W杯予選・ドイツ対アゼルバイジャン・kicker採点

9 月 12th, 2009

ドイツ代表として49試合に出場しているヒッツルスペルガーは
kicker誌のインタビューでバラックが変わった、と語っています。
ハノーバーでのアゼルバイジャン戦でのメルテザッカーへの叱責に対しての非難かと心配したのですが
バラックはキャプテンという役目に対してより意識するようになり、
若手プレーヤーへのヒント、アドバイスを与えようと近づくようになったとの事。
ヒッツルスペルガーもベテランとして、真面目にコメントしています。

今のドイツ代表では、バラック等のベテラン組と中堅・若手の間に年齢的な隔たりがある為、
ヒッツルスペルガーのような世代がしっかりと支えてくれなければチームは纏まれません。
ポドルスキーとバラックのケンカの際にも真っ先に割って入ったのは、確か彼でした。
本当に、プレー以外の面でもチームにとって大事な人材です。

さて、昨日お知らせしたドイツ対アゼルバイジャンの
W杯ヨーロッパ予選の対戦についての「Bild」紙の採点に続き、
「kicker」誌の採点も出ていましたので、こちらもお伝えしたいと思います。


kicker誌採点(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)

ドイツ:
1 R. Adler (3) - 16 Lahm (3) , 17 Mertesacker (3), 5 Westermann (3), 8 M. Schäfer (5) -
13 Ballack ((C) 3,5), 15 Hitzlsperger (4) - 7 Schweinsteiger (5), Özil (4), 10 Podolski (3,5) -
18 Gomez (4,5)

交替選手 46.Beck (3), 46. Klose (1)

アゼルバイジャン:
1K. Agayev (2) - 4 Shukurov (4,5), 2 Levin (5), 9 Abbasov ((C) 5,5), 5 Allahverdiyev (4,5) -
3Yunisoglu (5) - 6 Sadygov (4,5), 8 Chertoganov (4,5), 17 Nadirov (5) -
10 E. Mammadov (4,5) - Dzavadov (5)

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交替選手 Pereira (5)

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ビルトの採点に比べてドイツの点数は全体的にやや渋い採点になっています。
やはり前半のもたつきがマイナス評価となっているのでしょうか。
シェーファー、シュヴァインシュタイガーらが今ひとつな点もBildと同じです。
そんな中、燦然と輝くクローゼの「1」評価。
攻撃重視らしいkickerの採点ではBildの点を上回る高い評価となっています。

ビルトではアゼルバイジャン側のプレーについては無評価でしたが
こちらはしっかりと、辛口の採点がなされています。
ドイツを防ぐ手だてはファウル、となってしまうアゼルバイジャンには
軒並み4から5という数字が並んでいます。
特に度重なるファウルで、試合半ばにして退場させられてしまったキャプテン、
アバゾフは両チームの中でも最低点がつけられてしまっています。
そんな中、孤軍奮闘気味に、クローゼやゴメス、ポドルスキーのシュートを
何本も止めたGK、アガイェフが唯一、2という点数が付けられています。

.
ゲーム評価は3,5。
後半は楽しめたものの、前半は調子が乗らなかった事がこの採点となりました。
主審の評価は2。
PK、警告の与え方はきっちりと行われていたとの判断です。

MOMは当然クローゼ。
2つのゴールだけでなく、度々得点を予感させるプレーを見せていました。
当日、会場でのMOMもクローゼでした。


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