香川、復讐劇を叩き潰すゴール&不和のバイエルンはまたも完敗〜BL
3 月 4th, 2012
管理人はちょっと今節グレ気味なので、各試合あっさりと結果を紹介する程度になるかと思います。
何しろバイエルンの優勝は有り得ないと、はっきりと突きつけられていますので。
さて、そんな昨日(日本時間では昨夜〜今朝未明にかけて)は
ドイツ、ブンデスリーガ第24節のメインデー、ミッドウィークの国際マッチデーの影響で
2つの時間に別れて、一気に7つの対戦が行われました。
特に現地午後の試合は6試合同時開催、見る側としても
どの対戦もロクロクじっくり見ることもできず、かえって失意が少なくて済みました。
アウェーにめっきり弱いバイエルン、本日も良いところが無いままに時間は過ぎ、
序盤に点を取っておかなければ勝てないバイエルンは、
またしても終盤にあっさりと2得点されて完敗に終わりました。
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そして夕方の対戦はドルトムント対マインツの因縁対決。
とはいえ、マインツはドルトムントには勝てないというのが今までのパターン、
今回もジダンが意地と報復の同点ゴールを74分に決めたものの、
そのジダンをチームから追い出した(ようなものの)香川がそのわずか3分後に
マインツファンの期待とジダンの意地の復讐劇を打ち砕く追加点を決め、
結局はまたしてもドルトムントがマインツを下して首位独走を盤石にしました。
その他シャルケ、ブレーメンなどもまさかの敗北。
残るは今夜のメングラの勝敗でドルトムントが優勝に向けてまた一歩進むのかというところ。
パパドプロスやゲレーロといった主力を次節からサスペンションで欠くこととなる
シャルケ、ハンブルクは一層苦しくなるかもしれません。
また、他の日本人選手としてはアウグスブルク・細貝、
シュトゥットガルトの岡崎、酒井が揃って先発、
シャルケ・内田、ヴォルフスブルク・長谷部はベンチ入りしたものの出番はなし、
細貝と酒井はフル出場しています。
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昨日の結果:
レバークーゼン 2−0 バイエルン・ミュンヘン
フライブルク 2−1 シャルケ
ハンブルク 0−4 シュトゥットガルト
ヘルタ・ベルリン 1−0 ブレーメン
カイザースラウテルン 0−0 ヴォルフスブルク
ハノーバー 2−2 アウグスブルク
ボルシア・ドルトムント 2−1 マインツ
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※画像は……追加するかもしれませんし、
なんかもう、見たくもない気もします。
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レバークーゼン 2−0 バイエルン・ミュンヘン
しかし、得点も無いというのに、ストライカーが居ない時間帯には驚きました。
何をしたかったのか。
またリベリーはどこか具合が悪かったのでしょうか。
ミッドウィークの代表戦の調子だけでスタメンを決めてしまったとしたらバカも良いところ、
ブンデスではしっかり対策が練られているロッベンより、リーグで好調のリベリーこそが
ファーストチョイスのはず、それでもてっきりハーフタイムで入れて来ると思ったのに
リベリーの投入が遅過ぎではなかったのでないかと思います。
監督の進退問題は問うべきではないにしろ、明らかに補強面でのハインケスの失策、
そして試合においては采配ミスなのは間違いないところなので、
来シーズンにはリベリーの言う通り、勝てるストライカーなりの補強を期待します。
毎度ながらバイエルンぐらいですよね、ビッグクラブと言われるところで
こんなにこじんまりした所帯で選手層が薄いのは。
一時はトーニ、クローゼ、控えにゴメス、オリッチと居た点取り屋達、
今はゴメス頼みでかつ、オリッチ、ペテルセンという顔ぶれで
特にオリッチは負傷前の「何かを変えてくれる」所が消えてしまっています。
昔から指摘されているようにロッベリー頼みのチームでは
イザ、「シュトゥットガルトのデクノボウ」が働かなくなった時に
こうなるのは見えていること。だからこその今冬のストライカー補強だったはずです。
ロッベンをロイスに置き換えようという目先の対処では勝てるチームにはなりません。
アィンターブレイク明け以来のチームの不和もまたしても
ミュラーとボアテングの口論という形で提示されてしまいました。
毎度アウェーでの敗戦後のロッカールームの雰囲気は考えたくもありません。
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【本日の先発】
レバークーゼン:
23 Leno - 2 Schwaab, 5 M. Friedrich, 21 Toprak, 24 Kadlec -
8 L. Bender, 3 Reinartz - 27 Castro, 10 Renato Augusto, 9 Schürrle - 11 Kießling
バイエルン:
1 Neuer - 13 Rafinha, 17 Boateng, 28 Badstuber, 21 Lahm -
30 Luiz Gustavo, 27 Alaba - 25 T. Müller, 39 Kroos, 10 Robben - 33 Gomez
交替
46分 M. フリードリヒ → 19 デルディヨク(レバークーゼン)
61分 ゴメス → 7 リベリー(バイエルン)
74分 クロース → 11 オリッチ(バイエルン)
82分 シュールレ → 38 ベララビ(レバークーゼン)
82分 T. ミュラー → 9 ペテルセン(バイエルン)
89分 レナト・アウグスト → 6 ロルフェス(レバークーゼン)
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ゴールは以下の2つ。
79分 キースリンク(レバークーゼン)、90分 ベララビ(レバークーゼン)
イエローカード。
65分 ボアテング(バイエルン)、66分 トプラク(レバークーゼン)、
84分 ルイス・グスタヴォ(バイエルン)、90分 ラフィーニャ(バイエルン)
※画像は……追加するかもしれませんし、
なんかもう、見たくもない気もします。
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【その他の本日の先発・交替・得点】
ボルシア・ドルトムント 2−1 マインツ
ジダン頑張れ、と応援したバイエルンファンですが、
終了後のジダンは意外にもにこやかに2ヶ月前までのチームメイト達と語らっていました。
ボルシア・ドルトムント:
1 Weidenfeller - 26 Piszczek, 4 Subotic, 15 Hummels, 29 Schmelzer -
21 Gündogan, 22 Sven Bender - 16 Blaszczykowski, 23 香川, 19 Großkreutz - 9 Lewandowski
マインツ:
29 Wetklo - 8 Zabavnik, 26 Bungert, 4 Noveski, 18 Fathi -
7 Polanski, 19 Soto - 6 Marco Caligiuri, 27 Nicolai Müller - 35 Zidan, 10 Choupo-Moting
ゴール:26. ブラチュコヴスキー (ドルトムント)、74. ジダン (マインツ)、
77. 香川 (ドルトムント)
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ハンブルク 0−4 シュトゥットガルト
ハンブルク:
1 Drobny - 2 Diekmeier, 4 Westermann, 23 Rajkovic, 7 Jansen -
8 Rincon (41. 28 Arslan), 14 Jarolim -
22 Sala (46. 15 ソン・フンミン), 11 Ilicevic - 9 Guerrero, 10 Petric
シュトゥットガルト:
1 Ulreich - 21 Boulahrouz, 5 Tasci, 6 Niedermeier, 2 酒井 -
4 Kvist, 8 Kuzmanovic (63. 20 Gentner) -
7 Harnik, 28 Hajnal (76. 18 Cacau), 31 岡崎 (71. 23 Schieber) - 9 Ibisevic
ゴール:23. イビシェヴィッチ (シュトゥットガルト)、31. クズマノヴィッチ (シュトゥットガルト / PK)、
47. クズマノヴィッチス (シュトゥットガルト / PK )、90. ハルニク (シュトゥットガルト)
レッドカード:54. ゲレーロ(ハンブルク)
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ヘルタ・ベルリン 1−0 ブレーメン
ブレーメンはピサロがゲームキャプテン。
しかし格下とも言えるヘルタ相手に得点も決められず、
ゴメス、フンテラール(代表戦で負傷)、ピサロと得点ランキング上位陣が
またしてもそろって得点数に追加を出来ない週となりました。
ヘルタはレルがサスペンション明けで復帰、チームにとっての大きな戦力となりました。
同じくもとバイエルン組のオットルはまだスタンド観戦でした。
ヘルタ・ベルリン:
35 Kraft - 2 Lell (77. 27 Morales), 4 Hubnik, 6 Janker, 22 Bastians -
23 Perdedaj, 3 Kobiaschwilli -
13 Rukavytsya, 10 Raffael (83. 5 Mijatovic), 11 Torun - 9 Ramos (61. 19 Lasogga)
ブレーメン:
1 Wiese - 17 Ignjovski, 22 Sokratis, 3 Affolter, 26 Hartherz -
44 Bargfrede - 23 Junuzovic (79. 41 Füllkrug), 25 Trybull (70. 20 Ekici) - 10 Marin -
24 Pizarro, 11 Rosenberg (63. 7 Arnautovic)
ゴール:62. ルカヴィツヤ (ヘルタ)
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フライブルク 2−1 シャルケ
フライブルク:
1 Baumann - 25 Sorg, 13 Diagne, 41 Höhn, 20 Hinkel (46. 16 Lumb) -
17 Schmid, 7 Makiadi, 18 Flum, 8 Rosenthal (87. 28 Ginter) -
40 Daniel Caligiuri - 35 Freis (79. 27 Reisinger)
シャルケ:
34 Hildebrand - 4 Höwedes (53. 10 Holtby), 32 Matip, 14 Papadopoulos, 3 Escudero -
13 Jones, 12 Höger - 19 Obasi, 7 Raul (1. 20 Pukk), 31 Draxler (46. 18 Jurado) - 8 Marica
ゴール:18. フライス (フライブルク)、
66. カリジゥリ (フライブルク)、72. プッキ (シャルケ)
レッドカード:87. パパドプロス (シャルケ)
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カイザースラウテルン 0−0 ヴォルフスブルク
カイザースラウテルン:
1 Sippel - 23 Dick, 2 Simunek, 6 Abel, 3 Jessen -
4 Borysiuk, 21 De Wit (68. 37 Wooten) -
16 Sukuta-Pasu (86. 28 Fortounis), 8 Tiffert, 35 Derstroff (68. 28 Jörgensen) - 11 Wagner
ヴォルフスブルク:
1 Benaglio - 15 Träsch, 23 Russ (88. 17 Madlung), 3 Felipe, 34 Rodriguez -
7 Josue, 25 Chris - 24 Dejagah (57. 30 Orozco), 4 Marcel Schäfer (64. 10 Hitzlsperger) -
33 Helmes, 18 Mandzukic
ゴール:なし
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ハノーバー 2−2 アウグスブルク
ハノーバー:
1 Zieler - 6 Cherundolo, 3 Haggui, 4 Pogatetz (26. 34 Rausch), 19 Christian Schulz -
7 Pinto - 28 Stindl, 24 Pander - 13 Schlaudraff (87. 9 Sobiech) -
39 Diouf, 25 Abdellaoue (46. 11 Ya Konan)
アウグスブルク:
1 Jentzsch - 2 Verhaegh, 15 Sebastian Langkamp, 3 Sankoh (67. 33 Mölders), 19 Ostrzolek -
18 Callsen-Bracker, 7 細貝 -
14 ク・ジャチョル (74. 20 M. Ndjeng), 10 Baier, 8 Bellinghausen (74. 36 S. Hain) - 9 Oehrl
ゴール:12. ベリングハウゼン (アウグスブルク)、33. ハグィ (ハノーバー)
69. ディウフ (ハノーバー)、89. カルゼン-ブラッカー (アウグスブルク / PK)
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第24節 現在時点での順位。
試合数 得失点 ポイント
1 ボルシア・ドルトムント 24 52:16 55 ←香川在籍
2 バイエルン・ミュンヘン 24 51:16 48 ←宇佐美在籍
3 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 23 37:14 47 ←大津在籍
4 シャルケ04 24 51:32 44 ←内田在籍
5 バイエル・レバークーゼン 24 36:29 40
6 ヴェルダー・ブレーメン 24 37:38 36
7 ハノーバー 96 24 30:32 35
8 VfBシュトゥットガルト 24 41:33 32 ←岡崎・酒井在籍
9 TSGホッフェンハイム 23 26:27 29
10 1.FCニュルンベルク 23 22:32 28
11 VfLヴォルフスブルク 24 28:44 28 ←長谷部在籍
12 1.FSVマインツ05 24 35:38 27
13 ハンブルガーSV 24 28:42 27
14 1.FCケルン 23 30:45 24
15 ヘルタBSC 24 26:40 23
16 FCアウグスブルク 24 25:39 22 ←細貝在籍
17 SCフライブルク 24 30:52 21
18 カイザースラウテルン 24 16:32 19
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