ドイツ杯フランクフルト対バイエルン戦のkicker採点ほか

10 月 30th, 2009

「ソサはこの冬移籍するのではないか」という噂が出た翌日、
つまり昨日、早速アルゼンチンへのレンタル移籍が発表されましたね。
古巣エストゥディアンテスにシーズン終了までの期限でのレンタルという事ですが、
もしかするとそのまま買い取りオプションを行使するかもしれません。

そしてそんなソサを見てか、デミチェリスも「Bild」の記事には
ファン・ハールに対する怒りを語ったコメントを取り上げたものが載せられていました。
「ファン・ボメルやシュヴァインシュタイガーは怪我が治ったらさっさと試合に出たのに
自分に対しては”まだ準備が十分でない”となかなか出場機会が与えられないのが不服だ。
ファン・ハールは自分の事を信頼していないのだろう」
という内容のコメントですが、確かにこの監督は好き嫌いをはっきりさせ過ぎな気がします。

なにしろデミチェリスは既にアルゼンチン代表として復帰し、最初は途中出場だったものの、
半月前にはアルゼンチンが本戦出場を決めたW杯予選のゲームに90分フル出場もしています。
「まずゲーム勘を取り戻してから」というファン・ハールの言葉には
慎重さを越えたものをデミチェリスが感じ取ったのも仕方のない事でしょう。

そんなわけで、”7年間このユニフォームを着て来たし、
第二の自分の皮膚とも感じているが今後もそうとは限らない”、
故郷に帰りたいかもねー、といった脅し文句の一つや二つも出るのでしょう。
ウリ・ヘーネスの語った、冬には何人かがチームを離れたいと思っている、
というのがトーニやブレーノだけでなく、デミチェリスも…という事態にならなければ良いのですが。

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さて、バイエルン周辺の話題にずいぶんスペースを取ってしまいましたが、
本題のポカール3回戦のkicker誌採点が出ていましたので、お伝えしたいと思います。

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kicker誌採点(1〜6の数字で表現1=最高、6=最悪)

フランクフルト:
Nikolov (3,5) - Ochs (4,5), Franz (6), Russ (5), Spycher (4,5) -
Chris (5), Bajramovic (5) - Schwegler (4), Meier (4,5), Steinhöfer (5) - Fenin (5)

交替選手 46. Teber (5), 46. Liberopoulos (5), 79. Korkmaz (-)

バイエルン:
Butt (4) - Lahm (2), van Buyten (3), Badstuber (3), Braafheid (3,5) -
van Bommel (2,5) - Timoschtschuk (3), Schweinsteiger (3), Müller (1,5) - Klose (1), Toni (2)

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交替選手 46. Demichelis (3), 59. Pranjic (3), 69. Gomez (-)

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4日前のブンデスリーガでの同チーム同士の対戦の採点と、見違えるような数字ですね。
フランクフルトに関しては前回も、せっかくバイエルンが自滅しているのにそれを活かせていない、と
そんな感じにやや厳し目の採点になっていましたが、今回は更に厳しい数字になっています。
バイエルンの枠内シュートを何本か止めていたニコロフがかろうじて3,5、あとは4と5の行列で、
不用意なバックパスがクローゼに奪われたフランツは6という採点になっています。

リーグとは違って、勝たないと先のないトーナメント戦で、
どんどんと攻めて行かなければならないビハインドを負ったチームが
こんなに何も出来ないままで居たのでは勝ち目もなければ、評価も出来ません。

一方のバイエルン。
以前の「ムカつく程に強い」バイエルン的な余裕のゲームが出来ました。
採点もほとんどの選手が平均点以上の数字、
特に2得点1アシストのクローゼは再高評価の「1」が付けられています。
フランスのパスミスを見逃さなかったように、自分のハットトリックより
確実なミュラーへのパスを洗濯するなど、ゴールのにおいへの感覚も絶好調です。
そして1ゴール2アシストのミュラーも1,5の評価とそれに続いています。
数少ないフランクフルトのチャンスにシュートコースに割って入ったり
しっかりと存在感を示していたラーム、1ゴールと何度かの惜しいチャンスのトーニが2、
要としての働きが効いていた、またクローゼの最初のゴールへの絶妙のパスを供給した
主将のファン・ボメルにも2,5の評価がされています。

ブットの「4」も決して悪い訳ではなく、出番がなかったという事で、
これでは評価のしようもありませんし、問題のない点数かと思います。

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ゲーム評価は2,5。
沢山のゴールシーンを楽しめた点は面白かったが、早い時間で勝敗が決してしまった点が残念。
主審の評価は1。
こちらも神採点。
しっかりと威厳を持ってあたり、全ての係争は正しく判定されていた、との評価です。

まずまずながら、オフサイドの見逃しなどがあったとしています。
MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)はミロスラフ・クローゼ。
2ゴール1アシストの文句無しのMOMです。


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