バイエルン、ピンチ？

7 月 24th, 2009

シーズンオフですのでまったりペースで今週は更新できない日がちょこちょこありました。
そんな訳で、シュトゥットガルト・キッカーズとのゲームは見ていないので
記事にしておりません。期待していた方、申し訳ありません！

さて、様々なマスコミがようやくバイエルンの迷走ぶりに気がついたようで
記事になりそうな事がない時の格好のネタになっているようです。
もともとバイエルンのようなクラブはゴタゴタも多くて、みんなそれが興味の対象なのですが。

今日はケルンとのテストマッチですが、ブンデスリーガのチームとのテストマッチという事と、
今度は相手にポドルスキーという事もあってこれまた興味を持たれているようですが、
このゲームと続くMcFitオールスターズとのゲームでは
リベリー、トーニ、オリッチ（そしてトーマス・クラフト）が欠場となります。
代わりにシュヴァインシュタイガーが復帰となるかもしれないようです。

こんな感じにドナウエシンゲンでのキャンプを終え、アウディカップを経て
ポカールやブンデス開幕に向けた最終的な調整に入るのですが、
リベリーの膝が思わしくないという事態に、今シーズンのベースはリベリーを中心に据えた
ダイヤモンド型の中盤…という構想が早くもピンチとなっています。

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ファン・ハールはジレンマに陥っている、と「キッカー」は書いています。
トレーニングも思ったような成果が見られず、監督の思想は行き渡っていないようです。

“Ideal ist es nicht”, sagt Mark van Bommel, “aber wir müssen damit umgehen.”
“理想的ではない”とマルクファンボンメル、 “それに対処しなければならない”

「ビルト」ではブラーフハイトのミス連発にいらいらとするファン・ハールの姿が書かれています。
もしかするとスタメンから外れてしまうかもしれませんね。
まだシーズン前だというのに、すっかりチューリップ将軍は人々からの好意を失ってしまっているようです。
いらいらとし、小言が多くなっているようにも見受けられます。
キャプテン続投らしいファン・ボメルもこういった事の対処に追われているようです。

また、こんなバイエルンにもう一つの悩みのタネが。
ファン・ハールが下部から引っ張り上げた形となったバドシュトゥーバーですが、
9月から10月にかけて開催されるU-20 W杯にバドシュトゥーバーは参加することとなりそうですが、
ブンデスリーガ3試合に出られなくなることになり、
チューリップ将軍のディフェンスラインの構想に狂いが生じることとなります。

ウリの下でスポーツディレクターを務めるネルリンガーとしては「そんな事は狂気だ」と
バドシュトゥーバーと話し合いをする意向ですが、
ザマーは「ベストメンバーでU21WMに臨みたい」と語っており、
バイエルンとドイツサッカー連盟との間に一悶着ありそうな気配です。