ルシオとゼ・ロベルトの事

7 月 2nd, 2009

どちらもGoal.comのニュースという事で、ポータルサイトのスポーツ記事欄に
ルシオの記事とゼ・ロベルトの記事が出ていたのですが… 何か違和感を感じてしまいました。

バイエルン退団を示唆するルシオ - livedoor スポーツ
2009年07月02日01時26分 / 提供:Goal.com

バイエルン・ミュンヘンに所属するブラジル代表DFルシオが、あらためて移籍の可能性を示した。新監督ルイス・ファン・ハールのトップチームの構想に入っていないならば、クラブを離れるのに迷いはないと語った。
「バイエルンが僕のことをもう必要としていないというならば、悲しいことだね」。現地紙『Tageszeitung』に、こう話した。
「バイエルンとの未来について語られた話は、我慢のできないことだ」
「平穏を取り戻すには、移籍が一番の方法かもしれない」
コンフェデレーションズカップでブラジルを優勝へ導いたルシオは、バイエルンのシーズン前キャンプ初日には姿を現していない。その不在は、大きな穴を感じさせている。ベッケンバウアー会長は、以前からクラブに、ルシオを残留させる迅速な対応を促していたが…。

http://news.livedoor.com/article/detail/4230402/


そしてもう一つは

ゼ・ロベルトがハンブルガーSV加入か - livedoor スポーツ
2009年07月02日02時41分 / 提供:Goal.com

バイエルンとの契約が満了となったMFゼ・ロベルトが、ハンブルガーSV移籍に近づいているようだ。ドイツ『ビルト』は、ハンブルガーSVがゼ・ロベルトに1年契約を用意していると伝えた。
フリーエージェントとなっているゼ・ロベルトを狙うクラブは多く、これまでにマンチェスター・シティなどトップリーグからのオファーのほか、母国ブラジルやアメリカからも打診があったと言われている。
ハンブルガーSVは、マルセイユMFサナの獲得に動いていた模様だが、こちらは金銭面で合意に達することができず、中盤の補強にゼ・ロベルトを選んだようだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/4230498/

なにが、と問われると困るのですが、何か納得が行かない気がします。
結局、ベテランの不安というか、バイエルンに対する甘え、期待が受け入れられなかった失望感…
というのが彼らにはあるのではないかという気がします。

ルシオはバイエルンに居る事に何の疑問も持っていなかったのが、
ファン・ハール就任によって、オランダ人やエールディビジのプレーヤーを
何人も加入させる意図があるとみんなが知って、ルシオも放出されるのではという噂が出た、
これがルシオに不安をもたらしたようです。

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まぁ、記事の違和感はむしろ煽っているこの姿勢にあるのですが。
キャンプ初日に姿を現していないのは、コンフェデ組はいくらなんでも可哀想なので
あと一週間程の休暇期間があるからだと思うのですが、どうなんでしょう。
ちなみにルシオの契約期間は2010年シーズン終了までだったと思いますが、
「ルシオを残留させる迅速な対応」というのも意味不明ですね。
それ以降の契約となると、年齢も考慮するとゼの時のように1年、
あるいは2年という事になるのでしょうから、その際に揉めそうな気はします。

 それにしても昨日のトーニの残留の意志があるという記事は
 Goal.comより十数時間早く記事に出来たのがなんとなくやった!という気がしています(笑)。

.
ゼについても、結局はバイエルンに対する倦怠期だったのかも知れません。
最終的にゼは複数年契約を望んでいたといわれ、先月初めの新聞記事では
マンチェスター・シティ、ブンデスリーガの2チーム、サウジのチーム、
アメリカの複数のチームからのオファーがあり、
ブンデスのあるチームは3年契約を提示してくれている、とゼは語っていましたが
あれはバイエルンにもう一度、2年契約で話し合ってくれれば良いのに、という気持ちだったのかもしれません。
結局はこれもファン・ハール体制のもと、新加入選手が決まっているので人員過剰となり、
ゼがバイエルンに残る道はなくなってしまった訳ですが、HSVと単年契約とは…… 

.
ハンブルガーSVといえば移籍話ついでに、笑い話を。
30日の「ビルト」、ネタがない時にお得意の「どうでもいい事をネタにする」をやってくれていまして、
「バラックがHSVに移籍する!  (という根も葉もない噂が出ていたよ)」という事が書かれていました。

1年の契約延長で2010年シーズン末までチェルシーの残留が決まったバラックですが
「昨日から急にTwitter上でバラックがHSVに移籍するという話がさかんに噂されています」だそうでした。
推定月給100万ユーロ、約1億5000万円のバラックが
移籍金2000万ユーロ、約30億円でハンブルクに移籍するという事ですから
これにはHSV側はあわてて即、これっぽっちもそんな話はない、と否定のコメントを出しました。

バラックといえば、スコラーリ全チェルシー監督は
「ドログバ、バラック、ツェフは私に従わなかった」と公言されてしまっていましたが
彼らを従わせることができなかった事、かつてのチームの事をあれこれ言う事、
どちらもフェリポンの評価を更に落とす事にしかなっていない気がします…
逆に言えば、ある程度英語が話せて、ドログバやツェフと結託でき、
またある程度ロシア語が話せて、オーナーに直訴できるバラックを従わせるには
英語ぐらい話せるようになっておいた方が良かったのでは?とも…もう言われていますね。


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