バラック、W杯出場は絶望
5 月 18th, 2010
15日のFAカップファイナルでボアテング(兄)のタックルを足首に受けて
途中で負傷交替したドイツ代表キャプテンのバラックですが、
延期になっていた精密検査の結果、靭帯断裂で8週間の離脱を余儀なくされるとの事です。
バラック自身、今度こそ、という思いで今回のW杯にかけていたにもかかわらず
本戦には一度も出場しないうちに、彼のW杯は終ってしまいました。
この重い事実がドイツサッカー連盟の公式サイトで発表されました。
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17.05.2010 16:15 Nationalmannschaft
Nach Ballacks WM-Aus: “Entt?uschung ist gro?”(バラックのW杯は終った:「失望は大きい」)
Er wollte noch einmal dabei sein. Noch einmal eine Weltmeisterschaft erleben, noch einmal um den ganz gro?en Titel k?mpfen. Michael Ballack wollte noch dieses eine Mal auf ganz gro?er B?hne eine wichtige Rolle spielen, vor aller Welt, mit den Besten, gegen die Besten. Ein Tritt zerst?rte seinen Traum. Als er am Sonntag beim englischen Cup-Finale des FC Chelsea gegen den FC Portsmouth in der 44. Minute vom Rasen des Londoner Wembley-Stadions humpelte, war sein Weg nach S?dafrika zu Ende.
彼はもう一度参加したかったのです。
もう一度W杯を経験すること、もう一度大きなタイトルを勝ち取る事を願っていましたた。
ミヒャエル・バラックはもう一度真の大舞台で、
全世界の前で、最高の、重要な役割を果たしたいと思っていました。
タックルが彼の夢を打ち砕いたのです。
日曜日のウェンブリーで行われたFAカップ決勝、チェルシー対ポーツマスのゲームにおいて
44分にそのタックルが彼の南アフリカへの道を終らせました。
その後は要約するとこんな感じの文章が続いています。
彼は終了のホイッスルの後、チームメイトとともに腫れた足でトロフィーを掲げました。
確かに彼は勝者の一人でしたが、それでも彼はこの日にとても多くのものを失ったのです。
そして今日、ミュンヘンでの検査の結果、最悪の怖れは現実のものとなりました。
靭帯断裂で松葉杖の助けを借りているバラックはドクター・ミュラー=ヴォールファールトに宣告されました。
(バイエルンのチームドクター兼ドイツ代表のチームドクター。
マイスターになった日、ビールを抱えたシュヴァインシュタイガーから逃げ回っていた人です。)
ドイツのナショナルチームはW杯に彼らのキャプテン抜きで走る事となりました。
それにしても毎度ながらイングランドのメディカルは役立たずです。
弟のJ.ボアテング(HSV)はドイツ代表に選ばれて、自分は落選したK.ボアテングは
W杯に出場する為に父の母国、ガーナ代表として国籍移動がなったばかり。
意地の悪い見方をすれば、ボアテングは早速ガーナの為にひと働きした事となります。
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イングランドでも同じく元バイエルン選手だったオーウェン・ハーグリーブスが長い怪我に苦しみ
なんとか復帰は間に合ったものの、W杯出場の道は断念せざるを得なくなっていますが、
ここに来てバラックのリタイアはドイツ代表にとっても、ドイツ国民にとっても、
そして何よりバラック自身にとってもショックはいかばかりかと心が痛みます。
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ショックと言えば、いよいよ今週末に迫ったCL決勝、やはりリベリーの出場はなりませんでした。
リベリーが居なくとも、ロッベンが居ればなんとかなる気もしますが…(楽天的)
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