頂上決戦はドルトムントの勝利 他〜BL
4 月 12th, 2012
ひとまずはバイエルンの面々にお疲れさまと言いたいと思います。
ドイツ、ブンデスリーガの第30節、昨日(日本時間では今朝未明〜早朝)の
メインデーでは合計5試合が同時開催されました。
ここでの注目は今季の優勝を争う2チームの直接対決、天王山とも言える
ボルシア・ドルトムント対バイエルンの対戦でしょう。
いまやすっかり日本の大半がドルトムントを応援しているであろう中、
少数派のバイエルンファンにとっては「終った」という脱力感だけがある状態かと思います。
自力優勝の道がまた無くなったのも、取れるとき・取るべき時に
勝ち点を取れなかったバイエルンに原因があるのですから仕方ありません。
そして他会場ではゴールが多過ぎて、画像をまとめる気力さえ途中で失せてしまいました。
ここでまさかの3位シャルケの敗戦で3位争いもまだ分からなくなって来ましたし、
レバークーゼン、ハノーバーの勝利で来季のヨーロッパリーグ枠も
まだまだ読めない目の離せない状況になっています。
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本日の日本人選手の状況としては、ドルトムントの香川は先発・途中交替、
ヴォルフスブルクの長谷部はチームは敗北ながらフル出場、
シャルケの内田はベンチ入りしたものの、出番は無しに終わっています。
また、つい忘れがちなバイエルンの宇佐美はベンチ入りもありませんでした。
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昨日の結果:
ボルシア・ドルトムント 1−0 FCバイエルン・ミュンヘン
レバークーゼン 3−1 カイザースラウテルン
ニュルンベルク 4−1 シャルケ
ハノーバー 2−0 ヴォルフスブルク
ホッフェンハイム 4−0 ハンブルク
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ボルシア・ドルトムント 1−0 バイエルン
ポストの活躍(?)やらで”ドラマティック”ともいわれそうですが、
ある意味、シンプルなゲームでした。
リベリー、ロッベンのなりふり構わなさに白けた気がしたのも確かですが、
常日頃リベリーが語っている「タイトルを獲りに行くにふさわしい戦力が必要」というのは
こういうプロらしい泥臭い部分も含んでいるのはいうまでもない事なのだと分かりますし、
フェアに行くべきと、ことさら主張する気もありません。
確かに同じ気概を持った選手が少ないのも困ったものだとも思うのですが、複雑な気分です。
個人的には、スボティッチだけはプロ云々以前に問題ありと感じました。
かつて彼が離脱していた時も心配をしていた訳ですが、
今後コイツがどうなろうと、もう同情や心配はしないだろうと思います。
さっさと決めてくれないゴメスの決定力やら、
ボールの供給がないときのゴメスの役立たずっぷりを分かっていながら
先発させるしか無い状況や、策なしで天王山の戦いに臨む指揮官とかに
思う事は色々ですし、バイエルンファンとしては負け惜しみも色々ですが、
こちとら国内だけに構っても居られませんので、気持ちを切り替えていきたいと思います。
来季は真剣にダンテ以外にもCBを検討して欲しいですし、
無理は承知でチームプレーとか、そういったものも……いや、無理ですね。
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【本日の先発】
ボルシア・ドルトムント:
1 Weidenfeller - 26 Piszczek, 4 Subotic, 15 Hummels, 29 Schmelzer -
21 Gündogan, 5 Kehl - 16 Blaszczykowski, 23 香川, 19 Großkreutz - 9 Lewandowski
バイエルン:
1 Neuer - 21 Lahm, 17 Boateng, 28 Badstuber, 27 Alaba -
30 Luiz Gustavo, 39 Kroos - 10 Robben, 25 T. Müller, 7 Ribery - 33 Gomez
交替
61分 T. ミュラー → 31 シュヴァインシュタイガー(バイエルン)
74分 香川 → 7 ライトナー(ドルトムント)
74分 ギュンドガン → 14 ペリシッチ(ドルトムント)
75分 ゴメス → 11 オリッチ(バイエルン)
89分 ブラシュチコヴスキー → 25 オヴォモイエラ(ドルトムント)
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ゴールは以下の1つ。
77分 レヴァンドウスキー(ドルトムント)
イエローカード。
なし。
リベリー、良かったな。
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会場にはドイツ代表監督
レーヴの姿も。
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前節同様、必死の好セーブで
バイエルンの得点機を潰した
ヴァイデンフェラー。
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ハーフタイムにバイエルンPA内に撒き散らかされていたバナナや皮に苦笑するノイアー。
何やら懐かしい風景ですが、カーンじゃないんで。
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後半開始前に片付けられた
バナナやバナナの皮も
数分後にはこの通り。
ドイツ人はバナナ好きですね〜
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香川の活躍は嬉しいが、勝ってもらっては困ると言うのがバイエルンファンの日本人?
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なりふり構わないリベリー。リベリーは時々コレをやっていますが、
プレーに比べて演技はヘタクソなので有効にはならない事が多い訳ですが。
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バイエルン首脳陣も暗い表情。
ミスター・ヨーロッパは
「私はこんな事はしないからねー」
と素知らぬ顔で残り時間を気にしたり。
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77分、CKからの一連の攻防にレヴァンドウスキーがヒールで押し込みドルトムントが先制。
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こちらもなりふり構っていられないロッベン。両翼揃って演技下手なくせに……
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得たPKはヴァイデンフェラーに止められて、慣れない状況に落胆のロッベン。
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最後を告げるホイッスル。
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ドローにふさわしいゲームだったと言われても、気休めにもならないのですが、
すぐに顔を上げて前を向いていかなければならないスケジュールがまだまだ残っています。
そして、今季もドイツマイスターになるならば、来季はドルトムントも
CLではベスト8ぐらいには残れるよう頑張ってもらう必要があります。
UEFAランキングをセリエより上げたのはバイエルンやシャルケ、
ブレーメンやハンブルクなどの努力もあっての事でした。
ドルトムントはこの責任を負っているんだという事を忘れずに居て欲しいものです。
ドイツのチャンピオンがキプロスやポルトガルのチーム以下というのは許されません。
ああ、クドクド言いたい。負け惜しみももっと言いたい。クドクドクド……
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【その他の本日の先発・交替・得点】
レバークーゼン 3−1 カイザースラウテルン
レバークーゼン:
23 Leno - 27 Castro, 21 Toprak, 5 Manuel Friedrich, 24 Kadlec -
3 Reinartz, 6 Rolfes - 9 Schürrle, 10 Renato Augusto (52. 17 Ortega) -
11 Kießling (85. 4 Oczipka), 19 Derdiyok (62. 7 Barnetta)
カイザースラウテルン:
1 Sippel - 23 Dick, 25 Yahia, 6 Abel, 17 Bugera - 7 Kirch, 21 De Wit (84. 13 Petsos) -
10 Sahan, 28 Fortounis, 35 Derstroff (68. 37 Wooten) - 16 Sukuta-Pasu
ゴール:1. キースリンク (レバークーゼン)、42. デルストロフ (カイザースラウテルン)、
57. ロルフェス (レバークーゼン)、69. ライナルツ (レバークーゼン)
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ニュルンベルク 4−1 シャルケ
ニュルンベルク:
R. Schäfer - Chandler, Maroh, Wollscheid, Pinola -
Balitsch (73. Cohen), Simons -
Mak, Didavi (88. Wießmeier), Frantz (73. Hegele) - Pekhart
シャルケ:
Unnerstall - Hoogland, Papadopoulos, Matip, Escudero -
Höger (46. Farfan), J. Jones (64. Metzelder) -
Holtby, Raul, Draxler (46. Pukki) - Huntelaar
ゴール:25. バリッチュ (ニュルンベルク)、37. シモンズ (ニュルンベルク / PK)、
45. ディダヴィ (ニュルンベルク)、85. ホルトビー (シャルケ)、
87. ディダヴィ (ニュルンベルク / 直接FK)
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今日もゴールを守るのは
第2GKウンナースタールでした。
大敗に立ち尽くすのみ…
ダメ押しにディダヴィの2点目が入りニュルンベルクは喜びに沸きます。
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ハノーバー 2−0 ヴォルフスブルク
ハノーバー:
Zieler - Cherundolo, Eggimann (79. Pogatetz), Haggui, Pander -
Pinto - Schmiedebach, Rausch - Schlaudraff (84. Stoppelkamp) -
M. Diouf (73. C. Schulz), Ya Konan
ヴォルフスブルク:
Benaglio - Hasebe, Russ, Felipe, Rodriguez -
Polak (80. Träsch), Jiracek (53. Sio) - Dejagah (75. Polter), M. Schäfer -
Mandzukic, Vieirinha
ゴール:44. ディウフ (ハノーバー)、77. ヤ・コナン (ハノーバー)
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ヴォルフスブルク・長谷部は
本日は先発出場したのですが…
ホームチーム、ハノーバーが勝利に終りました。
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ホッフェンハイム 4−0 ハンブルク
ホッフェンハイム:
Starke - Beck, Vestergaard, Compper, Johnson -
Weis (85. Williams), Rudy -
Vukcevic, Salihovic (79. Musona), Roberto Firmino - Schipplock (61. Braafheid)
ハンブルク:
Drobny - Bruma, Mancienne, Westermann, Jansen -
Kacar (70. Rincon), Jarolim - Sala (46. Töre), Ilicevic - Arslan (46. Petric) - Berg
ゴール:17. ヴェステルゴー (ホッフェンハイム)、25. サリホヴィッチ (ホッフェンハイム)、
51. ヨンソン (ホッフェンハイム)、59. シップロック (ホッフェンハイム)
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今節は4失点するわイエローは貰うわで不運なドロブニでした。
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第30節 終了時点での順位。
試合数 得失点 ポイント
1 ボルシア・ドルトムント 30 67:22 69 ←香川在籍
2 バイエルン・ミュンヘン 30 69:20 63 ←宇佐美在籍
3 シャルケ04 30 65:39 57 ←内田在籍
4 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 30 43:22 53 ←大津在籍
5 VfBシュトゥットガルト 30 55:40 46 ←岡崎・酒井在籍
6 バイエル・レバークーゼン 30 43:40 44
7 ハノーバー 96 30 39:42 44
8 ヴェルダー・ブレーメン 30 44:46 42
9 TSGホッフェンハイム 30 38:40 40
10 VfLヴォルフスブルク 30 41:54 40 ←長谷部在籍
11 1.FSVマインツ05 30 47:48 36
12 1.FCニュルンベルク 30 31:42 35
13 SCフライブルク 30 41:56 35
14 ハンブルガーSV 30 33:55 31
15 FCアウグスブルク 30 32:47 30 ←細貝在籍
16 1.FCケルン 30 36:63 29
17 ヘルタBSC 30 31:54 27
18 カイザースラウテルン 30 19:44 20
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