バイエルンがドルトムントに勝利〜DFLスーパーカップ
8 月 13th, 2012
昨夜(日本時間では本日未明〜早朝にかけて)はドイツフットボールリーグの
スーハーカッブが行われ、昨季1位のボルシア・ドルトムント対2位バイエルンが対戦しました。
本来このスーパーカップは前シーズンのブンデスリーガの優勝チームと
DFBポカールの優勝チームの対戦というイベントなのですが、
2010年の時のバイエルンと同様に昨シーズンはドルトムントがダブルとなった為、
どちらのタイトルをも逃して2位となったバイエルンが対戦相手となったと言う訳です。
(2010年は確かバイエルン対シャルケでしたっけ)
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シーズン開幕前だと言うのに、怪我人が相次ぎ急造ディフェンスラインとなったバイエルンは
何よりの強みとしてCFは手術後のゴメスの代わりにマンジュキッチが出場という事でしょうか。
しかしゴメスの災難に対して不謹慎とは言え、このゲームでは確かに
マンジュキッチの持ち味が大きく影響したと言ってもいいかと思います。
よく動き、闘志に燃えるマンジュキッチは一昨年までのオリッチを彷彿とさせました。
そして昨シーズン後半の不調が吹っ切れたのか、調子の戻って来たロッベンとミュラー、
アベレージの高いリベリーと、攻撃陣が効果的だったのが何よりです。
結局後半に押し込まれてしまったこともあり、辛うじて、という結果となりましたが、
それでもここ2シーズん、因縁の相手だったドルトムントに勝利し、
バイエルんが今シーズンまず一つ目のタイトルを手にしました。
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昨日の結果:
バイエルン 2−1 ボルシア・ドルトムント
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しかし、毎度ながらバイエルンは早い時間に先制しておかなければ勝てない、
そのパターンが今季も呪縛のように現れて来ました。CLマンU戦のような不屈の闘志が欲しいのですが…
しかし序盤の押せ押せムードの時に止めを刺せなかったのは痛いところ。
今ひとつの出来だったグスタヴォや慣れないポジションのカン(ドイツ語実況では”チャン”とも…)、
消えていたクロースなど、頭の痛い部分や、後半の展開などハラハラする事も多かったものの、
先の攻撃陣のパフォーマンスやプレシーズンを通して安定しているダンテ(いい補強でした!)、
良い時のノイアーが戻って来た事などあって5連敗中だったドルトムントに勝利できたのは何よりです。
試合後のバイエルン選手達の明るい顔を見ても、それが実感できました。
リベリーにからかわれていたシャチリは、カップを奪ってマンジュキッチに追いかけられていたり、
なにやら渋い表情でいたロッベンもカップを渡され、機嫌を直していたり、いい雰囲気でした。
ちなみにトップ画像は、ロスタイムに競り合いの中、頭突きとなった
ダンテとレヴァンドフスキが「あ痛ててててて」とやっている間に終了となったという所(笑)。
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【昨日の先発】
FC バイエルン・ミュンヘン:
1 Neuer - 21 Lahm, 4 Dante, 17 Boateng, 36 Can -
30 Luiz Gustavo, 39 Kroos - 10 Robben, 25 T. Müller, 7 Ribery - 9 Mandzukic
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ボルシア・ドルトムント:
1 Weidenfeller - 26 Piszczek, 4 Subotic, 15 Hummels, 29 Schmelzer -
8 Gündogan, 7 Leitner - 16 Blaszczykowski, 11 Reus, 19 Großkreutz - 9 Lewandowski
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交替
64分 グロースクロイツ → 14 ペリシッチ(ドルトムント)
64分 ライトナー → 10 M. ゲッツェ(ドルトムント)
70分 カン → 28 バドシュトゥバー(バイエルン)
71分 ブワチュコヴスキー6 → 23 シーバー(ドルトムント)
80分 リベリー → 44 ティモシュチュク(バイエルン)
85分 ロッベン → 11 シャチリ(バイエルン)
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ゴールは以下の3つ。
6分 マンジュキッチ(バイエルン)、11分 T. ミュラー(バイエルン)、
75分 レヴァンドフスキー(ドルトムント)
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イエローカード。
28分 ルイス・グスタボ(バイエルン)、38分 カン(バイエルン)、
42分 シュメルツァー(ドルトムント)、68分 マンジュキッチ(バイエルン)、
82分 ロッベン(バイエルン)
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前シーズンの”格下チーム”ホームとなる為、今回はアリアンツアレーナで開催となりました。
リーグの試合でもないのにこの満員ぶり。 キャパ的にシグナルイドゥナ・パルクの方が良かったかも。
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またしても怪しい動きのノイアー。
なぜこう何時も何時も…
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6分、リベリーのパスをマンジュキッチが決めてバイエルン先制。
スボティッチが抜かれ(昨季のロッベンに対する態度にムカついていたので、いい気味かも)
急いで戻って来たフンメルスも間に合わず、小気味良いゴールでした。
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その5分後、ロッベンのドリブル突破から再びチャンス。
ロッベンのシュートはポストに当たってゴールはなりませんでしたが、
そのリフレクションをミュラーが蹴り込み2-0。
歓声を自分のゴールと思ったのか、しばし喜ぶロッベンが少々滑稽で哀れな…
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あとはノイアーの好セーブに助けられる事も何度か…
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途中、闖入者のおかげで一時ゲームは停止。 ファンは連れ出されて試合再開。
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75分、レヴァンドウスキーのゴールでドルトムントも一点を返します。
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今季初のタイトルにみんなの顔も明るい気がします。
ロッベンとミュラーも笑顔で会話をしている程。やはり勝利が一番。
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