昨日は（日本時間では昨夜〜本日にかけて）ブンデスリーガ第8節のメインデー、
８試合が行われましたが、首位に追いつきたいバイエルンは
先日のユベントスとのチャンピオンズリーグの戦いと同様、
ホームでケルンとスコアレスドロー、またも勝ち点１しか追加することはできませんでした。
勝ったように喜ぶケルン陣営、そしてがっくりと肩を落とすバイエルン、
印象的なエンディングとなりました。

また最近、めっきり存在感を上げて来たヴォルフスブルクの長谷部は
昨日もスタメン出場、対戦するボーフムもなんと昨日は小野が先発、
日本のテレビ局が喜びそうな対戦となりましたが、こちらもドローに終りました。
長谷部は64分にジアニと交替、小野もそれに前後してイエローレッドで退場となってしまい、
両者とも得点に絡む働きのないままに下がっています。

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昨日の結果は
バイエルン　０−０　ケルン
ハノーバー　５−２　フライブルク
マインツ　２−１　ホッフェンハイム
レバークーゼン　４−０　ニュルンベルク
ボーフム　１−１　ヴォルフスブルク
ボルシア・メンヘングラッドバッハ　０−１　ボルシア・ドルトムント

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バイエルン　０−０　ケルン

ゲーム内容では「辛うじて」ながら、得失点差を稼ぐような勝ち方をしていましたが
連勝が途切れ急にかげりが見え、また低迷し出したバイエルン・ミュンヘン。
誰も問題点に気づいていないのか、敢えて様子を見ているのか
“チューリップ将軍”は相変わらず自分の思うように（だけ）チームを動かしています。
特にこの数試合の選手起用には首を傾げたくなります。

モンドラゴンの好セーブに阻まれ、得点できなかったとはいえ、
ここで上位に詰められなかったのは後々響いて来そうな予感がします。

【昨日の先発】
バイエルン：
22 Butt - 21 Lahm, 5 van Buyten, 28 Badstuber, 4 Braafheid -
20 Sosa, 16 Ottl, 31 Schweinsteiger - 25 Müller, 18 Klose, 7 Ribery

ケルン：
1 Mondragon - 16 Schorch, 21 Geromel, 3 Mohamad, 2 Brecko -
8 Petit, 17 Pezzoni - 7 Freis, 22 Ehret - 9 Ishiaku, 10 Podolski

交替
46分　リベリー→33 ゴメス（バイエルン）
46分　ソサ→23 プラニッチ（バイエルン）
71分　クローゼ→11 オリッチ（バイエルン）
74分　モハマド→23 マッケナ（ケルン）
80分　エレ→4 マティプ（ケルン）
90+2分　ポドルスキー→14 サヌウ（ケルン）

ゴールはなし。

イエローカード。
31分　ブラーフハイト（バイエルン）、79分　フライス（ケルン）、
84分　ジェロメル（ケルン）、85分　ブレシュコ（ケルン）、88分　マティプ（ケルン）

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【本日のスタメン・交替・得点】
ボーフム　１−１　ヴォルフスブルク
ボーフム：
26 Luthe - 21 Pfertzel (77. 2 Concha), 4 Maltritz, 25 Yahia, 6 Fuchs -
5 Dabrowski - 7 Freier, 22 Azaouagh (89. 20 Mavraj) - 23 小野 -
10 Epalle (65. 8 A. Johansson), 16 Hashemian

ヴォルフスブルク：
12 Lenz - 20 Riether, 5 Ricardo Costa, 17 Madlung, 4 Schäfer -
7 Josue - 13 長谷部 (64. 15 Ziani), 25 Gentner (64. 24 Dejagah) - 10 Misimovic -
23 Grafite (52. 11 Martins), 9 Dzeko

ゴールは
53分　ハシェミアン（ボーフム）
75分　ゼコ（ヴォルフスブルク）

第8節 現時点での順位。
　　　　　　　　　　　　　 　 試合数　 得失点　 ポイント
1　バイエル・レバークーゼン　　 8　　 18：5　　　 20
2　ハンブルガーSV　　　　　　 　7　　 17：7　　　 17
3　シャルケ04　　　　　　　　 　8　　 11：5　 　　16
4　TSGホッフェンハイム　　 　　 8　　 15：7　　　 14
5　1.FSVマインツ05　　　　　　　 8　　 12：13　　　 14
6　VfLヴォルフスブルク　　　　　8　　 16：15　　　 13　　←長谷部在籍
7　バイエルン・ミュンヘン　　　 8　　 13：7　　　 12
8　ヴェルダー・ブレーメン　　　 7　　 12：6　　　 12
9　アイントラハト・フランクフルト 8　　 8：10　　 10
10 SCフライブルク　　　　　　　 8　　 13：17　　　 10
11 ハノーバー 96　　　　　　　　 8　　 11：10　　　 9
12 ボルシア・ドルトムント　　　 8　　 7：13　 　　 9
13 VfBシュトゥットガルト　　　　 7　　 9：10　　　 8
14 Vflボーフム　　　　　　　　 　8　　 9：15　　　 8　　←小野在籍
15 ボルシア・メンヘングラッドバッハ 8　　9：16　　 7
16 1.FCケルン　　　　　　　　　 8　　 5：10　　　 5
17 1.FCニュルンベルク　　　　　 8　　 4：12　　 5
18 ヘルタ・ベルリンSC　　　　　 7　　 6：17　　　 3

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ケルンの堅い守りになかなか得点できないバイエルンでしたが、
それでもチャンスシーンは多く、シュート数もそこそこありました。
最大のチャンスの一つは12分、リベリーのカウンターからコーナーキックへ、
そしてシュヴァインシュタイガーのヘディングシュート。しかしこれはクロスバーに。
　

　　スタンドには重役連中の他、ファン・ボメル一家の姿も。

　　26分、クローゼのシュートはモンドラゴンが止めます。

　　31分、ジェロメルへのファウルでブラーフハイトにイエロー。

　　35分、ファン・ブイテンのシュートはわずかに左。

　　37分、シュヴァインシュタイガーのヘッドはまたも上。

　　39分、ブラーフハイトのFKは直接狙うもゴールの右へ。

　　無得点のままハーフタイム。

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それにしてもハードな戦いです。そしてなかなかに守備を突破できません。
　
　
　

ミュンヘンは相変わらずオクトーバーフェストの期間中、民族衣装姿も多いです。
バイエルン特製の（？）大きなレープクーヘン（生姜味のお菓子です）を持つ人も。
そして明らかに会場でビールを入れて来たと思われる人たちも…
　
　

　退屈な試合に起きていられない…？　革ズボンの一行。
　嫌がらせのように後ろからはビールも差し出されています。
　しかしゴールが奪えないバイエルンの姿になのか
　ついついおまじないを…「トイトイトイ…」

　　ロッベンは一ヶ月のアウト…

後半もなかなか攻めきれず、そしてケルンにも雑なプレーが増えます。
引いて固めつつ、カウンターを狙うケルン。
クローゼが後ろに下がってしまう事も多く見られました。
重役連中・関係者は不機嫌な顔つき。すっかり観戦を止めてしまったビール愛好者達。
　
彼らがこのゲームのすべてを物語っているような…

　
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