昨日（日本時間では昨夜〜今朝早朝にかけて）は
ドイツ、ブンデスリーガ前半最終節でもある第17節のメインデー。
2つの時間帯に別れて合計6試合が開催されましたが、
上位陣の対決に明暗がくっきりと別れた珍しい結果となりました。

2位ドルトムントは前半に同点とされるも、その後攻撃陣が爆発、
バイエルンとの得失点差もそのままにしっかりと2位に食らいついて来ています。
ドルトムントの香川はフル出場。なかなかの動きでチャンスを作っていましたがゴールはなし。

そして注目のシャルケ対ブレーメンは、良くも悪くもこれがブレーメン、
ラウールのハットトリックを含む大量2得点を挙げて、
意外すぎる程のワンサイドゲームでシャルケが大勝しました。

ホーム、バイアレーナで笑って前半戦最終戦を迎えたかったレバークーゼンは
何かがおかしいといった感じに、波に乗れないまま時間が過ぎていく不思議な対戦に。
気がつくと０−３というこれまた予想外の結果に終っています。

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日本人対決が期待されたヴォルフスブルク対シュトゥットガルトですが、
サスペンション明け（間に合うとは思っていませんでした。申し分けない）の
ヴォルフス・長谷部はフル出場しましたが、一方シュトゥットガルトの岡崎は
ベンチ入りしたものの、出番の無いままに終りました。

アウグスブルク・細貝もフル出場。
チームはドローに終わり、終了後、悔しさをたたえた細貝の姿も見られました。
また。フライブルク・矢野はベンチ入りもなしでした。

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昨日の結果：
フライブルク　１−４　ボルシア・ドルトムント
ヴォルフスブルク　１−０　シュトゥットガルト
レバークーゼン　０−３　ニュルンベルク
ホッフェンハイム　１−１　ヘルタ・ベルリン
ハンブルク　１−１　アウグスブルク

シャルケ　５−０　ブレーメン

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フライブルク　１−４　ボルシア・ドルトムント

【本日の先発】
フライブルク：
1 Baumann - 17 Schmid, 2 Krmas, 4 Ferati, 3 Bastians - 
18 Flum - 40 Caligiuri, 8 Rosenthal, 7 Makiadi, 14 Putsila - 9 Cissé

ボルシア・ドルトムント：
1 Weidenfeller - 26 Piszczek, 29 Felipe Santana, 15 Hummels, 29 Schmelzer - 
21 Gündogan, 5 Kehl - 16 Blaszczykowski, 23 香川, 19 Großkreutz - 9 Lewandowski

交替
62分　シュメルツァー → 25 オヴォモイエラ（ドルトムント）
70分　ローゼンタール → 27 ライジンガー（フライブルク）
71分　フェリペ・サンタナ → 14 ペリシッチ（ドルトムント）
82分　カリジゥリ → 39 デンベレ（フライブルク）
85分　レヴァンドウスキー → 18 バリオス（ドルトムント）

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ゴールは以下の5つ。
7分　レヴァンドウスキー（ドルトムント）、 34分　ローゼンタール（フライブルク）、
44分　ギュンドガン（ドルトムント）、59分　グロースクロイツ（ドルトムント）
70分　レヴァンドウスキー（ドルトムント）

イエローカード。
40分　ローゼンタール（フライブルク）、78分　レヴァンドウスキー（ドルトムント）

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終盤では香川の幻のゴールも（オフサイド判定）。

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34分にはフライブルクも同点とします。

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しかし試合はやはりドルトムントに軍配が。
前半終了間際のすっきりしないギュンドガンのゴールで再びリードした後は
後半にも2ゴールを決めてドルトムントが貫禄の勝利をあげました。
アウェーでのクリスマス休み入りとなったドルですが、サポーターとともに勝利を喜びました。

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【その他の本日の先発・交替・得点】

レバークーゼン　０−３　ニュルンベルク
CLのバルセロナショックなのか、バイアレーナでの不可解な敗戦を喫したレバークーゼン。
ホームのファンに楽しいクリスマスプレゼントが出来ないままに終ってしまいました。
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レバークーゼン：
23 Leno - 27 Castro, 2 Schwaab, 5 Manuel Friedrich, 24 Kadlec (46. 4 Oczipka) -
8 Lars Bender, 6 Rolfes (46. 11 Kießling) - 18 Sam, 13 Ballack, 9 Schürrle - 19 Derdiyok

ニュルンベルク：
1 Raphael Schäfer - 7 Feulner, 6 Maroh, 38 Wollscheid, 21 Plattenhardt -
18 Cohen, 2 Simons - 13 Hegeler (81. 31 Wießmeier), 20 Didavi (76. 14 Mak), 8 Eigler -
9 Pekhart (83. 33 Esswein)

ゴール：8. ディダヴィ (ニュルンベルク)、22. ヘーゲラー (ニュルンベルク)、
73. ペクハルト (ニュルンベルク)

　
ホームでの敗色が濃厚になり、焦りの見え始めた薬屋戦士。

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ヴォルフスブルク　１−０　シュトゥットガルト

ヴォルフスブルク：
1 Benaglio - 15 Träsch, 17 Madlung, 23 Russ, 4 M. Schäfer - 
13 長谷部, 29 Polak - 
24 Dejagah, 5 ク・ジャチョル (79. 7 Josué), 30 Orozco (46. 11 Salihamidzic (66. 40 Polter)) - 18 Mandzukic

シュトゥットガルト：
1 Ulreich - 13 Gebhart (86. 6 Niedermeier), 5 Tasci, 14 Maza, 15 Boka - 
4 Kvist, 20 Gentner - 7 Harnik, 28 Hajnal (67. 16 Traoré) - 23 Schieber (46. 29 Pogrebnyak), 18 Cacau

ゴール：74. ポルター (ヴォルフスブルク)

　
最近は評価の芳しくないベナーリオですが、昨日はゴールを死守。
反対にシュトゥットガルトのウルライヒはイエローカード迄貰ってしまい不満気でした。

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てっきり年内には戻って来ないものと思っていた長谷部、サスペンションも明けて登場。

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そしてサリハミジッチ。後半登場したものの…早っ！　イエローを貰い20分で交替。
いつまでも”ブラッツォ”なのが悪い時も…
また、マガトと旧知と言う事で、かなり態度の大きい所も心配です。…もう若くないんだから…

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ブラッツォと交替出場のポルターのゴールでヴォルフスブルクが勝利を飾りました。

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シャルケ　５−０　ブレーメン
ブンデスタイムの代名詞的存在（？）のブレーメン。
勝つ時も負ける時もこれぐらいのスコアじゃなきゃスッキリしない…？

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シャルケ：
36 Unnerstall - 4 Höwedes, 14 Papadopoulos, 32 Matip, 23 Christian Fuchs - 
12 Höger, 13 J. Jones, 18 Jurado (74. 11 Baumjohann) - 
7 Raul, 20 Pukki (57. 31 Draxler) - 25 Huntelaar (77. 8 Marica)     

ブレーメン：
1 Wiese - 15 Prödl (46. 7 Arnautovic), 23 Wolf, 4 Naldo, 13 Schmitz -  
44 Bargfrede - 8 Fritz, 17 Ignjovski - 35 Trinks (71. 5 Wesley) - 24 Pizarro, 11 Rosenberg

ゴール：16. ラウール (シャルケ)、20. ラウール (シャルケ)、
63. ラウール (シャルケ)、67. パパドプロス (シャルケ)、70. フンテラール (シャルケ)

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　伝説はまだ終っていない。

　今日の主役はやはりラウール。

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シャルケでは一番古くからの友達、メツェルダーと勝利を喜ぶラウール。
そしてホーム、フェルティンスアレーナのファンに感謝をするとともに
クリスマスと新年の挨拶を掲げるシャルカー達とエルヴィン（走るのにかなり必死）。

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打って変わってこちらはブレーメンの面々。
シャーフ監督とアロフスマネージャーの落ち込み顔を見ていると、
ウリとルンメニゲを見ている時と同じぐらいに苦しくなります。はァ…

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ホッフェンハイム　１−１　ヘルタ・ベルリン
31分に手を挙げてしまった（ラモスも大げさでしたが）ラファエルが退場、
1点ビハインドの上に人数的にも苦しくなったヘルタでしたが、63分、
ホッフェンハイムも前節のコンパーに続き、昨日はフォルサーがレッドカードを貰ってしまいました。
ロスタイムにヘルタが何とか一点を返してドローにこぎ着けました。
惜しい所で3ポイントを失ったホッフェンハイム、
ウィンターブレイク明けにはサスペンションで苦しい展開となるのかもしれません。

ヘルタのバイエルン3人組は揃ってスタメン出場しています（レルは途中交替）。

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ホッフェンハイム：
33 Starke - 2 Beck, 25 Vorsah, 29 Vestergaard, 16 Johnson - 
9 Rudy, 23 Salihovic (66. 13 Williams) - 
15 Mlapa (60. 7 Vukcevic), 22 Roberto Firmino, 10 Babel (60. 8 Musona) - 19 Ibisevic

ヘルタ・ベルリン：
35 Kraft - 2 Lell (75. 12 Ronny), 4 Hubnik, 6 Janker, 3 Kobiashvili - 
8 Ottl, 28 Lustenberger (83. 19 Lasogga) - 20 Ebert, 10 Raffael, 13 Rukavytsya (15. 11 Torun) - 9 Ramos

ゴール：21. サリホヴィッチ (ホッフェンハイム)、90.+1 フブニク (ヘルタ)

レッドカード：31. ラファエル（ヘルタ）、63. フォルサー（ホッフェンハイム）

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あ、オットルが行方不明。

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顔を殴ったようには見えなかったのですが…（むしろボディ）

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ハンブルク　１−１　アウグスブルク

ハンブルク：
1 Drobny - 2 Diekmeier, 5 Bruma, 4 Westermann, 6 Aogo - 
8 Rincon, 44 Kacar (75. 15 ソン・フンミン) - 17 Töre, 11 Ilicevic - 
10 Petric (71. 16 Berg (81. 25 Skjelbred)), 9 Guerrero

アウグスブルク：
30 Amsif - 2 Verhaegh, 23 Sinkala, 3 Sankoh, 17 de Jong - 
7 細貝, 26 Davids (82. 5 Möhrle) - 10 Baier, 9 Oehrl, 13 Werner (66. 4 Reinhardt) - 
33 Mölders (57. 24 Brinkmann)

ゴール：63. オェール (アウグスブルク)、66. ゲレーロ (ハンブルク)

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63分、アウグスブルクが先制。
ちなみにOehrlの発音は「ö」と同じく「お」の口で「えー」と発生した後、
喉ひこを鳴らしつつ（または舌を巻きつつ）「ル」、最後に舌をしっかり上あごに付けて「ル」。
カタカナで書けと言われても…　「ィエールル」の方が近いかも。

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3分後、ゲレーロのゴールで同点に。

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結局降格ゾーンでの折り返しとなってしまったアウグスブルク。悔しそう。

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第17節 現在時点での順位。　
　　　　　　　　　　　　　 　 試合数　 得失点　 ポイント

1　バイエルン・ミュンヘン　　　 17　　 43：10　　　 37　　←宇佐美在籍
2　ボルシア・ドルトムント　　　 17　　 35：12 　 　 34　　←香川在籍
3　シャルケ04　　　　　　　　 　17　　 38：22　 　　34　　←内田在籍
4　ボルシア・メンヘングラッドバッハ　16　　 24：11　　　 30　　←大津在籍
5　ヴェルダー・ブレーメン　　　 17　　 30：31　　　 29
6　バイエル・レバークーゼン　　 17　　 22：22　　　 26
7　VfBシュトゥットガルト　　　　17　　 23：20　　　 22　　←岡崎在籍
8　TSGホッフェンハイム　　 　　 17　　 19：19 　　 22
9　ハノーバー 96　　　　　　　　16　　 19：23　　　 22
10 1.FCケルン　　　　　　　　　 17　　 27：35　　　 21　　←槙野在籍
11 ヘルタBSC 　　　　　　　　　 17　　 24：25 　　　20
12 VfLヴォルフスブルク　　　　　17　　 23：34　　　 20　　←長谷部在籍
13 ハンブルガーSV　　　　　　 　17　　 21：27 　　　19
14 1.FSVマインツ05　　　　　　　16　　 22：28 　　 18
15 1.FCニュルンベルク　　　　　 17　　 17：28　　　 18
16 カイザースラウテルン　　　　 16　　 12：20　　　 15
17 FCアウグスブルク　　　　　　 17　　 15：28　　　 15　　←細貝在籍
18 SCフライブルク　　　　　　　 17　　 21：39 　　　13　　←矢野在籍

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