DFBポカール準々決勝の結果・レバークーゼン対バイエルン

3 月 5th, 2009

落胆のウリ

DFBカップのクォーターファイナル、昨日のマインツ対シャルケの残り3試合が
現地時間の3月4日(日本時間では今朝)行われました。
結果は以下の通り。

ヴォルフスブルク 2−5 ブレーメン
ハンブルガーSV 2−1 ヴェーエン
レバークーゼン 4−2 バイエルン

ほぼ順当な結果となりましたね。
打ち合いのゲームとなったヴォルフスブルク対ブレーメン戦、
調子が上向いて来たブレーメンはマガト率いるヴォルフスブルクに快勝しています。
ヴォルフスブルクのゼコ、ブレーメンのピサロがそれぞれドッペルパックです。

しかし、嬉しそうに明るく話すピサロに比べて、
フリンクスはなんでこんなに自信なさそうに(笑)ぼそぼそ喋るのでしょうか。

そして現在、ブンデスリーガ2位のHSVはペトリッチのドッペルで先制するものの
終了間際の86分に2部の下位をさまよっているヴェーエンが一矢を報いました。

一方、”レコードマイスター”バイエルンは終始レバークーゼンに
ゲームの主導権を握られ、また毎度ながら”神がかる相手GK”という壁に阻まれ
なかなか得点できないうちに先制を許し、追いすがるものの結局は突き放された結果となりました。

ベスト4に進んだのは
マインツ、ハンブルク、ブレーメン、レバークーゼンの4チーム、
準決勝は4月21・22日の予定です。
.
ゲストのヒッツフェルト。クリンスマン、マガト…
歴代バイエルン監督達は渋い顔です…


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バイエル・レバークーゼン対バイエルンミュンヘン
【本日の先発】
レバークーゼン:1 Adler - 27 Castro、20 Sinkiewicz、3 Henrique、24 Kadlec -
6 Rolfes - 8 Renato Augusto、23 Vidal、7 Barnetta - 9 Helmes、11 Kießling

バイエルン:1 Rensing - 23 Oddo、3 Lucio、6 Demichelis、15 Ze Roberto -
8 Altintop、17 van Bommel、16 Ottl、24 Borowski - 7 Ribery - 18 Klose

交替は
63分 シュヴァインシュタイガー→30 オットル
63分 ボロウスキーー→10 ポドルスキー
73分 バルネッタ→39 クロース(レバークーゼン)
83分 オッド→5 ファン・ブイテン
89分 ヘルメス→29 カリスティース(レバークーゼン)
90+1分 ヴィダル→2 ハギ(レバークーゼン)

ゴールは以下の6本。
54分 バルネッタ(レバークーゼン)
61分 ヴィダル(レバークーゼン)
70分 ヘルメス(レバークーゼン)
72分 ルシオ
74分 クローゼ
90+2分 キースリング(レバークーゼン)


公式戦で久々にレバークーゼンがバイエルンに勝利しました。
終始ゲームはレバークーゼンがコントロールできていた状態で、
ボール支配率も6割がレバークーゼンだったと思います。

最初に得点したのがバイエルンなら、またも状況は変わっていたのでしょうが、
2得点を先取された時点で、なかなか気持ちの切替が出来なかったバイエルン、
後半の残り時間もわずかになって、調子に乗って来た感じがしたので
クリンスマンもパワープレーを考えていたようですが、
結局はディフェンスミスもあって突き放される形になりました。

相変わらずカウンターに弱い点、バタバタした守備と
問題点に改善が見られないのがなんとも不満&不安です。

入場

立ち上がりはそう悪く無かったように思うのですが…
それでも3分にはヘルメスにシュートを打たれています。しかしレンジングがセーブ。
レンジング

19分のリベリーのシュートはアドラーがセーブ。
この後、バルネッタが集中的に倒されています。
ボメルとキースリング リベリ、ハミト 結構熱い?

バイエルンゴール近くでのプレーが多くなっています。

バルネッタ 外してしまい、悔しそうなバルネッタ。

38分、リベリーへのファウルでフリーキックを得たバイエルン。
アルティントップの直接狙ったフリーキックはアドラーがキャッチ。
40分にもオッドのクロスをアルティントップがシュート。これもアドラーがセーブ。
43分、アルティントップのコーナーキックを
ファン・ボメルがシュートするも、これまたアドラーがしっかりキャッチ。

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シュヴァ なんか呑気なシュヴァインシュタイガー。

両チーム無得点のまま、ハーフタイムに。
ハーフタイム

後半開始。
やや退屈な前半から一点、後半は畳み掛けるような展開が待っていました。

53分、バルネッタの強烈なミドルシュート。レバークーゼンが先制。1−0。
バルネッタのゴール バルネッタ
ウリ 既に目がうつろなウリ・ヘーネス。

61分、後ろからタックルに行ったオットルにイエローカード。

62分、ヴィダルのヘディングがギリギリの所でネットを揺らします。これで2−0。
ヴィダル ヴィダルのゴール

62分、ボロウスキーに替えて11ポドルスキー、
オットルに替えて31シュヴァインシュタイガーin。

64分、コーナーキックから至近距離でのクローゼのヘディング、
入ったかと思われたこれをアドラーが好セーブ。

66分、ルシオのシュートもアドラーが好セーブ。

69分、スペースが空いた所を走られ、ヘルメスのゴール。これで3−0。
ヘルメスのゴール レンジングは既にすっ転んでフレーム外…

71分、オッドのフリーキックをルシオがヘディング。これでバイエルンに得点。3−1。
ルシオのゴール ルシオ
ルシオ 

72分、バルネッタに替えて、バイエルンからレンタル中の39クロースがin。

73分、リベリーのクロスをクローゼがヘディングでバイエルン、あっという間に3−2に。
クローゼのゴール この打点の高さ。さすがクローゼ。
クローゼ クローゼの得点

76分、クロース、アルティントップへのファウルでイエローカード。
シュヴァインシュタイガー、アルティントップ、ポドルスキーと一気に攻めます。

80分、キースリングのシュートはレンジングがキャッチ。
リベリーのシュートもアドラーが足でセーブ。

82分、オッドに替えて5ファン・ブイテンin。

84分、ヘルメスのシュートをよく止めたレンジング。
とはいえ、倒れ込んで妨害したとみなされてイエローカード。
レンジング

84分のクローゼのシュートもアドラーがキャッチ。
86分、ロルフェスにイエローカード。

88分、ヘルメスに替えて29カリスティースin。

アディショナルタイム4分でバイエルンが相手ゴール前でのセットプレー。
と、思ったら黄色い人が走って来る… またか! またレンジングが!
キーパーアタック、この二カ月でこれで5回目なんですが。
レーマン、レンジング、ヴィーゼ、アドラー、そしてまたか!
レンジングが 左の方に黄色いのが。中央の黄色は主審。
そして何も無かったかのようにあわてて戻るレンジング…

90+1分、ビダルに替えて2ハギin。

そして90+2分、カウンターからデミチェリスをあっさりと振りきり
キースリングのダメ押しシュート。4−2。
キースリングのゴール キースリング 時計を見るキースリング。
ミーチョ またも痛恨のミスをしてしまい、呆然となるデミチェリス。

昨年度の覇者、バイエルンはベスト4になる事もなく、敗退しました。
ゲストのオトマール・ヒッツフェルトもちょっと顔がこわばっていました。

とにかく早い建て直しで気持ちを切り替えて、
リーグとCLリーグに突き進んで行ってもらいたいものです。

 ※その他の試合のメンバー修正はまた明日にでも…


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