王者バイエルン完敗!混戦のブンデスリーガ〜BL第7節最終日の結果とスタメン
10 月 4th, 2010
荒れ模様のドイツ、ブンデスリーガですが、特にこの第7節は白熱していたのでないでしょうか。
そんな第7節最終日の日曜日(日本時間では昨夜〜本日未明にかけて)も
ほぼ2つの時間帯にわかれて3試合が行われましたが、その全ての対戦が熱い展開でした。
本来、こんな順位に居るはずのないバイエルン、ブレーメン、そしてシュトゥットガルトですが
やはり長いトンネルからはなかなか抜け出られない、そんな結果となりました。
好調ドルトムントとアウェーでの戦いとなったバイエルンは、そろそろ負けられない時季、
とはいえ今後を睨んでのテストなのか、いつもはベンチに並ぶ顔ぶれが数多く登場、
それぞれが是非ともアピールしたい一戦だったはずですが……
後半、誰よりも出番を欲していたはずの一人のプレーヤー、デミチェリスが
こちらがあっけにとられてしまう大失態を連続、あっという間に2−0とされてしまいます。
なんとか追いつきたいバイエルンですが、全てが空回り。
フラストレーションからかファウルを連発、チャンスもものに出来ない状態が続き、
しかも要所要所でデミチェリスのマイナスプレーが効いていて、
更にはヴァイデンフェラーの好セーブもあり、結局そのまま終了となりました。
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本日の結果
ボルシア・ドルトムント 2−0 バイエルン
シュトゥットガルト 1−2 フランクフルト
レバークーゼン 2−2 ブレーメン
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【本日の先発】
ドルトムント:
1 Weidenfeller - 26 Piszczek, 4 Subotic, 15 Hummels, 29 Schmelzer -
22 Sven Bender, 8 Sahin - 16 Blaszczykowski, 23 香川, 19 Großkreutz - 18 Barrios
バイエルン:
1 Butt - 21 Lahm, 5 van Buyten, 28 Badstuber, 4 Braafheid -
17 van Bommel, 31 Schweinsteiger - 39 Toni Kroos, 25 Müller, 23 Pranjic - 33 Gomez
交替
46分 ファン・ブイテン → 6 デミチェリス(バイエルン)
61分 ブラーフハイト → 11 オリッチ(バイエルン)
76分 香川 → 7 レワンドウスキー(ドルトムント)
85分 バリオス → 14 フォイルナー(ドルトムント)
87分 サヒン → 32 ダ・シウヴァ(ドルトムント)
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ゴールは次の2つ。
52分 バリオス(ドルトムント)、60分 サヒン(ドルトムント)
イエローカード。
67分 デミチェリス(バイエルン)、80分 オリッチ(バイエルン)、
83分 シュヴァインシュタイガー(バイエルン)
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【その他の本日の先発・交替・得点】
シュトゥットガルト 1−2 フランクフルト
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シュトゥットガルト対フランクフルトの戦いも荒れ模様。
バイエルン同様、ヨーロッパのカップ戦ではなんとか結果を出しているシュトゥットガルトですが
リーグでの不調は相変わらずで、フランクフルトに2点を先制され追う展開となります。
ポグレブニャクのゴールで1点を返し、そしてカカウのゴールで同点!!と思いきや、
まさかのオフサイド判定。終了後も納得の行かないシュトゥットガルト選手達が抗議する姿が。
シュトゥットガルト:
1 Ulreich - 27 Celozzi (70. Harnik), 5 Tasci, 17 Delpierre, 3 Molinaro (56. Boka) -
24 Bah, 8 Kuzmanovic - 35 Träsch, 20 Gentner (70. Marica) -
29 Pogrebnyak, 18 Cacau
フランクフルト:
1 Nikolov - 24 Jung, 4 Franz (70. Meier), 23 Russ, 31 Tzavellas -
29 Chris, 27 Schwegler - 2 Ochs (88. Kittel), 7 Köhler -
10 Halil Altintop, 21 Gekas (90. + 1 Amanatidis)
ゴール:18. ゲカス (フランクフルト)、68. クリス (フランクフルト)、
85. ポグレブニャク (シュトゥットガルト)
ハリル・アルティントップは今日もよく働いていました。
これだけ喜んだ(写真左)後にフラッグが上がっていた事でショックのカカウ(写真右)。
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レバークーゼン 2−2 ブレーメン
レバークーゼン:
1 Adler - 2 Schwaab, 5 Manuel Friedrich, 4 Hyypiä, 24 Kadlec -
3 Reinartz (73. Rolfes) - 23 Vidal (57. L. Bender), 14 Balitsch (65. Derdiyok), 7 Barnetta, 18 Sam -
9 Helmes
ブレーメン
1 Wiese - 3 Pasanen, 29 Mertesacker, 15 Prödl, 16 Silvestre -
44 Bargfrede (46. Hugo Almeida) - 20 Jensen, 10 Marin - 5 Wesley -
7 Arnautovic (83. Ayik), 14 Hunt (86. Husejinovic)
ゴール:16. ヘルメス (レバークーゼン)、53. アウメイダ (ブレーメン)、
62. マリン (ブレーメン)、78. デルディヨク (レバークーゼン)
バルクフレーデの好守(写真左)。そしてヒーピアの鬼気迫るプレー。
脳震盪だったのかしばらく動かなかったヒーピアですが、
その後、鼻血を時々拭ってもらいつつプレーを続けました。
微妙な雰囲気の終了時。
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第7節 終了時点での順位。
試合数 得失点 ポイント
1 1.FSVマインツ05 7 18:7 21
2 ボルシア・ドルトムント 7 18:5 18 ←香川在籍
3 ハノーバー 96 7 11:8 13
4 バイエル・レバークーゼン 7 15:12 12
5 SCフライブルク 7 11:11 12 ←矢野在籍
5 TSGホッフェンハイム 7 13:10 11
7 ハンブルガーSV 7 12:11 11
8 VfLヴォルフスブルク 7 12:11 10 ←長谷部在籍
9 St.パウリ 7 8:8 10
10 アイントラハト・フランクフルト 7 11:9 9
11 1.FCニュルンベルク 7 7:8 9
12 バイエルン・ミュンヘン 7 5:8 8
13 ヴェルダー・ブレーメン 7 11:16 8
14 カイザースラウテルン 7 9:13 7
15 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 7 11:20 6
16 1.FCケルン 7 7:13 5
17 シャルケ04 7 8:14 4 ←内田在籍
18 VfBシュトゥットガルト 7 12:15 3
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珍しいリザーブメンバー。
リベリーやロッベンの他、
アルティントップは怪我の為、ミュンヘンで留守番。
せっかくヒディンクが来ていたのにサヒンしかいません。
何か嫌な雰囲気も既にしていた前半。
前半はテンポ良く、バイエルンも攻めますが、例によって得点には繋がらず、
フィニッシュの詰めが今一歩だったり、ヴァイデンフェラーに阻まれたり。
プロレスラーだって十分継げそうなファン・ブイテンも
不意を突かれるとあっけなく転がってしまいます。
そして後半、このファン・ブイテンに替わって登場したのがデミチェリス。
コンテントやブレーノは怪我で居ないし、プラニッチはもう出しているし、
ファン・ハールの最後の選択肢となってしまったのが問題だったのか。
52分、デミチェリスの中途半端なクリアからボールを奪ったドルトムントが先制。
やはり危険なのはW杯でも名を上げたバリオス。
しかしクロップ監督、喜び過ぎ。このパフォーマンスは一体…
60分、またしてもデミチェリスのファウルからFKを与えてしまいます。
サヒンのキックは弧を描いて、なんと直接ゴールに吸い込まれます。ブットもなす術ないまま。
ブットも好セーブを見せます。
しかしデミチェリスのフィットしない様は続きます。67分にはイエローカードが。
76分、得点しないまま香川が交替します。
ポームのドルトムントサポーターからの大声援で見送られるのは感動的ですらあります。
スピードある香川の切り返しに
ブラーフハイトも翻弄されていました。
全てが思うように行かない事もあってバイエルン選手達は
フラストレーションが見え隠れするようになります。
それと同時にファウルやイエローカードも重なります。
ドルトムント対バイエルンの画像は後ほど追加の予定。
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