ミッドウィークに設けられた国際マッチデーの関係で二日間開催となった
ドイツ、ブンデスリーガの第2節、メインデーの昨日（日本時間では昨夜〜今朝未明）は
2つの時間帯に別れて7試合が一気に行われました。

開幕黒星に意気消沈したバイエルンは、今日もなぜか調子に乗れず苦しみ抜いた末に、
なんとか終盤にルイス・グスタヴォのゴールで勝ち点3を手にしました。
もっと厳しい一戦となってしまったのは宇佐美にとってかも知れません…

また、昨季王者のボルシア・ドルトムントはホームで好調な滑り出しをしたものの
今季は復調を狙うホッフェンハイムに序盤に先制され、
昨日は80分間通してそれを追う、苦しい展開となりました。
ヴァイデンフェラーやフンメルスの、そして審判に怒られてしまった
クロップ監督の焦った表情がこの戦いの苦しさを物語っていました。
香川は先発し、75分にクロップの秘蔵っ子だったジダンと交替しています。

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シャルケの内田、ケルンの槙野はベンチ入りしたものの、出番なしのままでした。
エスニック選手大好きのマガトが去ったシャルケ、フクスの加入もあって
内田には厳しいアゲインストの風となってしまった気がします。

また、メンヘングラートバッハ対シュトゥットガルトの対戦では
メングラ・大津はベンチ入りなし、シュトゥットガルト・岡崎は
ベンチ入りしたものの、出番はないままに終りました。
その他フライブルクの矢野もベンチ入りなしでした。

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※一気に試合があった為、画像は後ほど追加予定。
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昨日の結果：
ヴォルフスブルク　０−１　バイエルン
ホッフェンハイム　１−０　ボルシア・ドルトムント
シャルケ　５−１　ケルン
ハンブルク　２−２　ヘルタ・ベルリン
フライブルク　１−２　マインツ
ニュルンベルク　１−２　ハノーバー

ボルシア・メンヘングラートバッハ　１−１　シュトゥットガルト

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ヴォルフスブルク　０−１　バイエルン
このままドローで終るかと思われた終了間際、
左サイドからオリッチ、そしてリベリーのパスと繋いでグスタヴォが
双方唯一のゴールを決めてバイエルンがなんとか勝利しました。
また、クロースはシミュレーションをとられてのイエローでしたが、微妙な所。

しかしブラッツォは相変わらずエンジン全開でした。
ユヴェントスでは歳月をムダに過ごしたのでは、と感じてしまう程に。
シュヴァインシュタイガーも先輩に手を焼いていた場面も度々見られました。

そして、虎の子の1点を守る為に、守備固めをしたかったのでしょうし、
宇佐美はショックに感じていなければ良いのですが…
バイエルンでは、アラバやオリッチのように骨身を惜しまない選手が好まれるようです。

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【本日の先発】
ヴォルフスブルク：
1 Benaglio -  13 Hasebe, 23 Russ, 34 Kjaer, 4 M. Schäfer - 
15 Träsch, 7 Josué - 2 Ochs, 11 Salihamidzic - 33 Helmes, 18 Mandzukic

バイエルン：
1 Neuer - 13 Rafinha, 17 Boateng, 28 Badstuber, 21 Lahm - 
30 Luiz Gustavo, 31 Schweinsteiger - 25 T. Müller,  39 Kroos, 7 Ribery - 33 Gomez

交替
46分　オクス → 24 デヤガ（ヴォルフスブルク）
69分　サリハミジッチ → 5 ク・ジャチョル（ヴォルフスブルク）
69分　ミュラー → 14 宇佐美（バイエルン）　
88分　ヘルメス → 9 ラキッチ（ヴォルフスブルク）
88分　クロース → 11 オリッチ（バイエルン）
90分+2　宇佐美 → 5 ファン・ブイテン（バイエルン）

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ゴールは次の1つ。
90分+1　ルイス・グスタヴォ（バイエルン）

イエローカード。
42分　クロース（バイエルン）、64分　ラーム（バイエルン）、
84分　ラフィーニャ（バイエルン）

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ホッフェンハイム　１−０　ボルシア・ドルトムント
ホッフェンハイムは元バイエルンのブラーフハイトがフル出場。
なかなかによく働いていい印象を残していました。
バイエルン時代はあまりチームの為になってはくれず、いい印象はありませんでしたが
ここでしっかりと元オランダ代表のプレーを見せてくれれば…と願います。

ホッフェンハイム　：
33 Starke - 2 Beck, 25 Vorsah, 5 Compper, 28 Braafheid - 
6 Rudy, 23 Salihovic (62. 15 Mlapa) - 
16 Johnson (81. 21 Kaiser), 22 Roberto Firmino (69. 9 Schipplock), 20 Obasi - 10 Babel

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ボルシア・ドルトムント：
1 Weidenfeller - 26 Piszczek, 27 Felipe Santana, 15 Hummels, 24 Löwe - 
21 Gündogan (56. 14 Perisic), 22 S. Bender - 
11 M. Götze (54. 16 Blaszczykowski), 23 香川 (75. 10 Zidan ), 19 Großkreutz - 9 Lewandowski

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ゴール：
9分　サリホヴィッチ（ホッフェンハイム）

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シャルケ　５−１　ケルン
ホームのシャルケのチームバスのせいだとかでやや遅れて始まったこのゲーム、
ケルンがペシュコのパスを15mのシュートでポドルスキーが決めて先制したものの、
前半終了間際にレンジングのミスからのフンテラールにPKをしっかり決められ同点に。
後半は勢いに乗ったシャルケの怒濤の逆転で終ってみれば
フンテラールはハットトリック、５−１という大差で決着となりました。

シャルケ：
1 Fährmann - 12 Höger, 4 Höwedes, 21 Metzelder (13. 14 Papadopoulo), 23 Fuchs - 
32 Matip, 10 Holtby - 16 Moravek (68. 18 Jurado), 31 Draxler - 7 Raul (82. 8 Marica) - 25 Huntelaar            

ケルン：
1Rensing - 2 Brecko, 23 McKenna, 21 Geromel, 4 Eichner - 
13 Lanig, 5 Riether - 20 Chihi (75. 25 Matuschyk), 15 Peszko (56. 28 Roshi) - 
19 Jajalo (75. 27 Clemens) - 10 Podolski

ゴール：12. ポドルスキー (ケルン)、42. フンテラール (シャルケ)、
47. フンテラール (シャルケ)、48. ホルトビー (シャルケ)、
59. ラウール (シャルケ)、84. フンテラール (シャルケ)

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ボルシア・メンヘングラートバッハ　１−１　シュトゥットガルト
67分にメンヘングラートバッハがPKで先制したかと思えば、
4分後にはシュトゥットガルトがイーブンにする、という熱戦、
36分にイエローカードを1枚貰っていたブラウヴェルスが80分、
2枚目のイエローで退場となり、残り10分を10人で戦ったメンヘングラートバッハでしたが
今日も好セーブを見せていたテル・シュテーゲンのおかげもあってか
結局は１−１のドローに終りました。

ボルシア・メンヘングラートバッハ：
1 ter Stegen - 24 Jantschke, 4 Brouwers, 31 Dante, 3 Daems -
16 Nordtveit, 13 Neustädter - 11 Reus (83. 14 Marx), 18 Arango -
19 Hanke (77. 20 Leckie), 9 Bobadilla (70. 8 Rupp)

シュトゥットガルト：
1 Ulreich - 21 Boulahrouz, 5 Tasci, 14 Maza, 3 Molinaro -
4 Kvist, 8 Kuzmanovic -
7 Harnik, 28 Hajnal (72. 16 Traoré), 20 Gentner (77. 29 Pogrebnyak) - 18 Cacau

ゴール：67. デームス (メンヘングラートバッハ)、71. カカウ (シュトゥットガルト)

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以下、個人的な思い入れの話になります。

それにしても個人的な話、バイエルンもドイツ代表も世代交替が進んで
好きな選手がほとんど居なくなってしまいました。

今週セレソンデビューしたルイス・グスタヴォは、陰湿な感じがして
（ブラジル人にこういうのも変かもしれませんが）正直苦手に感じますが、
ファン・ボメルの居ない今、ティモシュチュクでは今ひとつ汚れ役になりきれず、
また、時々重要なゴールを決める事もあってグスタヴォは
今季のスタメンも決まりかと納得せざるを得ないのかもしれません。

好きな選手、というのも何かの時に見たプレーが印象に残ってという場合がほとんどですが
今ではなんとなく好きな選手が他チームに多くなってしまいました。
ヴォルフスブルクのベナーリオやジョスエなどもその一人なので、
マガトが戻って来て、ジョスエがスタメンに復帰した事は喜んでいるのですが
サリハミジッチのブンデス復帰は心からうれしく思っています。
なにしろブラッツォのネーム入りのバイエルンユニを買っていますから。
個人的な話、大変失礼致しました！

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第2節 現在時点での順位。　
　　　　　　　　　　　　　 　 試合数　 得失点　 ポイント
1　1.FSVマインツ05　　　　　　　2　　 4：1 　　 6
2　ハノーバー 96　　　　　　　　2　　 4：2　　　 6
3　VfBシュトゥットガルト　　　　2　　 4：1　　　 4　　←岡崎在籍
4　ボルシア・メンヘングラッドバッハ　2 　　2：1 　　 4　　←大津在籍
5　VfLヴォルフスブルク　　　　　2　　 3：1　　　 3　　←長谷部在籍
6　ヴェルダー・ブレーメン　　　 1　　 2：0 　　　 3
7　シャルケ04　　　　　　　　 　2　　 5：4　 　　 3　　←内田在籍
8　ボルシア・ドルトムント　　　 2　　 3：2 　 　 3　　←香川在籍
9　TSGホッフェンハイム　　 　　 2　　 2：2 　　 3
9　1.FCニュルンベルク　　　　　 2　　 2：2 　　　 3
11 バイエルン・ミュンヘン　　　 2　　 1：1　　　 3　　←宇佐美在籍
12 FCアウグスブルク　　　　　　 1　　 2：2　　　 1　　←細貝在籍
13 SCフライブルク　　　　　　　 2　　 3：4 　　　 1　　←矢野在籍
14 ヘルタBSC 　　　　　　　　 2　　 2：3 　　　 1
15 ハンブルガーSV　　　　　　 　2　　 3：5 　　　 1
16 カイザースラウテルン　　　　 1　　 0：2　　　 0
16 バイエル・レバークーゼン　　 1　　 0：2　　　 0
18 1.FCケルン　　　　　　　　　 2　　 1：8　　　 0　　←槙野在籍

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