バイエルン、レバークーゼン双方譲らず〜BL第22節
2 月 14th, 2010
ドイツ・ブンデスリーガ第22節のメインデーである土曜日(日本時間では昨夜から今朝方にかけて)は
2つの時間帯に別れて合計6試合が開催、今節は先に首位レバークーゼン、
そしてあとの時間帯に首位を追うバイエルンの試合が行われました。
まず首位レバークーゼン対昨季王者ヴォルフスブルクの対戦、
ほぼ前時間帯を通してレバークーゼン優勢に進んでいた感がありました。
後半、グラフィッチのゴールやその他チャンスも生まれ、
ヴォルフスブルクは最後まで諦めずにゴールを狙いますが、一歩及ばず、
レバークーゼンは首位を守り通しました。
そしてバイエルンはアリアンツアレーナと相性の良くない相手、ドルトムントを迎えての対戦。
結果はバイエルンが勝利し、順位こそは変わらないものの、得失点差で1、首位に近づきました。
その他の試合では、北ダービーとなったハノーバー対ブレーメンの一戦、
ハノーバーには可哀想ですが、久々にブレーメンらしい乗りに乗ったゲームを見せてもらいました。
前半、0−4となった時点で「もうやめてあげて!」というセリフが浮かんだのですが
後半は拮抗した展開となり、双方1得点を加えるに留まりました。
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本日の結果
レバークーゼン 2−1 ヴォルフスブルク
ボーフム 2−1 ホッフェンハイム
ヘルタ・ベルリン 1−1 マインツ
シュトゥットガルト 1−3 ハンブルク
ハノーバー 1−5 ブレーメン
バイエルン 3−1 ドルトムント
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バイエルン対ドルトムントの対戦ですが、5分でバイエルンが苦しい立場に立たされます。
アフリカチャンピオンに輝いたエジプトの主力選手であり、
アフリカ・ネーションズカップ以来、多くのクラブから注目されるようになった
モハメド・ジダンが、先頃のロッベンやミュラーのように
開始直後の先制ゴールを挙げ、バイエルンはいきなり追う立場になってしまいました。
しかし22分、ファン・ボメルの素晴らしいシュートで同点に追いつくと
後半はバイエルンが本来の自分たちのプレーを取り戻し、
ポカールのグロイター・フュース戦同様に逆転、追加点と見事な勝利をおさめました。
これにより首位との得失点差をわずか1に詰めることができました。
【本日の先発】
バイエルン・ミュンヘン:
22 Butt - 21 Lahm, 5 van Buyten, 6 Demichelis, 28 Badstuber -
10 Robben, 31 Schweinsteiger, 17 van Bommel, 7 Ribery - 25 Müller, 33 Gomez
ボルシア・ドルトムント:
20 Ziegler - 25 Owomoyela, 4 Subotic, 15 Hummels, 29 Schmelzer -
22 Bender, 8 Sahin - 16 Blaszczykowski, 10 Zidan, 19 Großkreutz - 18 Barrios
交替
72分 リベリー→11 オリッチ(バイエルン)
73分 ブラスチコウスキー→31 ゲッツェ(ドルトムント)
74分 ジダン→30 ハイナル(ドルトムント)
82分 ロッベン→8 ハミト・アルティントップ(バイエルン)
85分 バリオス→13 ル・タレク(ドルトムント)
.
ゴールは以下の4本。
5分 ジダン(ドルトムント)、21分 ファン・ボメル(バイエルン)、
50分 ロッベン(バイエルン)、65分 ゴメス(バイエルン)
イエローカード。
なし
.
【その他の本日の先発・交替・得点】
レバークーゼン 2−1 ヴォルフスブルク
レバークーゼン:
1 Adler - 2 Schwaab, 5 Friedrich, 4 Hyypiä, 24 Kadlec -
8 Bender (90. + 1 Sinkiewicz), 3 Reinartz - 7 Barnetta (85. Renato Augusto), 39 Kroos (85. Castro) -
11 Kießling, 19 Derdiyok
ヴォルフスブルク:
12 Lenz - 20 Riether, 17 Madlung, 6 Simunek, 4 Schäfer -
7 Josue, 32 Schindzielorz (59. Dejagah) - 10 Misimovic, 25 Gentner (75. Kahlenberg) -
23 Grafite, 9 Dzeko
ゴール:49. ライナルツ (レバークーゼン)、68. レンツ (レバークーゼン / オウンゴール)、
80. ゼコ (ヴォルフスブルク)
ロスタイムまで果敢に攻めたヴォルフスブルクですが…
思わず抱き合って喜ぶアドラーとライナルツ。
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第22節 現時点での順位。
試合数 得失点 ポイント
1 バイエル・レバークーゼン 22 48:18 48
2 バイエルン・ミュンヘン 22 48:19 48
3 シャルケ04 21 31:15 42
4 ハンブルガーSV 22 43:25 39
5 ボルシア・ドルトムント 22 31:29 36
6 ヴェルダー・ブレーメン 22 44:26 34
7 アイントラハト・フランクフルト 21 28:29 31
8 1.FSVマインツ05 22 26:30 31
9 TSGホッフェンハイム 22 30:27 28
10 VfBシュトゥットガルト 22 27:29 28
11 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 22 31:36 28
12 1.FCケルン 21 20:24 25
13 VfLヴォルフスブルク 22 38:44 25 ←長谷部在籍
14 Vflボーフム 22 25:38 25
15 SCフライブルク 21 20:39 19
16 ハノーバー 96 22 24:41 17
17 1.FCニュルンベルク 22 18:39 16
18 ヘルタ・ベルリンSC 22 18:42 12
.
クローゼは怪我でベンチ入りもしていません。
序盤はデミチェリス、ファン・ブイテンとゴールを危機から救います。
しかし5分、ツィーグラーからのパスを受けてジダンが走ります。
ファン・ブイテンは2度までも振り切られる痛いミス。
ジダンのシュートはブットの手を抜けてゴールに。ドルトムント先制。0−1。
21分、今度はバイエルンが闘将ファン・ボメルのゴールで同点とします。
ミュラーのシュートをツィーグラーがセーブ、バイエルンノコーナーキックとなります。
それをファン・ボメルが距離のある鋭いシュートを決めて1−1。
同じオランダ代表のチームメイト、ロッベンが駆け寄り、
そしてファン・ボメルが決めても会場には「アムステルダムのチューリップ」が流れます。
ブットも好セーブを連発。
50分、今度はリベリー、ミュラーと繋ぎ、ロッベンが決めます。
さらに65分、リベリーのアシストでゴメスが3点目を決めます。
首脳陣も立ち上がって大喜び。
グロースクロイツやル・タレクが迫る度、ブットが落ち着いて処理。
このまま3−1で試合終了。
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