ブンデスリーガ第21節〜バイエルン対ケルン
2 月 22nd, 2009ケルンにまさかの敗戦。
来週はいよいよチャンピオンズリーグ、決勝トーナメントのスタートというのに
点の取れない、守備の荒いこのチームでどうなるのかと不安いっぱいのゲームでした。
先制はまたも相手チーム。
22分のエレ、そして34分のブロシンスキーの追加点とイヤーなムード。
後半、メンバーを入れ替えて立ち直ったバイエルンですが、
相手のディフェンスとカウンター攻撃に、
試合を支配する事は終了間際まで無く、痛い黒星となってしまいました。
84分にファン・ブイテンのヘディングで一点を返しました。
その他、なんども惜しいシーンがありましたが、前半の借りを返すまでは行かず、これで終了。
そして今回もバイエルンの前に立ちはだかったのはモンドラゴン。
このところバイエルンと対戦するチームには絶好調キーパーが居るようです…
ブンデスリーガ第21節、今日の結果は以下の通りです。
コットブス 2−1 ブレーメン
カールスルーエ 0−1 フランクフルト
ビーレフェルト 1−1 ボーフム
バイエルン 1−2 ケルン
メンヘングラッドバッハ 3−2 ハノーバー96
ヴォルフスブルク 2−1 ヘルタ
シュトゥットガルト 3−3 ホッフェンハイム
現在の時点での順位。
試合数 得失点 ポイント
1 TSGホッフェンハイム 21 49:31 40
2 ヘルタ・ベルリンSC 21 33:25 40
3 ハンブルガーSV 20 31:27 39
4 バイエルン・ミュンヘン 21 44:30 38
5 レバークーゼン 20 43:27 36
6 VfLヴォルフスブルク 21 41:27 36 ←長谷部・大久保在籍
7 VfBシュトゥットガルト 21 38:31 33
8 ボルシア・ドルトムント 21 31:25 32
9 シャルケ04 21 27:20 31
10 1.FCケルン 21 24:29 28
11 ヴェルダー・ブレーメン 21 42:34 27
12 フランクフルト 21 27:35 23 ←稲本在籍
13 ハノーバー 96 21 27:41 21
14 エネルギー・コットブス 21 18:34 20
15 アレマニア・ビーレフェルト 21 19:32 19
16 Vflボーフム 21 24:34 18 ←小野在籍
17 カールスルーアーSC 21 18:37 17
18 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 21 23:41 16
【本日の先発】
バイエルン:1 Rensing - 23 Oddo、6 Demichelis、5 van Buyten、21 Lahm -
31 Schweinsteiger、17 van Bommel、15 Ze Roberto、7 Ribery - 18 Klose、11 Podolski
1.FC ケルン:1 Mondragon - 2 Brecko、21 Geromel、23 McKenna、4 Matip -
7 Vucicevic、12 Petit、17 Pezzoni、22 Ehret - 13 Brosinski、11 Novakovic
交替は
46分 ポドルスキー→13 ドノバン
46分 シュヴァインシュタイガー→8 アルティントップ
65分 ゼ・ロベルト→24 ボロウスキー
76分 ブロシンスキー→14 サヌー(ケルン)
85分 エレ→14 ブロイヒ(ケルン)
89分 ブチチェヴィッチ→26 ボアテング(ケルン)
ゴールは以下の3本。
22分 エレ(ケルン)
34分 ブロシンスキ(ケルン)
84分 ファン・ブイテン
ケルンは主力4人を欠く状態でしたが、序盤よりゲームを有利に進めました。
バイエルンではサスペンション明けのオッド、代表で好調なファン・ブイテン、
そして11月以来久しぶりの公式戦に挑むポドルスキーを入れて来ました。
しかし、ポドルスキーが存在を示したのはせいぜい10分ほど、
あきらかに低パフォーマンス。これはドノバンを早く投入しないと…!
そしてルシオがいないからか、ゼ・ロベルトの疲れのせいか
デイフェンスの最終ラインと中盤の間にスペースが有り過ぎ、連携も悪い状態。
.
以下、時間に沿って。
開始から10分も経たないうちに、ポドルスキーは消え、
そんな状態でも今日もクローゼのモチベーションの高さが窺えます。
そして13分、オッドの良いクロス、そしてクローゼのゴール!!!!
…と思ったら、何故か認められず。
飛び込むクローゼ。
クローゼも控えめながら喜びのポーズ?
画面にもゴーーール!
それでもゴールが認められず、不満を表すクローゼ。
こういう時のクローゼは必ずゴールをしていたのですが、
今回はことごとくモンドラゴンにセーブされ、無得点に終わりました。
一方、ケルンは22分、エレが先制します。
ボメルがノヴァコヴィッチに振り切られ、
エレのこのシュートはバイエルンのディフェンス陣の誰も止められず。イージーな…
このダンス、流行りですか?
23分、ファン・ブイテンにイエロー。
カウンターを中心としたケルンの攻撃に、何度もあわや追加点?というシーンが。
その度に運にも助けられるレンジング。
33分、カウンターからのブロシンスキのゴールで追加点をあげるケルン。
今度はラームがディフェンスミス。デミチェリスも立ったまま。
オッドが急いで戻るも間に合わず。レンジングは…1人にしないでやって下さい。
34分、今度はバイエルンのチャンス。スピードとテクニックでゼ・ロベルト!
最後にクローゼのシューート! …は左に逸れて。
38分にもカウンター。ノヴァコヴィッチ!エレ!
止めたのは憎々しくも頼もしい(笑)この人。
エレを倒したオッドにイエロー。
41分にはペッツォーニにもイエロー。
カウンターを狙っているのは分かっているはずなのに、
対策を取る事が出来ないバイエルン。そしてゴール前まで行けど攻めきれない。
このまま、ハーフタイムに。
アウェーで0−2で折り返し、盛り上がるケルンサポーター。
時季が時季なので、スタンドにもカーニバルの雰囲気が。
後半はやはりメンバーを入れ替えたバイエルン。
46分、ポドルスキーに替わって13ドノバン、
シュヴァインシュタイガーに替わって8アルティントップin。
開始早々にクローゼがマッケナを…
苦しむマッケナを顧みもしないクローゼ。
でも気にして戻ってみるクローゼ。
なんで細っこそうなのに平気なんだよ、という感じで振り返りつつ出て行くマッケナ(笑)。
48分、ケルンのあわや3点目!?という所をドノバンがクリア!
レンジングより速く足を出しています!
社長も不機嫌。
65分、ゼ・ロベルトに替わって24ボロウスキーin。
66分、クローゼのヘディングはバーの上。
69分、またもクローゼ! しかこれもモンドラゴンがキャッチ。
73分、ブレコにイエロー。
76分、ブロシンスキーに替わって14サヌーin。
残り時間はひたすらにボメル、ファン・ブイテン、オッドらのパワープレーで推すバイエルン。
そして遂に84分、
ベルギー代表としても、先日のフレンドリーマッチで2ゴールを挙げたファン・ブイテン!
アルティントップの深い位置からの長いクロスが絶好の位置に。
それを突き刺さるような鋭いヘディングでファン・ブイテンがゴーール!
なんとか1−2。
いい男に見える!
…と言いたいが、その頭は…び、微妙過ぎ!
85分、エレに替わって14 ブロイヒin。
86分、ファン・ボメルのダイレクトFKは惜しくもキーパーがセーブ。
89分、ヴチチェヴィッチに替わって26ボアテングin。
ロスタイムは3分。
オッド、ファン・ブイテンらが何度もシュートを放つも間に合わず。
そのまま、1−2でケルンの大金星となりました。
線審も見ていたのか怪しかったが、この人も不可解。
終了後、ケルン選手は数字の書かれたボールをスタンドに。
今日のイエローな人達。
文字の方、オッドです
サポーターに感謝したのはこの2人。
.
最初のクローゼのゴールが決まっていたら…とは言ってはいけないとは分かっていますが
あれが仮に決まっていたら…と悔やまれます。
パイエルンの調子がなかなか上がらず、
特に前半45分は苦しい展開に追い込まれてしまいました。
チャンピオンズリーグ、こちらもお得意な?リサボンですが、
ケルン同様、たるんだ気持ちでは失敗は目に見えています。
序盤からどんどん攻めて行ってほしいものです。
そして今シーズン、ずっと言われているディフェンスの改善を。
昨日唯一のすっきりシーン、ブイテンのゴールをもう一度…
昨日は33位にダウン。 今日は何位? 一日一回の応援クリックでがんばれます!
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