ドイツの強さの謎とユーロ予選・ドイツ対トルコ戦のBild採点

10 月 12th, 2010

ブンデスリーガ中断期間、ユーロ2012予選もレイデーという状況で
バイエルン、ドイツ代表ともにあまり話題もない今日は、8日の
ユーロのドイツ対トルコの採点をお伝えしたかったのですが、
11日のお昼時点でkickerの採点が出ていなかった為、
ひとまずBild紙のドイツ代表選手の採点のみ先にお届け致します。

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kicker誌採点(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)

ドイツ:
Neuer (3) - Lahm (3), Mertesacker (3), Badstuber (3), Westermann (3) - 
Khedira (3), Kroos (3) - T. Müller (3), Özil (3), Podolski (3) - Klose (3)  

交替選手 86. Träsch (-), 90. Cacau (-), 90. Marin (-)

例によって相手側は採点されていません。
.

ドイツの先制ゴールをクロスでお膳立てしたラーム、
そのボールをネットに押し込んだクローゼ、
2人のバイエルン選手が最高評価の「1」を得ています。

クローゼ自ら「なぜか代表だと運がいい」と語っていますが
これでまた一層、歴代得点記録、出場記録に近づきました。

.
強さを示したドイツ、既にグループAの勝ち抜けは決定的だと思うか、
というアンケートもビルトにありました!
読者40000ちょっとの投票数の中での割合は
はい、レーヴの選手達はもう誰にも止められない、が76%、
いいえ、オーストリアやトルコもまだ気を許せない、が24%と
ここまでの結果で、すっかりみんな楽観視している状況です。

.
ところで、上にも書きましたが、
この8日のユーロではラームのクロスをミュラーが頭で合わせ、
ポストのリバウンドをクローゼが押し込んで先制点を挙げたドイツ代表。

このバイエルントリオでの見事な活躍や、クロースとバドシュトゥーバーの
ミスのない素晴らしい働き等を見るにつけ、なぜドイツ代表では結果が残せていて
そして代表に6人の選手を送り込んでいるバイエルンの結果が壊滅的な状況なのか。
同じ選手達が鷲のユニフォームをまとうと突然、クラブとは別の姿を表すのは何故か
この不思議な現象についてもビルトに記事がありました。

こういう話題にかけてはビルトの得意とするところなのですが、
実際、こういった不可解を多くの人が感じているかと思います。

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バイエルンのルンメニゲ社長も以前、クローゼに対して
代表の為にバイエルンでトレーニングしてやっているようなもの、
クローゼの代表でよりフィットしようとするスタンスが許し難いと語っていました。
それもあって、クローゼは上の様にコメントしたのだと思います。

.
FCバイエルン・ミュンヘンとドイツ代表の、
この結果の差はヨアヒム・レヴとルイ・ファン・ハールという
監督の資質の違いではないかとビルトは推測しています。

かいつまんで言うと、こんな感じでしょうか。

 —
ファン・ファールは自分の決めたシステムを選手に強制し、
局面ごとに決まりを作っていて、クローゼの仕事も制限されている。
レヴは柔軟で、各プレーヤーは自由に自分の役割を解釈できる。
対トルコ戦でもそれが十分に発揮されていた。
W杯での成功にもかかわらず、次の手も打って行く点にもそれがある。
ホルトビーやシュールレなど、新戦力を入れる事で活性化を図っている。
しかしファン・ハールはクロースを戻しただけだった。

また、レーヴはプレーヤーとの接し方にも注力し、
各プレーヤーとの情報交換も気軽な雰囲気の中で、かなりよく行っている。
それゆえチームで長い間不振であっても、各選手の状態について把握できている。
例えばクローゼ。結果が出ていずともコンディションがいいと知っていた。
一方のファン・ハールはより直接的な指示をするため、
一部のプレーヤーは上手く対処できていない。例えばゴメスやティモシュチュクのように。

ポジションの変更に対してもレーヴはフレキシブルであったと語られています。
 —

なんだかんだ言って、結局自国のナショナルチームの監督の方が上だ、
と言っているだけなのですが、どうしても結果が出ない状態では
ファン・ハールは批判されてしかるべきなのでしょう。
……まぁ、CL決勝を見てもファン・ハールより
弟子筋のモウリーニョの方が一枚も二枚も上手だったのは明らかだったりしますが。

結局はドイツ代表として戦う場合、選手達に自信がある点が
クラブの場合との大きな違いなのではないか、と私は考えています。
「バイエルンというチームなら、負ける事もあるよな。結構格下にも負けるしな」
と思っているかもしれない選手達も、
「ドイツ代表はなんたってW杯3位だし、ユーロも優勝候補だし、普通負けないよな」
と、どこかで思っていたりするのではないかと想像します。
そしてその自信が、代表選手としてプレーする選手達を強くしているのではないでしょうか。


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