移籍の話題とブンデスリーガ第33節のベスト・イレブン

5 月 13th, 2011

そろそろ今シーズンの話題も無くなって来て、それに替わって
あちらこちらでシーズン終了後のマーケットの話題が賑やかになって来ました。

バイエルンはとうとうノイアーとの交渉がまとまったようですし
（各マスコミが一斉に報道していますが、これはほぼ間違いなしかと思われます）
ハミト・アルティントップのマドリー行きの話より、
先に、現在ニュルンベルクにレンタル中の同じくトルコ代表、
メーメット・エキシィのブレーメンに行きが決まりそうです。
（アルティントップ同様、トルコ系のエキシィはずっとドイツの
ユース各世代の代表でしたが、正代表としてはトルコを選択しています。）

確か対バイエルン戦だったかにトルコ代表監督のフース・ヒディンクの姿がありましたが、
きっとこのすっかりチームの主力となったエキシィを見に来たのかと思われました。
バイエルンとしてもクロースやオットルも戻っている事ですし、
チームに戻って来ても居場所は無いと考えたのでしょうか。
契約が切れる前に売却を決めたようです。

渦中のハミトは背中痛の為、週末の最終戦も欠場との事で、
もしかするとバイエルンのユニ姿の彼をもう見ることはないのかもしれません…
ついでにブレーノが右膝を痛めて4週間のアウトとの事で、最終節、
またしてもベンチがガラガラ、もしくはサテライト組の登場となるのかもしれません。
ブレーノも今シーズン限りで放出と言われていましたが、
この分では残留となる気配も漂っています。

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さて、本題がすっかり後回しになってしまいましたが、第33節の
ドイツ、ブンデスリーガ公式のベストイレブンをお伝えしておきます。

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今回はほとんどが2つのチームに二分されている状態です。

GK：テル・シュテーゲン（ボルシア・メンヘングラートバッハ）

　ここに来て、急に評価を得だしたテル・シュテーゲンが2度目の選出となりました。
　今節も得点ランキング2位でゴメスを追うシセを擁するフライブルク相手に
　無失点に抑えて、チームの一部残留の望みを最終節に繋げました。

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DF：シルヴェストル（ヴェルダー・ブレーメン）、ファン・ブイテン（バイエルン・ミュンヘン）、
ダンテ（ボルシア・メンヘングラートバッハ）、ラーム（バイエルン・ミュンヘン）

　今季不調だったブレーメンですが、今節は予想外にも（と言いますか、むしろ正しい姿？）
　今季マイスターのドルトムント相手に完全勝利を果たしました。
　その一戦で先制ゴールを決めたシルヴェストルが今季初選出されています。
　また、今回はシーズン終盤になって目覚ましい戦果を挙げている
　メンヘングラッドバッハからベストイレブンに4人が選ばれていますが、
　DFでは守備の要、ダンテが今季2度目の選出となっています。
　そして今回5人が選ばれているバイエルンから、同じくシーズン終盤になって
　復活したようなファン・ブイテンが4度目、チームの調子が今ひとつでも
　安定したプレーぶりでベスト11に常連のラームが15回目の選出です。

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MF：リベリー（バイエルン・ミュンヘン）、ホルトビー（マインツ05）、
ロイス（ボルシア・メンヘングラートバッハ）、ロッベン（バイエルン・ミュンヘン）

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　アウェーでシャルケをねじ伏せたマインツからは逆転ゴールを決めた
　ドイツ代表MFでもあるホルトビーが3度目の選出です。
　そしてメンヘングラートバッハからはチーム一の点取り屋ともいえる、
　ダメ押しの2点目を決めたロイスが5度目の選出をされています。
　そしてまた、我らがバイエルンからはそれぞれドペルパックを決めた
　両翼揃って前節に続き、連続で選出されています。これで
　リベリーが今季11回目、大活躍だったロッベンが7度目となりました。

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FW：ゴメス（バイエルン・ミュンヘン）、ハンケ（ボルシア・メンヘングラートバッハ）
　
　得点王争いをほぼ制したと思われるゴメス、今節もチームメイトのお膳立てで
　ハットトリックを決めて、今季6度目の選出となりました。
　また、得点王を争うシセに追加点を与えなかったメンヘングラッドバッハから
　先制点を決めたハンケが今季初選出されています。

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そしてこちらはBild選出のベストイレブン。kickerと同じようなメンバーで、
やはりメングラとバイエルンからの顔ぶれが多数を占めています。

GK：テル・シュテーゲン（メンヘングラートバッハ　初選出）

DF：コンテント（バイエルン　初選出）、タスチ（シュトゥットガルト　2度目）、
アメディク（カイザースラウテルン　初選出）、ラーム（バイエルン　6度目）

MF：リベリー（バイエルン　2度目）、ホルトビー（マインツ　2度目）
ロイス（メンヘングラートバッハ　4度目）、ロッベン（バイエルン　5度目）

FW：ゴメス（バイエルン　6度目）、ハンケ（メンヘングラートバッハ　初選出）

優勝祝いのご祝儀でしょうか。全員がドルトムントからのメンバーです。
ドルトムントの選手採点ではないよな、と何度も見直しました。

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そしてこちらがkickerのベストイレブン。

GK：テル・シュテーゲン（メンヘングラートバッハ　2度目）

DF：シルヴェストル（ブレーメン　初選出）、
パサネン（ブレーメン　3度目）、ノヴェスキ（マインツ　初選出）

MF：ティファート（カイザースラウテルン　5度目）、リベリー（バイエルン　5度目）、
ホルトビー（マインツ　3度目）、ロッベン（バイエルン　4度目）

FW：シュールレ（マインツ　4度目）、ゴメス（バイエルン　6度目）、
ハンケ（メンヘングラートバッハ　3度目）

先の2つのベストイレブンと半分は同じ顔ぶれですが、
独自のフレッシュなプレーヤーも見えます。
また、他の2つに比べ、マインツから多く選ばれています。

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それにしてもシーズン終了後、あちらこちらでチャリティーマッチが企画されています。
これらの企画も、ブラジルや（ドイツ）、世界選抜、長友のインテルなどの
観客が大いに見込めそうなオファーや、外国での開催マッチは受ける日本側ですが、
バイエルンなんて人気のなさそうな、しかも日本人選手のいないチームは
いち早く渡航費用、滞在費など含めてバイエルン持ちと声をかけても
「受け入れ態勢が取れない」と断る都合の良さに、文句もつけたくなります。

一週間も日本のあちらこちらでバイエルンが見られるなんて
バイエルンファンからすれば、各地のゲームを回りたいとすら思うのですが…

日本語トップ
今日現在、まだこんなトップページのあるバイエルン公式サイト。
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