度リーグ成績順位

1位 バイエルン (2位)
1,369,863ユーロ
2位 ヴォルフスブルク (8位)
1,136,364ユーロ
3位 ハンブルガーSV (15位)
972,222ユーロ
4位 ブレーメン (9位)
952,381ユーロ
5位 シュトゥットガルト (6位)
943,396ユーロ
6位 シャルケ (3位)
937,500ユーロ
7位 ケルン (17位)
900,000ユーロ
8位 ヘルタ・ベルリン (16位)
790,323ユーロ
平均    748,056ユーロ
9位 レバークーゼン (5位)
740,741ユーロ
10位 ホッフエンハイム (11位)
731,707ユーロ
11位 カイザースラウテルン (18位)
652,174ユーロ
12位 マインツ (13位)
589,744ユーロ
13位 ハノーバー (7位)
562.500ユーロ
14位 ドルトムント (1位)
506,173ユーロ
15位 ニュルンベルク (10位)
476,190ユーロ
16位 メンヘングラートバッハ (4位)
458,333ユーロ
17位 アウグスブルク (14位)
407,895ユーロ
18位 フライブルク (12位)
337,500ユーロ

自分なら、同じ仕事するならやっぱり転職してでも給料増やしたい派なので、バイエルン派です(笑)。
いや、それより、注目はヴォルフスブルク! やっぱり、金持ちだ!!

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