毎シーズン、こんなにも忙しいのは強豪チームの宿命なのですが、
体を動かす事がなくても、選手に負けないぐらい見ている側も厳しい日程です。
ブンデス、CL、ブンデス、ポカールとハードなスケジュールで戦うのは
バイエルンやブレーメン、シャルケといったビッグクラブ以外のチームが優勝した場合、
翌シーズンは見物だな、とすら思ってしまう程です。
……いえ、決して今季の成績についての負け惜しみではないのですが…

さて、そんなわけで毎度ながら取り急ぎ、先週末のブンデスリーガのゲーム、
ハンブルガーSV対バイエルンの対戦のマスコミ採点をお伝え致します。

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kicker誌採点（1〜6の数字で表現１＝最高、６＝最悪）

ハンブルク：
Rost (3) - Benjamin (3,5), Westermann (3), Mathijsen (2,5), Jansen (4) -
Rincon (3) - Pitroipa (3,5), Ze Roberto (4) - Trochowski (3) - van Nistelrooy (5), Guerrero (3,5)

交替選手　42. Drobny (3), 62. Petric (-), 71. Choupo-Moting (-)

バイエルン：
Butt (3) - Lahm (3,5), Tymoshchuk (2), Badstuber (3), Pranjic (4,5) - 
Ottl (3), Schweinsteiger (4) -Hamit Altintop (4), Kroos (4), Müller (2,5) - Gomez (5)

交替選手　86. Olic (-)

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凡戦だったという印象の通り、両チームとも平均よりやや下、「中の下」といった採点でしょうか。

スコアレスドローとなったこの対戦ですが、ホームチームも
決して出来が良いとは言えない点数が並んでいます。
マタイセンの2,5が最高点で、後は平均点の3が5人、3,5が3人という評価です。

一方のバイエルンですが、やはり予想通りに個々のプレーが今ひとつだった中、
本職ではない分、丁寧にプレーをしていた印象のティモシュチュクが
2というチームでの最高点を付けられています。
彼かブットがまたしてもバイエルンではベストかと予想していた通りです。
せっかくファン・ボメルが居ないのなら、守備的MFで戦わせてやりたい気もしますが、
この所のCBとしての出来を見ていると、確かにこのポジションがベストな気もします。

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デミチェリスがこういう状況で、バイエルン側としては
冬にもDFを補強したいと考えているのかもしれませんが、
とりあえずティモシュチュクで充分乗り切れる感じではないでしょうか。

そして10月は彼の月だったゴメス、またしてもいつもの彼に戻ってしまいました。
クローゼとオリッチが万全でない今こそがアピールし時なのですが、
今節のゴメスは決定力が足りませんでした。

ゲーム評価は3,5。
思ったよりは悪くないとも言えるかもしれません。
ゴールシーンもなく、チャンス自体も少なかったゲームですが、
戦術的な駆け引きは楽しめたと言う事で、この評価となっています。

主審の評価は3。
シュヴァインシュタイガーがロストを交替に追い込んだ接触プレー、
あれに対してはイエローカードを切るべきだったと評価されていますが
総じて平均的な評価となっています。

MOM（マン・オブ・ザ・マッチ）はティモシュチュク。
ツヴァイカンプにも強く、決定的なシーンにもゴールを阻止する等
90分を通して良いプレーが随所にあった点などが評価されました。

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続いてBild紙採点も追加しておきます。（1〜6の数字で表現１＝最高、６＝最悪）

ハンブルク：
Rost (3) - Benjamin (3), Westermann (3), Mathijsen (2), Jansen (4) -
Rincon (3) - Pitroipa (3), Ze Roberto (3) - Trochowski (4) - van Nistelrooy (4), Guerrero (4)

交替選手　42. Drobny (3), 62. Petric (3), 71. Choupo-Moting (3)

バイエルン：
Butt (2) - Lahm (3), Tymoshchuk (3), Badstuber (3), Pranjic (4) - 
Ottl (3), Schweinsteiger (4) -Hamit Altintop (3), Kroos (4), Müller (2) - Gomez (4)

交替選手　86. Olic (-)

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小数点以下がないために採点の微妙な上下はあるものの、
両チームともほぼkickerと同じ評価になっています。
バイエルンではティモシュチュクが3評価で、
ミュラーの評価と逆転していたりという辺りがkickerと違う点でしょうか。
また、ブットが2という辺りが凡人の私と同じ目線だったりします。

　
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