バイエルンまたも敗北〜BL第6節2日目の結果とスタメン
9 月 26th, 2010
ドイツ、ブンデスリーガ第6節のメインデーの昨日(日本時間では昨夜〜本日未明にかけて)は
2つの時間帯に分かれて、計6試合が行われました。
今節も面白い対戦が目白押しで、同時刻開催が恨めしい状態ですが、
バイエルンの情けない結果に凹んだ後、北ドイツダービーで盛り上がれるのはせめてもの救いです。
バイエルンの今までの統計では、オクトーバーフェスト開催時期の勝率は高いようですが、
そんなバイエルン側の楽観視とは逆に、この数年のこの時季の結果から見ると
決して良い成績でないという事もあって、今日のこの対戦も危惧していたのですが、
そんな心配がまさに的中、ホームでほとんど良い所無しの結果となりました。
またしてもパスミスからの失点もあり、チャンスシーンはあれど終始得点の気配はなし。
前半終了間際にファン・ボメルのロングパスをクリアしようとした
スヴェンソンのヘディングに前に出ていたヴェトクロが間に合わずオウンゴールとなった
ラッキーなゴールでの1点のみといいうさんざんなゲームでした。
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ザンクト・パウリ対ドルトムントでは2試合ぶりに香川が得点(その他1アシスト)、
グロースクロイツのドペルパックと合わせて1−3でドルトムントが勝っています。
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今シーズンになって、更新が遅れ気味ですが、
今日もバイエルンの不甲斐なさにふて寝していた…わけではなく、
北ドイツダービーまでぶっ通しで見ていて力尽きてしまった次第です。
今年はW杯もあり、そろそろ体力が落ちて来たのはバイエルン選手同様です。
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本日の結果
バイエルン 1−2 マインツ
ザンクト・パウリ 1−3 ボルシア・ドルトムント
シャルケ 2−2 ボルシア・メンヘングラートバッハ
フランクフルト 2−0 ニュルンベルク
シュトゥットガルト 1−4 レバークーゼン
ブレーメン 3−2 ハンブルク
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チームは再編できるかというシャルケは、グラートバッハ相手に早々に痛いオウンゴール、
その後、前半終了間際に1ゴールを奪われ2点のビハインドを追いかける展開に。
後半、フンテラール、ラウールと世界のスター達のゴールでなんとか追いつきますが、
一歩及ばずドロー、なかなかに厳しい状態は相変わらずです。
昨季上位で今季苦しんでいるのはシュトゥットガルトも同様。
昨季上位組はヨーロッパのカップ戦もあって、厳しいコンディションなのはやむを得ないのですが…
そんなシュトゥットガルトも今節はまたも苦戦、レバークーゼン相手にホームで大敗しています。
そして北ドイツダービー、
メンバーが次々と負傷して調子の上がらないブレーメンは
ホームにハンブルクを迎えての対戦となりました。
負傷者がそろそろ復帰し出した事もあって、久しぶりにブレーメンらしいブレーメンを見ました。
オウンゴール、アウメイダのゴールと2−0で折り返した後半、
ハンブルクも2得点で追いつきますが、試合終了も近い86分、
アウメイダが今日2本目となるゴールを決めてブレーメンが勝利を掴みました。
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【本日の先発】
バイエルン:
1 Butt - 21 Lahm, 5 van Buyten, 28 Badstuber, 23 Pranjic -
17 van Bommel, 31 Schweinsteiger - 39 Toni Kroos, 25 Müller, 11 Olic - 18 Klose
マインツ:
29 Wetklo - 26 Bungert, 2 Svensson, 4 Noveski, 22 Christian Fuchs -
6 Marco Caligiuri, 21 Karhan, 7 Polanski - 18 Holtby - 9 Allagui, 28 Szalai
交替
46分 ホルトビー → 8 ザバフニク(マインツ)
61分 オリッチ → 8 ハミト・アルティントップ(バイエルン)
64分 ブンガート → 14 シュールレ(マインツ)
75分 クローゼ → 33 ゴメス(バイエルン)
82分 クロース → 44 ティモシュチュク(バイエルン)
82分 サライ → 16 へラー(マインツ)
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ゴールは次の3つ。
15分 アラグィ(マインツ)、45分 スヴェンソン(バイエルン / オウンゴール)
77分 サライ(マインツ)
イエローカード。
31分 フクス(マインツ)、37分 スヴェンソン(マインツ)
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【その他の本日の先発・交替・得点】
ザンクト・パウリ 1−3 ボルシア・ドルトムント
ザンクト・パウリ:
26 Kessler - 24 Rothenbach, 11 Gunesch, 16 Thorandt, 6 Oczipka (75. 18 Kruse) -
20 Lehmann, 8 Bruns, 9 Ebbers - 10 Takyi (75. 13 Asamoah), 22 Bartels -
7 Hennings (85. 12 Schultz)
ボルシア・ドルトムント:
1 Weidenfeller - 25 Owomoyela, 4 Subotic, 15 Hummels, 29 Schmelzer -
22 S. Bender, 8 Sahin - 31 Götze, 23 香川 (76. 7 Lewandowski), 19 Großkreutz (85. 14 Feulner) -
18 Barrios (86. 16 Blaszczykowski)
ゴール:20. グロースクロイツ (ドルトムント)、28. ヘニンクス (St.パウリ)、
52. 香川(ドルトムント)、63. グロースクロイツ (ドルトムント)
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ブレーメン 3−2 ハンブルク
ブレーメン:
1 Wiese - 8 Fritz (42. 44 Bargfrede), 29 Mertesacker, 15Prödl, 16 Silvestre -
22 Frings - 5 Wesley - 14 Hunt (81. 20 D. Jensen), 10 Marin -
24 Pizarro (87. 19 Wagner), 23 Hugo Almeida
ハンブルク:
1 Rost - 20 Demel, 4 Westermann, 5 Mathijsen, 8 Zé Roberto -
14 Jarolim, 25 Rincon (46. 44 Kacar) - 17 Choupo-Moting, 11 Elia (53. 21 Pitroipa), 7 Jansen (80. 15 Trochowsk) -
22 van Nistelrooy
ゴール:25. デュメル (ブレーメン / オウンゴール)、29. ウーゴ・アウメイダ(ブレーメン)、
59. ファン・ニステルローイ (ハンブルク)、63. ピトロイパ(ハンブルク)、
85. ウーゴ・アウメイダ(ブレーメン)
帰って来た人、二人。装具が痛々しいメルテザッカーと試合前からずっと満面笑顔のピサロ。
ピサロもゼ・ロベルトも好きだったので、バイエルンから居なくなった今は淋しいものの
その反面、こうやって対戦してくれると事もあるのは楽しみです。
…ただ、今日のゼ・ロベルトは今一歩足りず、運がありませんでした。
第6節 現在時点での順位。
試合数 得失点 ポイント
1 1.FSVマインツ05 6 14:5 18
2 ボルシア・ドルトムント 6 16:5 15 ←香川在籍
3 TSGホッフェンハイム 6 11:6 11
4 バイエル・レバークーゼン 6 13:10 11
5 ハノーバー 96 5 10:7 10
6 SCフライブルク 5 7:7 9 ←矢野在籍
7 ハンブルガーSV 6 10:10 8
8 バイエルン・ミュンヘン 6 5:6 8
9 St.パウリ 6 7:8 7
10 カイザースラウテルン 5 8:10 7
11 ヴェルダー・ブレーメン 6 9:14 7
12 アイントラハト・フランクフルト 6 9:8 6
13 VfLヴォルフスブルク 5 9:9 6 ←長谷部在籍
14 1.FCニュルンベルク 6 5:7 5
15 1.FCケルン 6 5:10 5
16 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 6 10:19 5
17 シャルケ04 6 7:12 4 ←内田在籍
18 VfBシュトゥットガルト 6 11:13 3
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民族衣装姿のブラスバンドがポルカ等を奏でて無理矢理にもお祭りムードに。
しかしどこか浮かない豪華リザーブ陣。オットル、クラフト。ゴメス、デミチェリス。
序盤からテンポ良い展開だったものの、またしてもブット大活躍という好ましくない展開に。
15分、不用意なパスをインターセプトされ、ファン・ブイテンも振り切られ、アラグィが先制点を挙げます。
バイエルン首脳陣もいやーなムード。
ルンメニゲが明るく盛り上げようとしてもホプフナーは俯き、
ウリはうつろに遠くを見ています(想像)。
実は後ろはロッベン一家。やはり渋い表情。
しかし45分、クローゼへのファン・ボメルからのパスをヘディングでクリアしたスヴェンソン、
そのボールはゴールマウスのヴェトクロの所へ…と思いきや、シュートを警戒して
ヴェトクロが前に出ていた為、ゴールはがら空き、慌ててヴェトクロが戻るも間に合わず。
バイエルンはラッキーにも同点になります。
悔しそうなヴェトクロ。
がんばって失点を抑えていたブットも
裏に出られるというこんなミスを。
そろそろ集中も緩みがち…
77分、シュールレからのパスを貰ったサライが振り向き様の素晴らしいゴールを決め、1−2とします。
このまま終了、喜ぶマインツサポーターとマインツ戦士達に背を向けるバイエルン戦士達。
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一旦嫌うと断固起用しない頑固な独裁者ファン・ハール。
コンテントが負傷欠場というこの状態でもデミチェリスを使わずプラニッチを使った今日、
攻撃に良く絡んでいたものの、プラニッチのミスからの失点もあり、
こんな調子では今日もリーグで勝利しているバーゼルには勝てないのでは…という気がします。
ところで、アルゼンチン代表の日本遠征メンバーが発表されましたが、
本気モードの豪華メンバーの中にデミチェリスとソサも居ますね!
見たい。見に行きたい。ソサの出場はないとしても、デミチェリスのプレーを見られるのは
もはや代表戦しかない(贅沢な話です)今、とても見に行きたいです。はい。


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