ブンデスリーガ第29節、メインの土曜日に行われた
バイエルン対シャルケのアルティントップ兄弟対決は、ハリルに軍配があがりました。
（実際には1分たりとも同じピッチには居なかったのですが）
シュート数もコーナーキックも大きく上回るバイエルンは、それでも攻めあぐねたまま。
グダグダに進んだ上、後半はカード乱発の大味な展開のゲームは
21分のハリルのゴールがそのまま決勝点となり、シャルケが勝利しました。

主審のファンデルさん、なんとかならなかったものなんでしょうか。

ほとんどじっくりとゲームを観られなかったとはいえ、
それにしても試合前のプレーヤー、首脳陣の頼もしいセリフとは
全く正反対の姿しか見られなかったような気がします…

その他のゲームでは、レバークーゼンは最下位カールスルーエに負けていて、
絶好調シュトゥットガルトがまたも勝っています。
これで3・4・5位のチームのポイント数はまたも並びました。

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本日の対戦結果は以下の通り。

バイエルン　０−１　シャルケ
ドルトムント　２−０　ハンブルク
シュトゥットガルト　２−０　フランクフルト
レバークーゼン　０−１　カールスルーエ
ブレーメン　３−２　ボーフム
ハノーバー　２−１　ケルン

【本日の先発】
バイエルン：22 Butt - 30 Lell, 3 Lucio, 6 Demichelis, 21 Lahm -
16 Ottl, 17 van Bommel, 15 Ze Roberto - 20 Sosa, 7 Ribery - 9 Toni

シャルケ：1 Neuer - 18 Rafinha, 2 Westermann, 20 Krstajic, 24 Pander -
27 Sanchez, 13 Jones, 3 Kobiaschwili - 19 Halil Altintop, 22 Kuranyi, 17 Farfan

交替は
46分　オットル→11 ポドルスキー
65分　ハリル・アルティントップ→23 ヘヴェデス（シャルケ）
69分　ソサ→8 ハミト・アルティントップ
71分　パンダー→37 エンヘラール（シャルケ）
78分　レル→24 ボロウスキー
89分　サンチェス→14 アサモア

ゴールは以下の1本。
21分　ハリル・アルティントップ（シャルケ）

イエローカード。
4分　クルスタイッチ（シャルケ）、38分　ジョーンズ（シャルケ）、68分　リベリー、
68分　ラフィーニャ（シャルケ）、71分　ジョーンズ（シャルケ　2枚目）、
77分　リベリー（2枚目）、79分　ファン・ボメル、
89分　サンチェス、　90+4分　ボロウスキー


このゲームの注目は兄ハミトと弟ハリルのアルティントップ兄弟対決。
しかし怪我以来、調子が戻っていないハミトは今日もベンチスタート。
　

序盤からゲームの主導権はバイエルンにあるように見えますが、なかなか攻め切れません。
　勢い余ったサンチェス。

　　得点ができないバイエルン。

そして21分、コーナーキックからあっという間にシャルケが先制。
至近距離から素速い動きで叩き込んだのはハリル・アルティントップ。
咄嗟にブットも動きましたが、どうしようもありません。
　

25分、リベリーからレルへのパスはわずかに合いません。

35分、リベリーのシュートはノイアーがセーブ。

36分、ソサのフリーキックはクロスバーに当たって得点ならず。
　
なぜかその後、ノイアーとクラニーが揉めていたり。ちゃんとしろ！と言われたとか？
　
　他人の争いには興味なさげなデミチェリスがおかしい。

37分、ファン・ボメルの顔面を叩いたジョーンズにイエローカード。
　　まるでデミチェリスみたいだ…

44分、デミチェリスのヘディングシュートもクロスバー上方に外れ。
得点出来ないまま、ハーフタイムに。

.

後半、
46分、オットルに替えて11ポドルスキーin。

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52分、シャルケに追加点のチャンス。このピンチをブットが弾いてセーブ。
更にリフレクションに対してデミチェリスがかろうじてクリア。

　シンクロして腕組み。しぶい表情のバイエルンベンチ。

61分、このプレーでラフィーニャにイエローカード。

リベリーからラームへ。しかし惜しくも得点に結び付けられません。

　ガン付けファン・ボメル。既に険悪なムードが…

65分、シャルケはハリル・アルティントップに替えて23へヴェデスin。
67分、ソサに替えて8ハミト・アルティントップin。　奇しくも入れ違いとなりました。

69分、ファン・ボメルへのファウルでジョーンズに２枚目のイエローカードが。
遂にイエローレッドでシャルケは10人となってしまいました。
　

71分、パンダーに替えて37エンヘラールin。

73分、レルに替えて24ボロウスキーin。

そして77分、ファルファンに対するファウルでリベリーにも２枚目のイエローカードが。
勢い込んだファルファンがリベリの足に引っ掛かって転んだようにも見えますが…
　
　リベリーの退場で双方10人に。

78分、ファン・ボメルにもイエローカードが。不満げな主将。

81分、ハミト・アルティントップのシュートはノイアーの真正面に飛び、難無くキャッチ。

　　　バイエルンサポーターも腕組み。

88分、ゼ・ロベルトのシュート。
惜しくも阻まれますが、クリアしようとしたエンヘラールがあわやオウンゴール。
　

89分、サンチェスに替えて14アサモアin。

ロスタイムに入って、ハミト・アルティントップからトーニへ。
しかしシュートはノイアーがバーの上へ。
　

多数のチャンスを得点へと結び付けられなかったバイエルン。
　
　ノイアーの不思議な動き。

90+4分、このプレーでボロウスキーにもイエローカード。

そしてそのまま、同点にも持ち込めないうちに試合終了。ちょっとした歴史的敗戦です。

　　ハリルが笑っていないのはハミトへの気遣い？

それでもスタンドのサポーターは声援を送っていました。クリンスマンを応援するサインも。
残り５試合。首位からは離れてしまいそうです…

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　こんな番宣も…

第29節 現時点での順位。
　　　　　　　　　　　　　 試合数　得失点　ポイント
1　VfLヴォルフスブルク　　 　 28　　62：34　　57　　←長谷部・大久保在籍
2　ヘルタ・ベルリンSC　　　　29　　43：35　　55
3　バイエルン・ミュンヘン　　 29　　59：37　　54
4　VfBシュトゥットガルト　 　 29　　52：37　　54
5　ハンブルガーSV　　　　　　 29　　42：40　　54
6　シャルケ04　　　　　　　　29　　43：27　　49
7　ボルシア・ドルトムント　　29　　47：33　　49
8　TSGホッフェンハイム　 　　 29　　54：41　　45
9　バイエル・レバークーゼン　29　　50：37　　42
10 ヴェルダー・ブレーメン　　 29　　55：41　　39
11 アイントラハト・フランクフルト 29　　36：47　　32　　←稲本在籍
12 1.FCケルン　　　　　　　　 29　　31：45　　32
13 ハノーバー 96　　　　　　　29　　41：59　　32
14 Vflボーフム　　　　　　　 　29　　35：47　　28　　←小野在籍　
15 アレマニア・ビーレフェルト　28　　22：41　　24　　　　　
16 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 28　　34：53　　23
17 エネルギー・コットブス　　 28　　24：51　　23　
18 カールスルーアーSC　　　　 29　　21：46　　22

　
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