バイエルン対ケルン・BL第8節の採点

10 月 7th, 2009

また国際マッチデーがある為に、ブンデスリーガはここで2週間の中断期間を迎えます。
調子のいいチームはこの間に調子を落とす事を懸念したりもするものですが、
調子に乗れず、また怪我人も増えてしまっているバイエルンとしては
この中断期間が良い影響になるのではないかと、この短い休みを歓迎しているようです。
とはいえバイエルンのメンバーの多くは各国の代表選手として戦うので休養とはなりませんが…

リベリーはフランス代表に合流したものの、サッサと故障を申告、代表を辞退してしまいました。
既にW杯出場を決めて、オーストラリアとの親善試合となるオランダ代表は
トレーニングが出来るようにはなったものの、相変わらず怪我から復帰できないファン・ボメル、
そしてやっぱりスペランカー体質ぶりを見せてくれたロッベンも帯同せず、
ブラーフハイトのみが遠いオーストラリアへ行くこととなるようです。

心配なのは先月末頃やっとチームトレーニングに参加し始めたデミチェリス。
怪我以来、バイエルンの試合にはずっと出ていないにもかかわらず
(ヨーロッパのチームに在籍している選手は減らすという自らの宣言にもかかわらず、)
マラドーナ監督に呼ばれてアルゼンチン代表としてW杯予選の試合に出るようです。

もちろんドイツ代表組は全員替わらずに招集されていますので、
10日の対ロシア戦、続くフィンランド戦でクローゼ、ゴメスが
チャンスにしっかり得点できるようになって帰って来てくれる事を願います。

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さて、昨日お伝えしたチャンピオンズリーグ、対ユベントス戦の採点に続いて
土曜日に行われた、ホームのアリアンツアレーナでのドローゲームとなった
ブンデスリーガ第8節のバイエルン・ミュンヘン対1.FCケルンの対戦の
kicker、Bildの採点をお知らせしたいと思います。

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kicker誌採点(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)

バイエルン:
Butt (3) - Lahm (3,5), van Buyten (4), Badstuber (4), Braafheid (5) -
Ottl (4,5) - T. Müller (4,5), Schweinsteiger (4) - Sosa (5), Ribery (4) - Klose (5)

交替選手 46. Gomez (5), 46. Pranjic (5)

ケルン:
Mondragon (3) - Schorch (3,5), Geromel (2,5), Mohamad (3), Brecko (5) -
Freis (5), Petit (3), Pezzoni (4), Ehret (5) - Ishiaku (5), Podolski (4,5)

まずkickerですが、前節同様に全体にかなり厳しい採点となっています。
間に入ったユベントス戦は全員が良いパフォーマンスを見せたのに、
モチベーションの違いでしょうか、同じ結果が出ないゲームとはいえ、この点数はかなり厳しいです。
第7節同様にバイエルンの攻撃陣が全体に低調、それがはっきりと出た採点になっています。

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バイエルンでは及第点なのがブットとラームぐらいで、
不発だったソサ、クローゼは5、リベリーも4が付けられています。
彼らと交替で入ったゴメス、プラニッチも同様のパフォーマンスとされています。
出場時間が20分しかなかったオリッチは評価対象外ですが、
こちらも(ちょっとはマシなものの)ほとんど同じ程度の出来でした。
ブラーフハイトは論外。しっかりと落ち着いて欲しいものです。

ケルンもイシアク、ポドルスキーが不発で助けられた面もあり、
彼らにも5と4,5という厳しい採点がされています。
ジェロメル、ペティートにはバイエルンファンとしては結構イヤな感じがありましたので
この2,5、3という採点には納得が行ったりしますが、ケルンも全体に評価が低調ですね。
そして何度も得点機を阻まれたという事で、モンドラゴンには2,5ぐらいは付けたい気もします。

ゲーム評価は5。
ケルンは何も為さず、バイエルンは何も出来なかった。
入場料を支払った観客がスタンドで眠っていたのが物語っています。
個人的にもGaoraで改めて見たいと思うゲームではありませんでした。

主審の評価は3,5。
特にあげるべき酷い点もないけれど、あまり働いていなかったとの評価です。

MOMはジェロメル。
こんな採点のゲームでのMOMというのもあまり嬉しくはないでしょうが、
ヘディングとツヴァイカンプ(一対一の競り合い)に強かった点が評価されています。

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Bild紙採点(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)

バイエルン:
Butt (3) - Lahm (3), van Buyten (3), Badstuber (3), Braafheid (5) -
Ottl (3) - T. Müller (4), Schweinsteiger (3) - Sosa (5), Ribery (4) - Klose (3)

交替選手 46. Gomez (5), 46. Pranjic (5), 71. Olic (4)

ケルン:
Mondragon (3) - Schorch (3), Geromel (2), Mohamad (3), Brecko (3) -
Freis (4), Petit (3), Pezzoni (4), Ehret (4) - Ishiaku (5), Podolski (3)

小数点以下が付かないBildでは、そのぶん良い方へと全体に切り捨てられていて、
kickerとほぼ同様の評価ですが、より甘い採点になっている感があります。

バイエルン守備陣はブラーフハイトを除いてはなんとか平均点レベルになっています。
中盤も同様、オットル、シュヴァインシュタイガーの評価が「ダメ」から「普通」に上がっています。
バイエルン、ケルンともストライカーの評価が上がっていますが、
守備へも労を惜しまなかったクローゼも、攻撃面が重視される評価になりがちなkickerに比べると、
こちらでは2段階アップした評価がされています。

ケルンではそのストライカーのポドルスキーとブレシュコの評価がkickerより高くされています。
結果は出ていなくても、努力を買ったという評価なのでしょうか。
フライス、エレもkickerよりはやや良い点数になっています。


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