エンケ、続報
11 月 12th, 2009
エンケの話題の前に、これもGKの話題を。
いきなりレンジングが退団の意志を「ビルト」のインタビューで明らかにしています。
すっかりブットに追いやられ、また新GKを探していると噂をされていた事で、
6月に契約が切れた時点で退団すると、レンジングの心は固まったようです。
ところで、エンケの遺書が見つかったとか。
これで自殺だというのはほぼ確定的となりました。
昨日はドイツのマスコミもエンケの死を悼む記事や、
その事故現場の話題などで埋め尽くされていましたし、
エンケのファンサイトも追悼特集に書き換えられました。
日本のスポーツニュースサイトでも取り上げられ、多くのアクセスがあったようです。
FCバイエルン・ミュンヘンの公式サイトでも昨日の夕方からトップページは黒一色で
エンケを傷む言葉とエンケの生没年月日がハノーファー96の公式サイト同様、添えられています。
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遺書は昨日の午前中(現地時間)に見つかったと、警察は確認しました。
エンケと奥さんのテレザ夫人の主治医、ケルンの心理学者マルクサー医師の
記者会見によると、エンケはやはり精神疾患に2003年から苦しんでいたそうです。
しかし、重篤な症状は見られず、強制入院させる程ではなかったと言います。
バイエルンファンとしてはダイスラーを思い出してしまいます…
(ダイスラーは無事でよかったです)
もう少しエンケが亡くなった現場についての記事を見てみると、
現場はブレーメンからハノーバーに向かう、新幹線も通る幹線上で、
ブレーメンからは37営業キロの地点、時刻表で見るとVerden駅を出てすぐの辺りでしょうか。
該当列車はローカル各停列車、レギオナルツークで新幹線でなかったのが幸いでした。
その列車の現場での写真やエンケの車の写真も「Bild」には載せられています。
ハノーバーのホームスタジアム、AWDアレーナの周りには
エンケの死を悼むファンが多くのユニフォームやマフラーを巻き付けています。
未明には数百人のファンが訪れ、キャンドルや花、写真を供えました。
亡くなった現場にも多くのファンが訪れています。
まもなく(現地時間では11日の夜)追悼ミサが行われます。
ブンデスリーガ第13節では、1部・2部の36チームで哀悼の意を表し、
ゲームの前に1分間の黙祷が行われる予定となっています。
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エンケの死の波紋は国境を越えて、スペイン、ポルトガルにも伝わりました。
エンケが所属していたチームのスタッフや元同僚達のコメントもマスコミに報じられています。
バルセロナ会長のラポルタ氏は
「バルサのサポーターはエンケの死を嘆いています。
私は個人的に彼に会いましたが、彼は高い教育を受けた真面目な青年でした。」
とコメント。
ベンフィカでの同僚だったヌノ・ゴメスは
「実感が湧きません。彼が本当に亡くなったとは信じ難い。
これは全世界のサッカー界にとって、非常な損失だ。
彼がベンフィカに居た頃(1999年〜2002年、エンケは22歳でした)、
彼はまだ若かったから我々のアドバイスを素直に受け入れていた。学習意欲を持っていた。
本当の男だよ」
とコメントしています。
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また、14日の国際マッチデーにケルンで行われる予定でした
ドイツ対チリのフレンドリーマッチは中止と決定しています。
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