バイエルン関連のニュース&BL第29節ニュルンベルク対バイエルンのマスコミ採点
4 月 12th, 2011ドイツ、ブンデスリーガの第29節、対ニュルンベルク戦で
試合後に主審に暴言を吐いたとしてレッドカードを出されてしまったロッベン、
処分内容が決定し、2試合の出場停止(と罰金15,000ユーロ)となりました。
1試合では済まないだろうなとは思っていましたが、残念です。
ドイツ語と同じゲルマン系の言語を話すオランダ人で、
ドイツ語の習得に時間がかからず、あっという間にペラペラになったロッベン、
おかげで興奮して自覚のないままにドイツ語で悪口を吐けるとは流石(?)です。
累積警告のバドシュトゥーバーは頭を冷やす良い機会かも知れません。
そして戦犯となってしまった若いトーマス・クラフトは
背中の痛みを訴えて月曜日のトレーニングに出て来なかったとの事です。
ウリ・ヘーネスがファン・ハール解任に伴って、
ブットを正守護神から外した監督を非難するコメントを口にした事で
(ブットさえ正GKであればノイアー論争で自分がファンから
攻撃される事はなかった、という八つ当たりでもあるのでしょうが)
クラフトの立場は微妙になってしまいました。
クラフト自身は、次節のレバークーゼン戦では誰がゴールを守るのか
と言うことについても、自分が口出しする事ではないとコメントしています。
「tz」のアンケートでは、12日朝の時点で投票者の約77%が次節はブットだろうと答えています。
FC Bayern: Torhüter Thomas Kraft: Das ging gegen mich
Thomas Kraft: “Das ging voll gegen mich”
投票:次節のゴールマウスに立つのは誰か。
・クラフト!
彼には新たなチャンスが与えられるだろう。ニュルンベルクでは例外的だっただけ。
23.3%
・ブット!
彼の経験が堅牢な防御をもたらすだろう。クラフトは自信を失っている。
76.7%
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さて、前振りが長くなってしまいましたが、今日の本題に入りたいと思います。
今回の政変の直接の引き金となった、ニュルンベルク対バイエルン・ミュンヘンの
バイエルンダービーのマスコミ評価をお伝えしたいと思います。
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kicker誌採点(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)
ニュルンベルク:
R. Schäfer (3) - Chandler (2,5), Wollscheid (2,5), Wolf (3,5), Pinola (4) -
Simons (4) - Cohen (4), Gündogan (4) - Ekici (4) - Eigler (2,5), Mak (4,5)
交替選手 33. Hegeler (4), 66. Schieber (-), 83. Mintal (-)
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バイエルン:
Kraft (6) - Lahm (4), Luiz Gustavo (3), Badstuber (5), Pranjic (4,5) -
Kroos (4,5), Schweinsteiger (4) - Robben(4), Müller (3,5), Ribery (5) - Gomez (5)
交替選手 46. Contento (4), 46. Tymoshchuk (4,5), 63. Klose (-)
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ニュルンベルクの各選手も、その多くは決して良くはなかったものの
やはりヴォルシャイトやチャンドラー、同点ゴールのアイグラーなどが
なかなかにいい動きをしていましたし、それが評価された点数になっています。
そして何よりパイエルンの評価がよくありません。
試合の流れではニュルンベルクよりバイエルンに好機は多かったものの、
それはそもそもの選手達、チーム全体のポテンシャルが違うからであり、
バイエルンの出来自体は今ひとつ、といった採点がされています。
ミスが目立ち、それが決定的な失点となってしまったクラフトは
厳しいことに、最低評価の「6」がつけられています。
その他、またしてもイエローを受けたバドシュトゥーバー(いまだスランプ中か)、
多くの局面で消えていたリベリー、チャンスをものに出来ないゴメスも
バドシュトゥーバーに次ぐ「5」という「悪い」評価がつけられています。
スタンドにはフース・ヒディンクの姿も見られましたが(現在はトルコ代表監督)、
おそらくお目当てだったエキシィも強い印象を与えられなかったのではないでしょうか。
そしてトルコの主力、ハミト・アルティントップもバイエルンではスーパーサブ、
この日は出番はありませんでしたし、ヒディンクも無駄足だったかもしれません。
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ゲーム評価は3,5。
熱いダービーでしたが、プレーヤーのパフォーマンスも今ひとつということもあって
ゲームレベルは凡戦という評価となってしまいました。
主審の評価は2,5。
熱くなりがちなゲームを無難にさばいていたものの、
ロスタイムに入ってからは流してしまった事等、判定に若干の疑問点も。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)はアイグラー。
クラフトのパスミスからの長い魔法のボールを蹴り込み、ドローに終えた事が評価されました。
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続いてBild紙の採点。(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)
ニュルンベルク:
R. Schäfer (3) - Chandler (2), Wollscheid (1), Wolf (4), Pinola (4) -
Simons (3) - Cohen (3), Gündogan (4) - Ekici (4) - Eigler (2), Mak (4)
交替選手 33. Hegeler (4), 66. Schieber (3), 83. Mintal (-)
.
バイエルン:
Kraft (6) - Lahm (3), Luiz Gustavo (4), Badstuber (5), Pranjic (4) -
Kroos (4), Schweinsteiger (4) - Robben(3), Müller (3), Ribery (5) - Gomez (5)
交替選手 46. Contento (4), 46. Tymoshchuk (5), 63. Klose (5)
主審:4
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毎度ながらBildは小数点以下の数字がないため、四捨五入で若干の採点の上下があります。
しかしそれを考慮してもニュルンベルクの評価はkickerよりやや高くなっています。
特にヴォルシャイトには1という最高点が与えられています。
バイエルンに関してはkickerとほぼ同じ評価となっているようです。
クラフトはここでも手痛い評価に。そして主審も平均以下という評価になっています。
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ところで、いまだ醒めないノイアー論争ですが、
そんな中、シャルケのヤングスター、ドラクスラーは
「僕はバイエルンに行く事はないだろうな」と発言をしているようです。
現在の状況から来る若者の素直な発言のようで、逆に好感が持てますが、
暗にノイアーへの批判ととられなければ良いのですが…
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さらにおまけ。
ユベントスでトーニが久々に決勝ゴールを決めましたね!
あのゴールパフォを懐かしく、嬉しく思います。
やはりバイエルンを離れたとしても、元バイエルン選手には
頑張って欲しいものだとつくづく感じました。
そしてバイエルン選手ではありませんが、元ドイツ代表という事で。
イェンス・レーマン、ブランクを感じさせない復活っぷりでしたね。
TVのコメンテーターとしてのレーマンが見れなくなったのは淋しいですが、
人は必要とされてナンボですから。
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