アリアンツアレーナ・スタジアムツアー〜ミュンヘン旅行8
1 月 14th, 2012
いろいろなニュースやフレンドリーマッチの話もしたいのですが、
気がつくとあと一週間で、長いようで短いウィンターブレイクが終わり、
ブンデスリーガのシーズン後半戦がスタートしてしまいます。
ウィンターブレイクの間でしか出来ないような小ネタや
旅行記、現地ガイド記事などをまだまだし残していますので、
急いでこれらもカタを付けねばなりません。
ところで、11月末のミュンヘン旅行の3日目、
FCバイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムでもある
アリアンツアレーナのスタジアムツアーの写真も
山ほどあって、記事用にサイズ調整などしてみれば50枚超となってしまい、
どうしたものか…と悩んだあまり放置している間に、
まさに「Foot!」で先に放送されてしまいました……
今更再度記事にするのも気が進みませんが、まぁ
ご覧になっていないという方のために、
当サイト版のスタジアムツアーをご紹介させて頂きます。
.
☆☆人気ブログランキング☆☆ ←続きを読む前に、応援クリック感謝!
と、いう訳でトップの画像は再び地下鉄U6のフレットマニング駅。
ここまでの行き方は前記事、旅行記1回目をご覧下さい。
観戦レポ記事の時と違って明るい時間の為、
06年のドイツ開催ワールドカップに合わせて整備された駅の
ピカピカ具合もはっきりと分かるかと思います。
周到に組んだスケジュール、1日目は観戦、2日目は練習見学、
3日目はスタジアムツアーとギッチリと濃厚な日程です。
このスタジアムツアーは試合日等には行われません。
事前に日程をチェックして行かれる事をお薦め致します。
.
地下鉄の車体もピカピカ。
車体の水色はバイエルン州旗にもあるあの青、
FCバイエルンのマークの中心にもあるバイエルンブルーです。
.
アレーナの方に出て来た所。
振り返ると巨大なUのマーク、地下鉄のマークです。
その下は券売機。試合当日は帰りのきっぷは事前購入が鉄則です。
(リーグ戦だと不要な事も)
帰りには駅から人が溢れ、こまめに駅内への入場制限がされます。
.
アリアンツアレーナは駅から結構遠く、約1キロあります。
ただ、まっすぐなアレーナへの道なので迷う事はないはずです。
夜はアレーナ全体が光っているのではっきりと分かりますが、
日中…特にこんな霧のかかった冬の日には
茫洋とした姿が彼方にうっすら見えるだけです。
.
ここまでで駅からは700m程度でしょうか。
観光客がぽつぽつと見えます。
ここアリアンツアレーナは建築物としても世界的に有名で
観光スポットの一つとなっています。
.
試合日ではありませんのでゲートにはほとんど人が居ません。
右端の方のゲートが入り口です。
.
ここが入り口のゲートです。
「入り口」表示の下に”スタジアムツアー、メガショップ、
レストラン・アレーナ・ア・ラ・カルト”と書かれています。
.
外壁に沿って奥の方に歩いて行くと、階段の一つにこんな看板が。
「アレーナツアー訪問センター/ショップ」
この階段を上がって左のドアを開けます。
.
レストランの入り口ですが、その下にまた看板が。
アレーナツアーは左と矢印が書かれています。
.
奥に進むとアレーナショッブ(売店)があり、
そのレジ台にアレーナツアーと書かれています。
そして上のモニターやLEDサインに次回のツアーの
スタート時間が表示されています。
ここでチケットを買ってしばし待機。
.
これがツアーのチケット。
現在は10ユーロ。
参加のツアー時刻が記されています。
そしてその端には売店の0.5ユーロ引き券が。
なんとなく使わずにお土産を買ってしまいました…
.
人影もまばらだし、これはゆったり少人数で見られるのでは…
という甘い期待も空しく、スタート時刻間際には50名を越える人が…
この13時からのツアーが唯一、英語ガイドもあるので
どうも人が多くなるようです。
.
まずは売店脇のシアター?で
スタジアム建造に関する5分程度のフィルムを鑑賞。
その後英語、ドイツ語にグループ分けされて出発です。
アリアンツ・アレーナ"Allianz Arena"バイエルン・ミュンヘン… |
.
1グループ20名ちょっとでした。
ほぼ同時に3組程がスタートした模様。
3階から下に降りるという道順で、まずは階段を上がった所で
スタジアムの外壁についての説明があります。
.
外壁は大きなエアドーム、素材の特殊フィルムは
日本の旭硝子の開発によるもの。
.
フィルムはこんなに薄い!
これをドームにします。
.
コンプレッサーから送られたエアーは
このチューブを通ってフィルムの隔壁に届きます。
ダウンジャケットや羽根布団のような感じです。
ドイツアルプスに近いミュンヘンですから、積雪もあります。
形状的に積もり難いのですが、この薄いフィルムのドームは
積雪60センチ(120だったかうろ覚え…)迄なら問題なしだそうです。
それを越えるとヘリで雪下ろしをするとか。
ちなみにグラウンド部分にはエアコンがあるので、
ピッチの積雪はほぼ心配ありません。
.
3色に輝くアリアンツアレーナの秘密?
上の方に3色のネオン管があります。
これでバイエルンの試合の時は赤、1860ミュンヘンの時は青、
ドイツ代表の試合の時は白、と色を変える訳です。
.
まずは3階席から。
座席数69,000、最上階からの眺めでも
これだけピッチが間近に見えます。
専用スタジアムの素晴らしさ。
光っているのは芝生用の生育灯。
ウェブカメラでもお馴染みのアレです。
そういえばこの角度からだと、まさにウェブカメラ。
.
同じ3階席に居る人々はツアーの別グループ。
天井部分は天幕が吊られていて、試合に集中する事を
ドームの発光に邪魔されない様になっています。
天幕は一枚が40平方メートルだったかなんとか…
もう忘れてしまっています。マズい。
.
やっぱりこの日も上から霧が降って来ていました。
雨具がなくとも全ての観客がひさしの下に入れるアレーナ、
芝生にも陽があまり射さず、人工灯で育てています。
.
スケジュールに余裕があった為、一昨日の
チャンピオンズリーグの際の飾り付けのままになっていて
向こう側のスタンドでは、この看板を撤去する人々の姿も。
次の試合は1860ミュンヘンのホームゲームです。
.
フロアを降りてスポンサーラウンジへ。
バイエルンと1860ではチームスポンサーが違うので
スポンサーラウンジも試合日によって内装を
わずか半日でがらっと変える仕組みになっています。
CL翌々日ですから、当然、中はバイエルン仕様でした。
.
柱に貼られている選手のポスターも今はバイエルン仕様。
VIP席観戦の人は、試合当日ここで飲み食い自由になります。
チーム毎にスポンサーが違うので、出されるビールも
バイエルンの試合日はパウラナー、1860ミュンヘンの試合日は
ハッカー=プショールと変わります。
ハッカー=プショルの方が好きなんですがね〜
.
今度は1階フロアに。
右手の階段を上ると2階席、下が1階席です。
.
うん?
気のせいか、1階席のシートの方が上等なような…
.
ここが一階席からの眺め。
ピッチが近い。
.
美しいアレーナはサッカー専用スタジアム。
コンサートなどのイベントは一切行なわないとか。
そういうものはお古のオリンピア・シュタディオンでするそうです。
.
右手の白い台の席、これがプレス席。
一階席の後方にあります。
.
これがベンチ。
ここで赤い衣服と赤いブランケットで耐えるのです。
.
やっぱりまだまだ写真が終りません。
そんな訳で、以下ロッカールームなどは次回に続きます。
.
3階スタンドでしばしのお喋りタイムがあったのですが、
我々のグループに参加している人の大半がサッカーは見ないという人でした。
やはり有名な観光スポットでもある建築物の見学に来ているという事のようです。
アメリカからのグループは普段はアメフトしか見ないと言っていました。
また、スペインからの小グループはサッカーは見るものの、
当然リーガ・エスパニョーラ、バルサファンと言っていて、
ガイドさんは「CL決勝で合おう」と言っていました(笑)。
やっぱりバルサは決勝に行くと思っているんですね〜
1人、ドイツのサッカー好きだという方が居まして、
どこのチームがお好きですか?とガイドさんが英語で尋ねると
ドイツ語で「エフツェーエヌ(FCN)」との答えが…
「え、エフツェーエヌ…ニュルンベルク…?なんでまた…」とガイド氏は絶句。
まったくだ! よりによってニュルンベルク。
バイエルン・ミュンヘンを最大のライバルとして目の敵にしている、
バイエルン州第2の都市、ニュルンベルクののチームとは。
お友達のアメリカ人一家がアレーナツアーに参加したいと言い、
その付き添いでしぶしぶやって来たそうです。
ちなみにみすぼらしい東洋人にはどこのチームのファンなのか?
とは聞いてくれませんでした。
一目瞭然の赤いウェアを着ていたのがまずかったのか。
.
.
昨日は33位にダウン。 今日は何位? 一日一回の応援クリックでがんばれます!
スポンサードリンク