国際親善マッチフランス対トルコ

6 月 6th, 2009

今週からまた国際マッチウィークですが、昨夜（日本時間では今朝）は
リヨンでフランス対トルコの国際フレンドリーマッチが行われました。
リベリーが出場したという事で、簡単に結果、スタメン等をお知らせ致します。

激しい雨の中で行われたフレンドリーマッチは、
天気以上にフレンドリーという言葉に似合わない荒れ模様となりました。

先般、ナイジェリアに負けたフランスですが、
39分にベンゼマがペナルティーキックを決めて先制すると、
このアネルカへのファウルでユズルメズが退場になると、
トルコはゲームをひっくり返すこともできないまま、
これがそのまま決勝点となり、フランスが勝利をおさめました。

本日の結果
フランス　１−０　トルコ

【本日の先発】
フランス：1 Lloris, 15 Sagna, 20 Mexès, 2 Boumsong, 3 Abidal (cap.), 14 Toulalan, 6 Diarra, 8 Gourcuff, 7 Malouda (59, 22 Ribéry) , 29 Anelka (59, 9 Govou), 10 Benzema (46, 11 Gignac)

トルコ：Demirel, 25 Sabri Sarioglu, 3 Hakan Kadir, Zan, 6 Topal (73, 22 Sercan), 10 Sahin, 14 Arda Turan (78, 20 Yusuf), 17 Tuncay (cap. 85, 13 Kas), 19 Üzülmez, 21 Altintop (46, 9 Senturk), 11 Erding (41, 24Güngör)

ゴールは以下の1本。
39分　ベンゼマ（フランス）

レッドカード
38分　ユズルメズ（トルコ）

フランス対トルコをドイツ人の主審が捌いて行くという、
開始前から不安になるカードなのですが、その通り荒れ模様の試合となりました。
激しい雨の中、それでも観客は結構入っていると思えば、大半がトルコ人。
どっちのホームなのかと一瞬思ってしまいます。
そして先日のナイジェリア戦にもぶざまな敗北を喫したフランス代表、
特にドメネク監督への不満は相変わらず大きいようで、
ホームだというのに、フランス応援団からも激しいブーイングが浴びせられました。

序盤は動きのない状態で、チェルシーのゲームかと思う程に
枠内に運べないマルダ、惜しいところまで行くのに入らないアネルカ
（いえ、得点王なのは承知していますが）、
そしてトルコもハリル・アルティントップがなかなか得点出来ないままで進みます。

30分頃からトルコが守勢な事が多くなって来ます。
しかし、アネルカが何度もゴールに迫りながら得点には結びつかない状況。
そんな38分、ゴール前にアネルカが迫って来るものの、
この日何度もゴールを救ったGKデミレルがミス、ゴールマウスはがら空き、
そしてそこへ後ろからトルコDFユズルメズがタックル。

何しろ転びやすいアネルカですから（ご存じのように）、
これでいきなりのレッドカードはいかがなものかと思いますが、
このドイツ人主審は迷う事なくレッドカードを示しました。
ペナルティキックをベンゼマが決めて、１−０。これが決勝点となりました。

以後、トルコはほぼ守勢に立つ状態で、GKデミレルの出番が増えます。
今日の勝利でドメネクはまた首が繋がったかと思いますが、
守勢に立っていたとはいえ、トルコは10人と全く感じさせない戦いぶりで、
強いフランスが戻って来たとは、依然として言えない状況に違いありません。

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ドメネクはリベリーがバイエルンに加入する際、後押しをしてくれた監督なので
忍びないですが、そろそろ辞任を考えるべきだと思います。

ハリル　開始時点でこの雨脚。ハミトがヒゲを剃って見分けがつきません。